無料ブログ作成サービス JUGEM
新富えほんサークルそらつくどんさんから手作り絵本「こみずが池」をいただきました!
0

    本日新富えほんサークルそらつくどんさんから手作り絵本
    こみずが池をいただきました!水沼神社の水波女神(ミズハノメ)に関する少女お鶴の伝説

    前年ヒットした映画「君の名は。」の宮水三葉(水波女神から名付けられているという)との関連も強く感じています。

    図書館でも貸し出しはできなかったので、作者のサークルの皆様や緒方さんたちのご厚意のおかげで、

     

    ほんとうに頭を下げても下げきれないほどに感謝でした!

     

     

    水波女神を一家の氏神として強く信仰する僕たち家族としては、一生の宝物となりました!

     

     

    ほんとうにありがとう!雑誌でもそのエピソードとともに、紹介していきたいです^o^

     

    JUGEMテーマ:本心に従って生きる

     

     

     

     

     

     

    | ともくん | - | - | trackbacks(0) |
    本当の邪馬台国の血統とは
    0

      僕の前世は、ひとつは天照彦という邪馬台国の男性王子で、ただしくトヨの神業を守り切れなくて

       

      皮膚をはぎ取られる拷問にあって物部氏の先祖に殺されて死んでいる。

       

      トヨは徹底的に気が狂うまで穢され悪魔の笑いの中で死んでいる。

       

      そして死んだ後も国家体制を作り上げ霊的仕組みを創造すべく利用されている。

       

      天照彦は伊勢神宮の天照大神だが、その分霊のいくつかが、自分の姿をカモフラージュして

       

      遠隔操作式の魂をロボット的に用意し、分身させて江戸時代のごく普通の人生を送った一般女性に生まれてきたり

       

      これはまだ定かではないが、正確であれば渡会氏系の神職の人物、男性だかなどに生まれてきたりなどしているともいう。

       

      渡会氏系の人物だったか、それに縁がある他の人物だったかは完全にはつかめない。

       

      だが基本的には普通人であって、特別なことはほとんどやっていない。

       

      天照彦は皇子だったが、はっきりと教科書に乗るような人ではない。

       

      アマテルというのが通称であり、太陽信仰の延長に期待されて生まれた男だったので、日子・ヒコ

       

      日下の御子と言う尊称

       

      名称が贈られたという。

       

      のち饒速日とされたその男は

       

      一度歴史から殺されて、その姿を都合のいい歴史や政治のプロパガンダにされてきたのである。

       

      相当に絶望意識を持って死んでいて、秦・物部を永遠未来永劫に許せなかったのである。

       

      だが本来は神の分神なので、帰天してからはすぐにそれを理解し、次の神業まで柔らかに受け入れた。

       

      天照彦は天照御霊神だが、その反転はスサノヲであって、その魂の濃ゆい影響を受けているのが出口王仁三郎である。

       

      そしてスクナビコナの働きを加味した神の世界においては太陽神ホアカリとして

       

      最初に救世主と呼ばれた男がナザレのイエスだった。

       

      そのほかに本人が言う通り、確かに釈迦は高橋信次氏になっているという。

       

      これは確実だとおもう。

       

      卑弥呼は一度北九州に封印されて、偽物が一時期収まった。魏志倭人伝に乗っている人物は偽物のほうであって、

       

      この重複が、卑弥呼と神功皇后は同一人物と思わせるかのような、ややこしい日本書紀の記述を生み出してしまう。

       

      基本的には神功皇后もヒミコも同一人物である。

       

      だが、内情は卑弥呼が彼女の部下である女の大臣的神官に大きく裏切られてしまっていて

       

      この裏切り行為と、霊能力を各地で乱用する巫女や神官らの像朱つと造反、霊的戦乱になった結果

       

      日本、当時の倭の勢力図は大いに乱れ、内側から外来勢力であり、国土奪取を画策する

       

      それなりの規模に成長していた秦族の長と契約した葛城系

       

      土蜘蛛の卑弥呼の優遇していた部下ら(これがのちの高姫、下照姫とリンクする)が

       

      バール神、占いを多様に当てたり、大いに予言や予知などの霊野うを与える牛神、バール、バフォメット神と

       

      個人契約して、秘祭を行い邪馬台国の先祖すべて総員を自分の眷属であるヤマタノオロチの生贄に捧げ続けることを

       

      条件にして、すべて売り渡した。邪馬台国の血統は真と雁がある。

       

      京都八咫烏陰陽道、物部一族の血統は贋作(高姫系の饒速日)で、真の血統は古来太陽族(アマテル神族)。

       

      こちらが本物である。偽物は本物の系統を奪取するべくとにかく血ナマコになっている

       

      自分たちこそ世界を統一する計画をいただくため、できることのすべてをやるだろう。

       

      本物の予言者の地はユタになり南九州の天孫族の伝説として残っている。

       

      沖縄に霊能者が多い理由である。

       

      だがしかし、選ばれた血筋と地域から出る能力者でなければ唯一神が許さなかったので

       

      現在の中央地域で出る霊能者は、たとえある程度の余地が当たってもそれは牛神信仰ののちに出るものであり

       

      低級霊を呼び寄せるこっくりさんと同じ原理である。

       

      つまり本来的には当たってない。一部だけが当たるが、各地で大いに外れる不正確さを伴い

       

      多くの偽の予言やチャネリングが出てくる。また中途半端に陰陽師は幻術使いであり、裏の組織や

       

      海外の力を持つ組織と結託して、人々をマインドコントロールしようとしている。

       

      著名人はおおよそ毒牙にかかっていて、自分だけは大丈夫と大半が思っている。

       

      スピリチュアル系の有名人は基本的にこの支配下にある鳥族がしいた鳥居の傘元にある時点で

       

      よほどの超絶能力を秘匿していない限りは神社神道をまともに信仰しているだけで、この影響を受ける。

       

      邪馬台国の血統は神官族だったので今の原初鴨氏の海部氏になっているが、偽物は秦・葛城氏系の女である。

       

      鴨氏は中島・海部氏は本物で、葛城の鴨族はのちの時代の中島家を乗っ取った葛城族の外戚でできた偽物

       

      中島家は全国にいるが、どれも各地の地名から出ていて、尾張氏の先祖の中嶋氏はかなり少ない。

       

      本家は封印され廃絶していて、その前段階にいた日下神族という一族は

       

      松浦国の鏡山辺りに霊的に陰陽師らに封じ込められ、宗像に隠された。日下氏や日下部氏と、日下神族は全くの別物。

       

      日下神族は姓名がなく、家ができる前の古来王統であってその名残などが聖地に残っていて古墳は一応はある。

       

      日下部家と皇統発祥に強烈な縁が深く、皇室の発祥はめくると裏には日下族の存在が土台になっているだけである。

       

      (日下部氏から皇室の三皇子が出ていることや、女神アマテラスのモデルとさえ言われた持統天皇の息子が草壁皇子など)

       

      アマテルの神霊はアマテル神社に押し込められ

       

      日向国のミカド神社・比木神社・華智王の伊佐賀峠などに古来の邪馬台国王族は封印されていて

       

      表向きカド族関係者のように思えるようにして嘘でカムフラージュされている。

       

      アマテルの力を利用して天照大神という存在が表向き擁立されている。

       

      アマテルは天火明命として表現されたのち、歴史上の人物としては饒速日ということにされて

       

      岩戸の中に封印された。

       

       

       

       

       

      JUGEMテーマ:スピリチュアル

       

       

       

       

       

       

      | ともくん | - | - | trackbacks(0) |
      立岩大皇神の伝説
      0

         

        http://m-shinsei.jp/modules/gnavi/index.php?lid=404

        諸塚神社(もろつかじんじゃ) 
        当社は、九州山地の中央部の山岳地帯、耳川の支流七ツ山川流域に位置する。勧請年月は不詳であるが、一説によれば桓武天皇の御代(781〜805)、西海の方へ白旗が飛び去った。これを神掛の者に問うたところ、「吾は日向国旧杵之社諸塚神社也」と答えた。坂上田村麻呂を勅使として日向国に差下し、宮社を創建すると伝える。
         また、一説には昔唐土の大代大八という者、この地に来りて岩窟に入り、籠居二十一日遂に出ず、里人祠を立ててこれを祀り、諸塚大白太子大明神、又は諸塚大白山大司大明神社と称したと伝える。(七ツ山神社明細帳1890年)。
        本村の神山諸塚山(イザナギ・イザナミの神陵と伝えられる)の山頂には、空木ヶ原に西の神前・赤木ヶ原には東の神前と称して、山頂の諸神を遙拝する場所があり神社があった。山頂は古くから修験道場として信仰の霊山であった。
        西の神殿は焼失し、東の神殿は明治四十三年十二月十九日に現在の社殿に諸塚山山頂より移転した。明治三十九年国の勅令によって神饌幣帛料を供進すべき神社の指定を受け、郷社七ツ山神社の社格となった。その後大正十四年、旧称七ツ山神社を諸塚神社と改称する。
        現在山頂には東の神殿跡に、諸塚神社元宮を平成二年に建立している。その傍らには神武天皇御遊幸記念碑が、紀元二六〇〇年を記念して建立されている。(昭和十六年)
        当社の下流に立岩大明神があり、その昔、川沿いにそびえる高さ数丈なる子持岩の下に数畳敷きの窟があり、天之御中主命をお祭りしていたが、年代不詳の大洪水で大神の御霊代は栂の節に乗り、美々津に流れ着いた。村人これをとりおくも、尋ね来たる者なくつとにここに奉斎せり。いまは大神を諸塚神社に合祀せり。立岩の里人今も栂の節を焚かずとの言い伝えあり。その岩が昭和三十一年一月十日午後一時頃、大音響とともに割れて落ちた。現在はその上に大明神をお祭りし、秋の大祭では御神幸祭の御旅所となっている。
        〜祭神〜

        天之御中主命(あめのみなかぬしのみこと)
        国常立命(くにのとこたちのみこと)
        国狭槌命(くにさづちのみこと)
        泥土煮命(ういじにのみこと)
        沙土煮命(すいじにのみこと)
        豊斟渟命(とよくむぬのみこと)
        大戸道命(おおとのじのみこと)
        大戸辺命(おおとべのみこと)
        面足命(おもだるのみこと)
        惶根命(かしこねのみこと)
        伊弉諾命(いざなぎのみこと)
        伊弉冉命(いざなみのみこと)
        大山祇命(おおやまつみのみこと)
        品陀和気命(ほんだわけのみこと)
        少彦名命(すくなひこなのみこと)
        大日孁貴命(おおひるめのむちのみこと)
        建速素盞鳴命(たけはやすさのおのみこと)
        大鷦鷯命(おおさざきのみこと)
        天太玉命(あめのふとだまのみこと)
        息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
        事代主命(ことしろぬしのみこと)
        天明玉命(あめのあけだまのみこと)
        天神魂命(あめのかんみたまのみこと)
        天饒速日命(あめのにぎはやひのみこと)
        天表春命(あめのうえはるのみこと)
        天下奉命(あめのしもまつりのみこと)
        淀姫命(よどひめのみこと)

         

        すべて大本教の祀神と同神であるとおもう。

         

        すべての信仰が始まった立岩神社周辺のルーツは、この諸塚神社の

         

        立岩大明神のアメノミナカヌシが耳川に流れ着いたところから始まる。

         

        耳川は小丸川のことでもあるともいう。高鍋藩の港が、神武天皇のお船出した地なのである。

         

        一時期このアメノミナカヌシは立岩神社で祀っていたのだという。

         

        そしてどういうわけか淀姫と饒速日が並んでいる。

         

        淀姫は佐賀の神様ではないか。

         

        それがどうしてここに?

         

        私の母の実家の氏神は、松浦の淀姫だが同時にアメノミナカヌシを祀っていて、牛鬼退治伝説がある。

         

        最初に助けてくれた霊能者の老婆は、立岩大明神の家の隣の人だった。

         

        立石神社(たていしじんじゃ)

         

        当社は、西郷村の北部、耳川中流域の北岸に位置する農山村地帯に鎮座する。本社には旧記の類所属せず、そのために由緒を詳にしないが、永禄元年(1558)の創建と伝えている。往時より若宮大明神と称したが、明治四年十一月、他の神社を合祀して立石神社に改めた。
        また本社は天領の地として美々川を下る諸々を監視したとの言い伝えもある。

         

        大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)
        国常立命(くにのとこたちのみこと)
        天津彦根命(あまつひこねのみこと)
        天穂日命(あめのほひのみこと)
        天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
        活津彦根命(いくづひこのねのみこと)
        熊野櫲樟日命(くまぬくすひのみこと)
        田心姫命(たごりひめのみこと)
        市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
        湍津姫命(たぎつひめのみこと)

         

        耳川を守る監視の神も国常立命。

         

        のちに出会った霊能者の方の二人目は、立石さんだった。

         

        この方もすごかった。江原さんが著書で自分よりすごいと認めていたほどなんだから。

         

        江原参考人の霊能者は、日本では美輪さんと木村さんと、立石さんとかくらいではないだろうかと感じます。

         

        それほどの人なのである。巷の霊能者家業をしている人が全員集まっても、立石さんにはかなわないと思っているほどである。

         

        立磐、立石の力は小丸川、耳川を守るパワーだったということだ。それは同時に国常立命系の力だった。

         

        驚くほどに多くのことを教えられて、そういうことがなぜわかるという関心の連続だった18歳のころを思い出す。

         

        そののちに大本裏神業の延長に、竹鳩神業があるということを知り

         

        竹鳩地区での神業の日々を送る。竹鳩は小丸川そいにある。

         

        小丸川の真の神は、淀姫だと知っていたが、どうして耳川の源流に実際淀姫があるのか

         

        立岩大明神周辺のミカド神社や、華智王の存在。日下神族の邪馬台国伝承は本当だった。

         

        饒速日が磐船に乗ってきたのも、宇宙船の名残だ。私も宇宙人系の体験は、実は間接的に、なのだがあるのである。

         

        だがこれもやはり、この矢研の滝と尾鈴山が軸なのである。横尾忠則もこの滝は好きだったといい絵のモデルにしたと言う。

         

        まあ実際に宇宙船の話を前に持ってきたいわけではないが、そういう神霊的な意思はあるとおもう。

         

        古来の治世者は、淀姫の存在を知っていて、わざと古来の磐船、天孫のオーバーテクノロジーを

         

        天孫降臨以前の地に隠し、大祓四柱とハヤアキツヒコの神霊で覆い隠して

         

        封印したとしか言えないと感じる。だがアメノミナカヌシ、国常立命はそれを知っていて

         

        岩船の残骸か、霊力としては耳川まで下って立岩神社に祀られていたのだ。

         

        それに耳川のほとりには、織物をする女性の姿が現れるという。

         

        瀬織津姫・・・。それとハヤアキツヒコ。

         

        秋津彦そのものは主神として、菊理姫とセットに私の家の父の働く自動車会社の氏神であるが、それも高鍋藩だ。

         

        高鍋藩は、とにかく何かを古代にあったことの延長として隠している。

         

        それだけは強烈に感じてしまうのである。

         

        福智王はもともと福智山が富士山の名前だったことと、コノハナサクヤ姫、妻大明神の鎮座地であったことをにおわせる文献からも

         

        富士浅間山の神の系統、葬られた皇子も富士の王という意味あいだったとわかっている。

         

        富士は晴れたり日本晴れ。というあの日月神示である。その弟華智王と真横にある饒速日の磐船黄燐伝説。

         

        その霊言から始まった僕の天華ともの大開花アクション。

         

        天華ともは天華智、実の名前は智史だが、華智王は饒速日だとすると

         

        神夢で”天華”という姓が神に与えられたものだったと教えられ、その由来がとても納得がいくのである。

         

        そしてそれが表向き、大国主として封印され、公式の出雲大社よりはるか前の墓としてオフィシャルに認められていた・・・。

         

        そして本当の予言者というのも、この川の立岩大明神の目前に住んでいる霊能者、この女性しかいなかったように感じている。

         

        僕の竹鳩地区の実家の氏神もまた、この大国主と福智王であった。

         

        幼少のころの体験。

         

        この魂を護る龍女が、天井絵画から抜け出す伝説があって、これが小丸川の神なのである。

         

        青龍が、小丸川の護り神。

         

        そう、瀬織津姫は今も生きている。

         

        そして、蒼き竜は僕の隣にいる。

         

        この土地でまた何かが始まろうとしているのである。

         

         

         

        JUGEMテーマ:スピリチュアル

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        | ともくん | - | - | trackbacks(0) |
        新車を購入しようと決意(最近のこといろいろ)
        0

          ここ最近移動手段を自転車から原付に変えようと思った。

          その際気になったのが中古のNS−1のピュアレッド。

          右がこれまで乗っていた兄が命名してくれた「アマノハナモービル」笑

          カラーは真っ赤でメットも赤。ほんとはピンクも好きなんだけど、

          ピンクは女の子の色だから、いいとしなので自制せいとのこと。

          ピンクのN1は脳内がちょっとおかしいかもだからね。このスポーツレプリカには赤のほうが美しい。

          実はともくん以前まで原付のベンリィ50に乗っていて、それも赤だったんだけど

          そのあと病気しちゃって今があるから、バイクが怖くってね。

          乗り物はもう徒歩か、電車か自転車だけだったの。

          でもうなんかエコだからってこともそうだし、震災以降からだから

          自転車しか乗りものじゃない!とおもってて、お兄さんがバイク乗りだけど自転車乗りだから

          相談したら、「アマノハナモービルを用意しているんだ」

          といわれて、ピンクのともくん専用機をプレゼントしてくれた笑

          みんな車に乗ってて、さすがに自転車で永遠に通すのも・・・とおもい

          バイクに乗り変えることに。

          原付でこのタイプはもう化石という。しかし、たまたま新車同然に改装してあるのがあった。

          磐船神社あたりから神力を搭載してみてもいいんじゃないか?とおもっています。饒速日だけに。

          ちょいちょい無難なところを改修してくっつけていくかもしれません。

          アマノハナモービルと併用して、各地のスポットをめぐる足になるかもしれません。

          西都か速川神社にこれが止まっていたら間違いなく僕です笑

          週何度もいこうと思うから。

          そんなわけでたのしみや〜

           

           

           

           

           

           

           

           

          | ともくん | - | - | trackbacks(0) |
          KUSAKA SAVIOUR 怨念タイカヤマト
          0

            生まれ持ってかれは輝きであった。

            光り輝きたいという願望はなかった。

            ただほかの者に与えてゆくほどそれは輝いた。

            輝きとは体質だった。

            だがしかしそれがほかの人々にはうらやましく映ることはしばしばあった。

            それは自分の望みでも願望でもないのに、そうなってしまうことを

            呪わしく思うことは多かった。

            無意識に発光してしまう彼の名を あまてらす といった。

            人前に出ると輝いて人の目はつぶれてしまう。

            おまけに人の見にくい部分があぶり見えてしまう。

            そのせいで何度嘔吐してしまったか知れない。

            完全に白くなければいけない。そうでないと認められない。

            それがあまてらすの 精神だった。

            そのために、最初から白のため、墨汁のようなものでも認められなかったのである。

            すべての人々とのかかわりの中でじぶんがそうしたちから

            多くの神々には、潔癖症の暑苦しいやつといわれていぶかしがられ、いじめられた。

            そしてあまりに輝いているので、宇宙一輝く神として憎しみの対象となった。

            自分は相手に意地悪したわけでないのに、憎まれる理由がわからない。

            完全愛を見つめていく中で、自分のそうした性質を嫌いになってしまった。

            鏡で自分の顔を見ると、白さで目がつぶれそうになる。

            一人でいると、自分の姿が見えない。

            そんなあまてらすにとって、自分の輝きがコンプレックスになった。

            その輝きをつぶしたいと考えた彼は 母親に願い出た。

            あの星に私を降ろしてください。

            そのあとで、あまてらすがゆびさした惑星、そこにはこういう文字が書いてあった。

            「うじむしのほし」

            お母様、僕はあの蛆虫の星というのに行きたい。そこでならば僕は自分が何をすべきかわかるはずだ

            母親はそれを快く承諾した。

            なぜアマテラスが蛆虫の星に降りようと思ったかは、アマテラス自身が多くの悪意を持つ人々の希望となり

            世界を照らしてゆくということ

            母親の想像した、自分よりも愛した人類という者たちのいるあの地球

            その世界をあまてらすもさらにいい世の中にしたいと考えたからであった。

            アマテラスには嫉妬という感情がなかった。だから、嫉妬って何だろう?憎しみとは何だろう?すべてわからなかった。

            疑似的にでいいから、喜怒哀楽くらいは人間というものと同じように体験できたらいいな

            母に頼み込み、人間に化ける能力を授かった。

            それこそ忠実な肉体を、それこそ完璧な声を、髪の毛を、目を、すべてを

            人間の感情を義手義足と同じ原理で母からもらった。

            これがいかりっていうのか、これが・・・かなしみか・・・

            パチン!あ、おかあさま・・・

            「あんたは不条理を学ぶ必要があるわね。人間として勉強しなさい。そして

            いくつかの感情ではなく、もっと人間らしさを学んで人間として化けられるようになれ。」

            あまてらすは 光の神は人間の王子天照彦という太陽の化身として

            大和の子として生まれることとなったのである。

            あまてらす、 地獄に落ちていらっしゃい

            あまてらすを見送った母親の神は、アマテラスを見送った後で、

            気が狂いそうになるほどの絶望におちいり半狂乱となって、なにもできなくなった。

            「私は地獄に落ちるより苦しいわ」

            あまてらすの足元には、多くの手があった。それは救世主を待ち望むテ・・・・・?

            地獄の新入りだ…・・・・・・・・・・・

            そこには決して歓迎という二文字はない。

            こいつを引きずり下ろしたい。

            憎しみの手だ。

            ほくそ笑むサタンがアマテラスを見つめつぶやいた

            決着をつける時が来たな 兄弟

            今すべてが始まった

            「ヒミコ様!これを」

            中国からの使者がやってきているという。

            そこには漢より授かった100枚の銅鏡があった。

            「使いの者を呼びなさい。天照彦をこさせなさい」

            「いかがなさいましたでしょうかおば上。」

            「これらの外交はすべて茶番であることは私もわかっていたことだ。

            ヤマトの情勢はますます悪魔たちに侵されつつあります。今後のこともすべてヒコにだけは伝えておかなければ。

            これをもちすぐさまマツラ国に飛べ。」

            ヒミコが大切にしていた金印は

            カンノナノワノコクオウ。これは史実に乗っていた卑弥呼の金印ではない。

            西暦57年、中国よりもらった金印は北九州の王朝のものであった。

            親魏倭王の刻印、それはヒミコが葬られた後のねつ造品。

            ヒミコは本来北九州の安曇王権との縁が深い尾張王権の女王だった。

            はるか古代から最初の王、安曇国のスサノヲに始まる神の国日本は統一がなされ

            ヒミコの国家和合も歴史の認知よりもはるかに速かった。

            朱色なラインに紺色、金色の色とりどりの衣に身を包んだ女王が

            高天原の力を日本の国家統治に取り入れていた。

            日本は事実上神が世界で最高に守るクニだった。

            そのため外交も問題なく行われ

            国益に障害が出たことはなかったのである。

            目の前には鉄の剣があった。

            「ヒミコ様、これは・・・・」

            「おまえも25。そろそろこれを渡す時が来たようだ」

            「これは草薙の剣という。お前を誕生する以前から守っていた

            竜なるヒメ様の愛のこもった救世主の剣である」

            これで国家を統一しろとでもいうのか?

            「この剣を発狂するまで拝み倒せ。それまでこの神殿を出てはならぬ。わたしは鏡に私の魂を入れられる日が来るから、その時お前の前に現れる。」

            ヒミコは鏡をみつめながらいった。

            神にもなれる、獣にも化ける

            それがこのたった二枚だけのとある”鏡の存在”。

            「ヒミコ様、2枚のみの鏡とは・・・」

            「すまぬな。未来の話だ。私と会話しているといつのことかわからない時が多々あろう。」

            その男、周囲より呼ばれるまたの名を天照彦といった。のちに饒速日という称号を授かるようになる

            大和の王族の息子でありこのとき女王ヒミコよりクサカの剣を授かる。

            天照彦はこの時は全くと言っていいほどのボンボン。

            弱虫といわれながら育ったが、義侠心は異常に強かった。

            天照彦は不審そうにしながら

            ヒミコが授けたクサカの剣を見つめた。

            するとその剣が青く光り輝き

            目の前に一人の少女の姿が映る「オマエハダレダ?」

            「わあ!でた!怪物め!」天照彦は腰を抜かしてのけぞったが

            側近の白い着物を着たやたら口の悪いタカという官女の目にそれが止まり

            驚いた様子でかけよってきた。「ワタシヲモッタモノハキガチガッテシヌゾ」

            剣は激しくそう言い放ち天照彦を拒絶した。

            「天照彦様はまだ多くの修業をヒミコ様のように積んでおりません。伯母上様のように神に認められるまでは

            鍛錬がはるかに遠い道のりということでしょうか。」

            「あんたははっきり言うねえ。俺はこうみえてもこういう時にいちばんつよいんだってば」

            天照彦は無理に剣に近づこうとして剣を持つと

            人格が豹変し、「小僧、貴様ああ!」と何かが乗り移り

            発狂し、意識を失った。

            ひいいいいいいいいいいいいいい!

            天照彦の地獄の修業が神殿で始まった。

            剣の中には何かが宿っている。この力と真剣にぶつからなければ

            俺はきっと食われてしまう。乗っ取られて、殺されてしまうことだろう。

            この大和を救いみんなを幸せな世界に導くためには

            神様が降りたこの剣をなだめ何とか認めてもらい

            それに見合う王子に育たねばいけない

            そうおもい剣に話しかけようとした。

            「剣よ、さっきは本当にすまなかったよ。わたしはあなたのことを何も知らないのだ。伯母上のように私もならなければいけない」

            「・・・オマエ、ワタシデカワヲハゲ」

            か、かわあ?!

            かわって俺の皮膚か?

            ・・・・・
            ・・・・・・・い、いやだ!冗談ではない。それが神の命令でも僕は言うことを聞けない。そんなことなら逃げたほうが

            この剣本当に神なのか?神の名をかたる悪魔なのではないか?

            こんなガラクタに大和を操縦させていいのか?天照彦は疑った。

            「ソンナモノデオウジカ」

            剣に冷静に忠告され、タジタジしていると

            「やめて!天照彦様」と少女の意識が飛んできた。

            おれだって、おれだって逃げるわけにはいかない!

            天照彦は少しだけだったが草薙の剣を奪い取り、自分の腕に突き刺した。

            そして生々しく自分の皮膚を、ほんの少しだけはぎ取った。

            激しい叫び声が館の中に聞こえた。

            血しぶきが飛んだ。

            「ホントウにヤルトハ、バカカオマエハ」

            「おれは、言われたら直角にやる男なんでね・・・・・・・・冗談が通じないんだよ。これでいいか?」

            「ココロイキハミトメルガ  コゾウダ オマエハ 」

            拒否された?そう思った瞬間

            剣は宙に浮き

            胸に突き刺さった。

            そして消えてなくなった。

            ヒミコが戻ってくるころには

            照彦の左胸に北斗七星のあざができていた。

            「青き龍さまがおよろこびだ」

            ヒミコはそういうと、天照彦の腕が負傷していることに気づく

            この子、まさか・・・・・・・・・・剣に試されたの!

            草薙の剣に試されたら最後、無茶そのものな試しを受けることはよくある。

            死後地獄へ落ちることを許可されたり、何万人の兵士に一人負けることを予告されたり

            手にした人々はろくな目に合っていない。剣と会話したのか。この子は・・・

            ヒミコだけが草薙の劒のことを理解しているつもりだったが

            この劒の中には、地獄に封じられた姫神の悲痛の声が聞こえる

            この神は、我らが先祖。万物の大自然そのもの宇宙に宿りし絶対の神。

            天に昇り天照彦の名を与えてくれた大和の大神であったのに。

            何をお考えか。青龍である姫大神よ

            天照彦が気づくと心配した12歳になる少女トヨ(イヨ)が看病していた

            「天照彦様!傷薬を持ってきたから。もうこれ以上無茶しないで」

            目に涙を浮かべるイヨに天照彦は安心感を覚えた

            「なんだ、イヨか・・・・・・・すまない。俺としたことがなんだかむかついちゃってさ。

            でも、きっとあれを持てるのは俺しかいない。劒と分かり合えた気がしたんだ」

            「男の人って本当によくわからない!」

            ふん、人の気も知らないで

            と言いたげなイヨをみてかわいい妹と会話しているような、不思議な気分に天照彦はなっていた

            俺ではなく、この子が後を継ぐのであろう・・・

            天照彦はそれを願っていた。

            俺はこの子が後を継ぐのを補佐しよう。

            それで動けなくなった時や外交の時守ってやるんだ。その時のために

            あの劒とどうしても分かり合わなければ、大和はもう持たない時に来ている

            俺がしっかりしないとダメなんだ・・・・!

            「おれ、なにがあってもオマエを守るつもりだからね。オマエは俺の妹のようなもんだろ」

            イヨに天照彦はそう告げる

            恥ずかしそうな顔をして素直にイヨはそれを喜んだ

            「そんな軽いことを誰にでもいうと、はしたない男だと思われますよ」

            イヨの気持ちは天照彦は気づいていなかった。

            天照彦は部下の男たちとともに攻め込んでくる一段を託宣と神とのつながりで

            一気に暴風林を巻き起こし

            寄せ付けない、多くの人々との刃を交える交戦ではなく、人々に殺傷を与えない方法で

            円満に霊的に攻撃し収めてゆくという兵法を得意としていた。

            大和という国には、何やらとんでもない大化け物がいて

            とんでもない妖術使いの一家がいるらしい。

            彼らは日の王子に秦星の光を奉じる竜の王家の神がかり集団。

            攻め込もうものならば入り口で神の怒りに触れ、誰一人として

            傷一つつけて侵入できたものはいない。

            あの国は呪いのような力で守られている。

            それも、あの国を守る宝が関係しているらしい

            それがまことしやかにうわさとなっていた。

            ヒミコが死去し、次の代をトヨが受け継いだ。

            トヨは13歳で天才的な霊力を持つ少女であった。

            まさしくヒミコの生き写しだった。

            イヨにはヒミコ以上に剣に宿る竜を見る力があった。

            だれもいないのに、なにかたのしげに話していたり、劒と親しげに笑って話していることを守り人が見掛け、心配した。

            イヨ様は、劒に魅入られているのでは・・・・・・・・

            そういううわさが流れたが、イヨは明るく劒にこう返した

            「あなた歌も歌えるの?」

            イヨの目の前にはイヨとそっくりな顔立ちの角の生えた青い瞳の少女が立っていた。

            「イヨや。わしはお前にだけはほんとうのことを話そうとおもう。

            あのバカ(天照彦)は頑固者でちっとも成長しとらん。 まだまだオマエよりも力は弱い

            瀧に私を連れて行ってくれまいか」

            喜んで、姫さま

            姫神はヒミコ以上にイヨに神霊としては

            姿を現していた。

            (姫神様。もし、もしね・・・もし私の願いがかなうなら あなたと一つの魂になり、生まれ変わって天照とまた出会いたい。

            そのときは王族としてではなく あの人と家庭を作りたい)

            それはささやかなイヨの願いだった。

            姫は「いいよ」 と笑って答えた。

            だがその願いはかなうことのないまま、無残な結末を迎える。

            あるとき天照彦のいる草壁王朝 竜の宮

            孤島に攻め込んできた一団に島そのものを不法占拠されてしまう。

            圧倒的な軍事力で身を固めた集団が大和に進行していることを草薙の劒の一連の騒動のスキをついて

            守り生きることができなかったのである。

            それも草薙の劒を欲した内部の者の密通によるものだった。

            草薙の劒の神霊がイヨと遊びに出かけているとき、イヨが拉致されてしまったのである。

            天照彦は血相を変えて馬に飛び乗った。

            「伯母上!私がこれを止めなくては・・・・・…!」

            頭が真っ白になった天照彦は、川の向こうにいるイヨを助けに行こうとする。

            はっはっはっ!と息遣いの粗い声がはあはあ聞こえる。男性のものだ。

            「やっ!いや!やーやめてっああっ!」中途半端に声のボルテージが上がる少女の声。

            「へへへ!こんな娘おまえんとこのガキと同じ年くらいじゃねえか?気持ちいいなあ!なあ?」

            「やー!王子ー!」女の子の鳴き声が聞こえる。天照彦が駆けつけた時には彼女は息絶えていた。

            目の前には敵の兵士に凌辱された彼女の亡骸があった。

            とかくには櫛があった。イヨは天照彦に見つかったときに、自分のプライドが辱められないように

            自分そのものを終わらせて死のうと思ったのだった。自分の陰部をついて自殺していた。

            「あんんだ?大和の兵士か?おい、殺せ」

            くっそーーーーーーーーー!

            今まで愛していた、信じていたすべての者たちが木っ端みじんに腐ってゆく、足音を立てて崩れていくことを

            思い知った。

            発狂しかけた天照彦に体の内側から得体のしれない力がおこり

            周囲の風の動きが止まった。

            「ここから消えろ!」

            天から雷が敵の兵士たちに落ち、彼らはそこから時空ごと異次元へと飛ばされた。

            「・・・・・・・・・・うわあああああああああああ!!!!!!イヨおおおおおおおおおおおおおお!」

            天照彦はイヨの亡骸を抱きしめて泣き叫んだ。

            自分の愛していた家族を失った。自分の能力の覚醒を驚くことなどなかった。

            そんなことよりも、目の前に家族が死んでいること。

            もうこれ以上立ち直れそうもない絶望感を襲った。

            だが、絶望はさらなる永遠の絶望を呼ぶ。

            そう思うもつかの間

            自分たちの言う王宮が襲撃されていることを知る。

            戻るころにはすべての人々が惨殺されていた。

            うそ・・・・・・だ・・・・・・

            ウソだウソだウソだ冗談だ!

            草薙の劒は、我らが大和の守りはなかったのか!

            はっはっは!おまえが大和の王子か まだたいして女も知らんような”ただの草”め。

            ここにいる者たちは全員わたしが私のものにさせてもらったぞ。

            おまえたちの草薙の劒はもうすでに我々のものなんだよ!

            その中の神も、はるか古代よりな!

            そこに牛のような化け物の影が見えた。

            なん・・・・・だと・・・・・・・!

            草薙の劒は、おれなんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

            天照彦は全力でさっき覚醒したばかりの超常的な力を開花させて

            その悪魔(サタン)のようななにかに 全力でぶつかっていった。

            天照彦の横には残像になり瀬織津姫が表れていた。絶対に許せない・・・・・・・・!

            そういう怨念が彼女の顔からは見受けられた。

            (おっとこわいこわい♪ きみたちの神様の国は、ぼくちゃんたちがペロッといただくよお♪)

            炎が燃え盛る中で、照彦以外の人間たちはすべて死体となっていた。

            天照彦は捕虜となって、残った王宮の神官や巫女たちも同じ待遇となった。

            自分は関係ないというもの、助けてくれたら何でもするという重臣が出るかと思ったが

            以外にもほとんどそういう裏切り者は出なかった。

            大和の首脳陣は、こんな時に至っても、お前たち

            天照彦は神が守るクニに生まれたことをこれまでは誇っていたが

            この時だけは、君子の国といわれた自分の国に付きまとう霊異を呪ってしまった。オマエたちなんで裏切らない。

            おまえたち、どうしてこれまで・・・・・・・

            「私たちはどんなことがあっても天照彦様についてゆきます。クニが相手に取られても、王子は太陽の子です。」

            「すまない。俺はもしかしたら神に見捨てられたのかもしれない。俺は、太陽の子じゃないんだ・・・・・・」

            この国が、悪魔の手に渡っただと?!イヨだけではない

            草薙の劒は、すでに奪われていたのか・・・・!俺は、何にも守れなかった

            「ええと・・・・・・まあまずここの家畜のような巫女どもは全員慰安婦にするか、たのしみだなあ」

            女性たちは公然と醜い卑劣漢そのもののような男たちに連れていかれ、それを助けられるものはいなかった。

            向こうの小屋からは悲鳴が大きく聞こえてきて、できればこの現実が夢であってほしかった。

            「男たちは半分殺して、 役に立たないものは拷問して遊ぶか、矢を効率よく的中させる的にして遊べ。神官は」

            神官?ああ、シマコたちのことか。浦中ノ島にいるシマコ。

            天照彦の親戚はどうするかといえば、抵抗することもできず怯えにおびえていた。

            捕虜となって絶望していた天照彦に

            一人の神官シマコという無二の友人の男が

            「天照彦様!もうこの国はおしまいです!イヨ様も・・・・・我われは、あなたと一緒に死にます!

            舌を抜かれてもむごい目にあっても構いません!この命あなたと共に貫き通す所存でございます」

            いや、それはやめろ。お前だけは生き残れ!

            天照彦はシマコを制止した。天照彦はシマコというニックネームがあったが、

            自分と対等の友人という愛着を感じていたため、自分の血を引く家族の中の一人を弟分と思っていた。

            「俺は浦の中のシマコなら、おまえは浦の崎のシマコだ。」中の島で、天照彦は自分の弟ということで、彼をシマコと呼び子供のころから遊んだ。

            17歳のシマコは、非常に優れた霊力を持ち、彼も人間的に天照彦が信頼する人物だった。

            基本的に首脳的な霊統を持っているとされたヒミコを輩出した王家神官の一族は、浦の中のシマコとされるものは天照彦

            その親戚が、祭拝を本格的に書記のように学び大和をサポートしてゆく期待の若者

            浦のシマコであった。ほぼかれらは兄弟だった。

            「シマコ・・・・・・・私はそなたに依頼せねばならぬことがある。

            申し訳ない、もうこの国を代表する男は私しかいなくなった。本当に私一人だけで突っ込もうとおもう。

            だが、この国を守るのが私の王子としての義務だ。それを神に約束したのだ。

            誰も守れなかった。だからこそ、シマコ。この国を奴らに完全に私物化させてはならぬ。奴らの犬になってもよい。この国の第2位になり

            奴らに私を売り飛ばしてほしい。そしてそのあとであなたがわたしだったということにして

            子孫とともに私たちの生きていたことをどうにかして語り継いでいってほしい。そしてそしていつか必ず

            私はそなたとともに再び、この国を、劒を取り戻す!」

            「天照彦様・・・・・・・・・・・・・・・・あんた、ばかだよおおおおお!おれもばかだけど、あんたはおおばかだああああ!」

            シマコは本音で、手が出てしまった。

            顔にあざができた天照彦は泣きながら、ただただ謝り続けるのだった。

            「俺は忘れないよ。天照彦様と、王子と一緒に馬に乗った日のことを。実は俺はイヨのことが」

            「イヨは、足を引っかけて死んでしまった。奴らにつかまらなかっただけ、幸せだ」それはバレバレのウソだった。

            そこにおとづれた悪魔の力は、空に向かって大声で笑い声をあげた。

            その力が闇となり、カラスとなった。カラスが大量に飛び込んできて、敵勢力の王に憑依した。

            あ、あれが・・・・・・・

            影が憑依した先には、ジンムという男がこっちの存在に気づいた。

            「大和の王子。わたしは百済からきたイワレヒコというものだ。

            そなたも日の王子だろう。互いに名誉にかけて最後の試合をしはしまいか。それがそなたたちの国のやり方だと思うが」

            なるほど、最後は花を持たせて殺そうというのか。それが思いやりというやつね。

            ふざけるな。こんなことで、何が礼節だというのだ。

            これを神が許しているはずがない。

            ・・・・・・・・天照彦は驚くべき光景を目にしてしまった。ジンムは草薙の劒を手にしていたのだ!

            あ、あれは。。。卑弥呼様の、伯母上の!

            「我々の部下がそなたの姪だか妹だかに失礼をした。許してほしい。さあ行こう。劒の切れ味を・・・・」

            部下が失礼をだと?


            お、おいおい

            違う、神の使う劒はそんなことのために使うんじゃない!

            俺たちの国では本当に王が使う劒は・・・・・……

            国を守るために、神を降ろすためにのみしか使ってはいけないのだ!

            その剣を、お前たちは・・・・・・・・・・・・

            絶対にそれを争いの色で染めてはいけないのだ!

            「そんなことだから、国一つ守れないのじゃ」脳裏に少女の声がこだました。

            「オマエのこの時の地獄の思いは捨てたらいかんぞ。天照彦。どうか忘れないで。

            この時の気持ち。この時のすべて、永遠に焼き付けなさい………!」

            天照彦の体からすべての力が抜け、彼は無力となってしまったのだ。

            その力は天に青い竜になり天高く飛び、それは天照彦ではないシマコを選んだ。

            「オマエはのちの時代大きく姿を偽り天照大神と呼ばれることとなる。シマコを私が守ってゆく。

            だからお前はすべての相手の国の罪を背負うのだ!」

            天照彦が全力で走っていくのもつかの間、ジンムと戦う以前に敵兵によって槍で四方八方につき抜かれた。

            「神よーーーーーーーーーーーー!」

            天照彦は、自分が神に見捨てられた。という思いでいっぱいになった。

            だがしかし、それが大いなる天が計画したことであることを、ヒミコの言葉で悟った。

            「くさかという言葉の意味を知ってる・・・?

            太陽は熱くすべてのものを照らします。

            天に輝いている太陽は、一つしかないわね。

            でも、その恵みで育つのは、一番低いところにある

            この草のことよ。

            草の冠をかぶれるほどに身分の低い面持ちで、いのちの恵みを

            王家の誇りとするときにこそ

            神の心もわかる。

            すべてのものに宿る草の神は

            最も美しくただしい太陽の神。

            私たちの国は神の国。だからそこで起こることは、何一つ意味がないことはないのよ。

            それがどれだけ理不尽で、どれだけ理解できないことだったとしても。」

            この世界はすべて必然で完全にできているんだ。

            だが、伯母上様

            私にはわかりません。

            わたしには本当にこれが神の意志なのか、それとも

            「この国は神の国ではない、偉大なる悪魔が支配していた妖術使いの国だったのだ!

            この国は我らが聖なる天の子孫が継承した!天の子孫の行動によりすべては洗い清められ

            永遠に国家は安泰するだろう!」

            よくみると、ヒミコ・・・・・・・・・・・違う!

            天照彦は衝撃を受けた。

            最初ヒミコや自分をかばうこともあった日の巫女集団の一人である

            タカという女性、彼女だけはイワレヒコの隣にいることを。

            土蜘蛛族出身者だとは聞いていたが、内通していた?どうしてだ?ヒミコ様にかわいがられていたではないか?

            これまで彼女は味方ではなかったのか?これまで俺もイヨも面倒見てくれていたあのタカが・・・・・

            彼女がやったことだったのか・・・・・・・!

            「きゃはは!あんたが坊ちゃんだから悪いのよ」

            実に嫌らしい顔で、タカはほくそ笑んだ。

            彼女がのちのすべての鴨族が信仰した高鴨神社の下照姫(高姫)のモデルである。

            「私はどんな手段を使ってでも、”ヒミコ様になる”どんな手段を利用してでも、お前たちを利用してでも、なにがなんでも私が神になる」

            もはや常軌を逸している。

            「きさまーーーーーーーーーー!」天照彦は一部始終のすべてを悟った。タカが、ヒミコを裏切り自分が王になろうとした。

            自分がヒミコになろうとして、自分の先祖である大和盆地で敵軍のスパイと組んだ。

            そしてこれだけの軍勢。まさかとはおもったが、外戚した身内がこんなことをするとは思っても見なかった。

            まさか、家族のように近い女がこんなことをするとは・・・・・・!

            「ああ大丈夫よ。イヨのこともあんたのことも、シマコたちが”もらう”から」

            もらう。つまり、歴史を乗っ取られてしまうことを意味する。

            伝説をタカに与えるということ。

            悪魔が神に討伐される・・・・・ね。

            「この地に王宮があったことを口外するな。おい、そこの小僧!!オマエの先祖はかのように天孫に反抗した

            悪の星を背負う案山子である!ここを封印し末代まですべての終焉の地とする。悪龍の尾の地とする。だが我々に帰属すれば手厚い待遇を与えよう」

            「・・・・・・・・・・・・・・」

            竜の宮より帰還したシマコは、のちに丹後半島で日下部の子孫である島子とよばれるようになる。

            これが浦島太郎伝説のいわれである。シマコはこの時胸に打ちが憎しみと狂気で張り裂けそうだった。

            それと同時に、自分が天照彦を見殺しにしてでも、このことを語り継いでいこうと思った。

            ここで自分が反抗しても、おそらく彼は殺されるだけで、それ以外の何も生まないではないか。

            結果的に俺が裏切り者になっても、のちの時代同揶揄されようとかまわない。

            後世俺たちの子孫に必ずこのことを語り継がせてやる。そうして、かならず

            かならず、かならず天照彦様の神霊を私がこの世につれ戻さねばならない。そのためならばどんな手段でもしてやろう。

            何を捨ててでも、私だけが唯一の一連の生き残りになって・・・・・・・シマコは自分のうちに人間性を、天照彦の依頼で捨てたのだった。

            それはシマコ自身にとって一番の苦しみだった。本当は一番逃げ出したい、ともに死にたいのは彼だったのかもしれない。

            天照彦はかかわるすべての人間たちにそうした苦痛を無意識に負わせていたのかもしれない。そう天照彦は考えてしまった。

            このシマコ、こののち侵略側に投降し、のちに丹後半島で

            侵略者たちのサイドに王権の象徴であるマナの壺を授かり

            元伊勢籠神社を創建する。かごめかごめの童謡は、この神社の隠し歌である。

            本来邪馬台国は尾張国に存在していたが、そこに王朝があったことなどはすべて事実を抹消された。

            のちの子孫たちに、そのことを解き明かそうとした神官があったが、その神官も家宝を強奪されたのち、闇討ちに会う。

            これが尾張大國霊神社の起こりだった。この神社ではいまでも神官らが咎人たちの罪を背負う人物を選び出し、

            厄払いのはだか祭が毎年行われている。1万人のはだかの男たちが、自分の苦しみや罪穢れを、ひとりの選ばれし神男に擦り付け

            そうして一人の人を人身御供という状態にして、罪を消すのである。

            つまり、その行事が行われる元とは、天照彦の死地がここだったためにのちの時代選定されたのである。

            永遠に天照彦の魂を封印したい・・・そう願う人々が存在したのだ。

            尾張国とは、(終わりの墓標を立てたエデン)と化した。

            シマコとその親族は天照彦の遺志により泣き叫びながら尾張国に残った。

            自分たちで、自分たちの歴史を滅ぼす約束をさせられ、天照彦は処刑台に

            兵士たちに連れていかれた。処刑台の付近では部下たちが輪姦されていた。兵士の狂気に走った表情が天照彦の憎悪を駆り立てかけた。

            拷問以上の苦痛がそこにはまっていた。全身の毛をむしり取られ生皮のすべてをはがれる虐待

            快楽におぼれる敵兵を見せつけられながら、一切抵抗できない自分。相手がうれしそうに笑いながら女たちを犯し続ける。

            その笑顔は、天照彦のすべてを崩壊し、すべてが終了した気分になってしまった。

            地獄よりはるかに絶望そのものの、発狂状態であった。

            周囲に弱い女子供もただ泣きわめき、足でけられるだけ。

            皮膚がめりまりはがされるとき、空気が筋肉と皮膚に隙間風のように入り込む。気を早急に失いかけそうになるが

            人間は苦しすぎると逆に気絶ができない。全身にあら塩を刷り込まれた

            「この剣は神の劒」しげしげとコレクションを見つめるがごとく眺める

            イワレヒコの草薙の劒は、天照彦を貫いていた。

            そのとき時空がストップし

            劒が青い青龍となり、照彦の前にあらわれた。

            (ずっとあんたがすきだったよ)

            青龍は少女となり、照彦を貫通しとどめは刺された。

            殺された死体は鴉のえさとなった。

            それを見つめた大和の国民のことごとくは「天の王子たちには向かった悪魔の末裔」という噂を本気で信じてしまっており

            王宮の王子であることを知らぬ者たちはほとんどが石を投げつけたり、つばをはきかけ

            嘲笑し小便をかけ穴にうめた。

            その時切断された遺体を嘲笑され、ジンムらにより、その姿とともに奇形の生物たちが土民として存在していた

            葛城の住民とともに融合させられる形で祀られ

            「まつろわぬ土蜘蛛」と名付けられる。こいつは妖怪以外の何物でもない。といわれ土蜘蛛の怨霊が復活しないように

            天照彦らの一族は、危険分子はシマコを含む一部を残しほとんどが似たような目にあった。

            正統な王家と、姑息なタカの土蜘蛛一族。

            葛城にいた土蜘蛛たちのいる墓場、いわゆる幽霊墓場に

            ヒミコやイヨ、天照彦らのすべての魂は封印された。

            そして、このとき中国よりスパイから送られた景初4年のどこにも存在しない鏡。

            これは高鍋町と福知山。この二つにしか存在しないが

            この鏡、空白の鏡の中に

            先に邪馬台国王家のすべての霊魂を呪術によりタカらと組んだ呪術者集団がサタンと契約したのち封印してしまう。

            中国のヒミコが交易していた王は239年に景初3年に死んでしまう。

            そして国号が変わったので、本来は景初4年などこの世のどこにも存在しない。

            だが、あるのである。その年号の鏡がこの世界にたった二つだけ。

            歴史を書き換える際、すべてのこれまでの出来事を大嘘とするために

            すべてを嘘としてしまって、それで歴史を新しく描き替えてそれを本当と言い張って

            それを正しい真実としてしまうために、鏡の中に逆転させた過去を一族すべての霊魂ごと閉じ込めてしまう

            それも、土蜘蛛のような怪物たちとともにであった。異空間に葬り去られた一族は、魔界の地獄で一生を過ごすことtなる。

            新たな地獄が永遠に始まった!もう、救いはなかった。そして誰一人それに気づくものはなし。

            ヒミコはタカによってイワレヒコのもとへ売り飛ばされてしまい、神功皇后として列挙される。

            イヨは豊姫。神功皇后の妹として。

            そして、歴史の舞台から邪馬台国というものは消える。この鏡に封印されていたことにより

            中国や朝鮮の中心としていた神たちが次元を移動させて一気に日本へと本格とこうして、それまでまるでいたかのように

            現実とかさなってクロスオーバーした。この大嘘の歴史改変により

            霊世界の地軸が狂い、あの世の中心も中国や朝鮮が中心のものとなってしまって多大に影響を与えられたのである。

            これがいわゆる表神界である。これにより日本すべての霊能者が霊視しても、その神の世界のもとで得られた霊力によってしか

            霊視はできないこととなってしまう。これにより大いに日本書紀や古事記の編集作業は進んだ。

            中心軸は丹波となる。丹波ではバール崇拝が盛んだった。バールとは、そう、サタンのこと。

            まぼろしのどこにもない年代

            それらは古墳に葬られ、照彦のいる町に埋め込まれてしまったのである。

            のちの時代天皇家が栄えたのち、それを盗掘部隊があらして歴史をもみ消そうとしたが、

            偶然にも魔の手を逃れ、淡路島、神戸付近の博物館の館長の手に届くこととなる。

            そのおり、

            天照彦は怨念の塊になりかけるが、叔母の言葉を思い出し、無表情になる。

            天照彦の瞳の向こうには、幼いころ一緒に遊んだイヨの瞳が浮かんだ。

            いよ・・・・・・ごめんな。

            俺、もう二度とこんな国には生まれてこないから

            そうするとイヨの霊が目の前に現れた。「おまえのせいで・・・・・」

            天照彦は、イヨの言葉で再度絶望した。

            そう思いかけたが、それは天照彦の幻覚であった。それを振り払うと涙でめちゃくちゃになったイヨの魂が存在した。

            イヨは優しかった。

            血にまみれながら、筋肉の塊となった精肉店の安い鶏肉のような天照彦を抱きしめた。

            「天照彦様。かわいそうな私の兄さま。」

            「かならず、かならずうまれかわってそのときは」

            「わたしをたすけだして・・・・・・・・・!」

            イヨはそう叫ぶと、イヨが光となり、

            イヨの向こうに大きな光源が見えた。

            あ、草なぎの劒!皮をはがされた天照彦が精いっぱいのもうろうとした意識で手を伸ばす。

            おまえのせいだーーーーーーーーー!

            化け物のような姿で手を伸ばした先に、草薙の剣があった。

            「おまえの地獄のような人生はおまえが古代大いなるアマテラスという神だったことに起因する。

            天照大神、またの名を天の一人子よ。貴さまは姫とともに神の国を他国の悪魔に奪われるという大失態を犯したとおもっているのかもしれぬ。

            その事情は察する。オマエも並々ならぬ苦しみはあろう。だがしかし、このことは大神様のご計画でもある。

            かならずのちの時代再び天孫降臨し、草薙の劒の正しき継承者となり、大家(たいかやまとわこく)大和国を統一し給わん。」

            大いなる家族の和の国日本。それはオマエが救う国の名だ。

            大和は一度その名前とは真逆の様相となる。悪魔の国となる。

            一度この国は、悪魔の占領した国となり、民衆はすべてのものが人々を平気で蹴落とし、礼節や思いやりという人間らしさを忘れ

            すべての行動の背後に悪魔たちが操作する大暗黒時代となるだろう。

            この時オマエが再び蒼き龍である姫神様の魂を救い出し世に出る神となれ

            お前はこの世界の中で、唯一正しい神が認める、ほんものの地上に天孫降臨できる神なのである。

            それはすべてを放棄する覚悟で今認めた。

            オマエは草薙の劒が子の宇宙で唯一選んだ救世主なのだ!

            そういわれ、天照彦は光の玉となって天の世界に帰還した。

            だが草薙の劒の声の主。

            姫神の姿は、天の世界のどこにもいなかった。

            「姫大神様は・・・」天に上った天照彦は、八幡大仙人とよばれる天使と知り合いになった。

            「これまで数々の地獄に落ちた人間を見てきたが、どえらいことになったな。お前さんの体験には同情するよ。

            これから私が君を守ってやろう。」八幡大仙人と呼ばれた彼は尊氏といわれ天照彦の唯一信頼できる師であり同志となった。

            「実は、姫様はな・・・・・・・・」

            八幡神が指をさした先には、衝撃の光景があった。

            姫大神、のちの時代の瀬織津姫は、イヨ同様に、悪魔のいる根の国に落とされていた。

            これは・・・・・・・・・・・・・・・・・大和の神が、なんでこんなところに?!

            まさか・・・・・・・・・

            「そう、そのまさかだ!」スクリーンの先の悪魔が、そう微笑み返しているように映った。

            悪魔は姫大神を地獄の底に、自分の寝床に密着し監禁していたのである!

            やめろ!姫大神に触るなー!

            天照彦は発狂しそうになりながら、気絶寸前で取り乱した。

            からだに憑りつき、無表情の姫大神の霊体をもてあそぶように侵食してゆく真っ黒い悪魔の邪気。

            姫大神様の額には突起物が見えていた。邪気は姫大神を覆い尽くし、からだそのものが判別できないほどに同化し、

            体が次第に獣のように雄たけびを上げるようになる。悪魔が半身に憑りついたのである。

            そして岩の扉が何億層にも閉じ込められ、少女の絶叫が聞こえた。もうそれ以上は恐ろしすぎて想像できなかった。

            「すべては天のご意思」そう声が聞こえる

            何が天の意志だ!何が神だ!こんなのは神ではない!こんなには真実ではない!

            そうだおれは夢を見ているなんだ、深い深い夢の中にいる!ただ、幻覚を見せられて、みんなして

            俺をだまして、最後に目が覚めたら、ヒミコ様がイヨが・・・・・・・

            「現実なんだ。本当に許してほしい。」

            八幡が謝る。

            ぜんぶ、ぜんぶゆめだああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!

            天照彦は大きく絶叫し、その時雷鳴が鳴り響き天国がゆれ消えかけるほどの力が生まれた。

            「姫様を救い出せるのは、天の太陽神である君しかいない。

            どんな手段を使ってでも、私とともに姫様を救うのだ!」

            そんなことはわかっている。この感情は、たとえたやすい文章や感情だけでは表せるものか。決してけして、許さない。

            化け物になってでも、何になってでも、これを俺はかえてやる。

            必ず大和は俺が取り戻す。取り戻さなければならぬ。俺が王になれなくてもいい、俺の遺志を継ぐ者を利用してでも、

            この事態を変え、姫様を助けなければ、みんな地獄に落ちるだけでは済まない事態になる。そうでなければ、もうすべておわりだ・・・・・・

            悪魔が消え、そのうえに天の神、地の神、時空がふさがり、時間という概念の裂け目がきれいさっぱりに縫いふさがった。

            そう、姫大神は、悪魔とともに、消滅し異次元に飛ばされたのである。

            「これは・・・・・どうしたのだ!」

            「王子、これは姫様が神の歴史の表から、抹消されたというわけだ。大神様も数限りないか確かこのことを知らん。

            99厘、姫様はこの世界に、神々にすらいなかったこととされるだろう。

            みな、姫様などこの世の天ちの規則始まりから存在したことはないというだろう。」

            ふざけるな!どうしてそういうことになるのだ!みなして助けに行かないのか!

            天照彦が訴えると、八幡神は答えた。

            「最強の悪と、すべてを超えたる至高の大いなる善。全とは善であると姫大神様がおっしゃっていた。悪も救うためだ。

            姫大神様は本当は悪を憎んでいらっしゃらない。だが、このことは意図的に秘密にされている。」

            世界に悪をはびこらせ、悪の力を逆に利用して社会を栄えさせる。

            悪の力は逆手にとれば、社会を建造するときもある。だが、それに世界を支配させたらいけないのだ。

            最終的に君が彼女を連れ出し、彼女と世界を一つに統一するのだ。そうすることで、大和はまた再び本来の世界の中心となる。」

            やるか?いや、おまえはやらなければいけない。

            やれ!

            八幡に杖で殴られ、転がりたおれた天照彦は

            自分が殴られた理由を考え、冷勢になった。

            「君は、すべての世界から、我々2人、この八幡と姫大神様以外には極秘事項としてこのことは封印するつもりだから、

            時空飛躍の件も、決して話すな。もし話せば神の世界も大混乱に陥るだろう、悪魔がそれを利用する。

            人間たちにも自分の意志というものを与えてあるから、未来のことも話してはいけない掟がある。

            自分の意志で行動し決めるから人の魂は進化する。姫を救うという仕事を実行するのだ。」

            でも、未来はどうなるんだ?おれは救えるのか?

            「それは姫様にしかわからん。お前にできるかどうか。それがどんな展開になってゆくかは

            本当にこんなことを平気でするお方だから、予測すらできん」

            じゃあ永遠に救い出せない、ほかの方法を行使するかもしれないってことなのか

            おれはどうすればいい

            「できる。救い出せる」

            そんなの確証がないじゃないか!

            そう、救い出せなかったのである。

            天照彦は、ついにすべてを失ってしまった。

            信仰する神も、裏切られたのではなく、ついに失ったのだ。

            悪魔にさらわれていたのである。

            ちくしょう・・・・ちくしょう・・・・・・

            おまえのせいだ・・・・・・・おまえのせいだ・・・・・・・・・・

            おまえなんかがいなければ、おまえが頼りなかったからだ

            見覚えのある顔に、照彦は首を絞められていた。

            朝起きると、そこにはセリナがいた。

            「わーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

            はあはあはあ・・・・・

            「どしたんじゃ?なんだか血相変えちょるぞう」

            僕は、あれ?ああ、なんだこれ夢じゃん!

            いまのはなんだったんだ。

            照彦は自分がこれまで完全に夢を見ていたことを自覚した。

            それを聞いてセリナはこう言い放った。

            「蒼い竜を見たか。」

            「え?」

            夢のことをセリナに話そうとすると「映画のみすぎかお前の先祖の夢でも見たんじゃないのか」

            などと軽く一蹴された。それにしても、あの姿は・・・・

            セリナの顔を見る。蒼い竜。

            青い竜。まさか・・・・・

            セリナの言葉が聞こえなかった。

            照彦はこれは夢だからと納得させ、セリナと歩き出した。

            そうしているうちに夢のことを完全に忘れていた。

            その直後数秒後に驚くべきタイミングで、国立博物館のポスターが付近の道端にボロボロになっていることを見つけた。

            「こ、これは・・・・・・・・・」

            照彦は腰が抜けてしまい、立ちすくんだ。

            なぜならば、照彦が見た夢のカンノコクオウという金印の姿が

            経常、材質、文字、掘り込み、年代、フォルム、金の渋い光具合、サイズ、漢字の配列と曲がり具合

            すべて、同じものがそこに存在していたからである。

             

            イ・・・・

            なぜか照彦はセリナにそう言い放っていた。

            「テルヒコ、悔しいか?」

            その一言が何を意味するのか、まったくわからなかったが、黙って照彦はうなづいた。

            自分は普段から世間に対してそう思っているだけなのかもしれない、だからあんな夢を見たのかもしれない。

            そうだろう。それ以外考えられない。でも、なんだか胸糞が悪い。

            「ぜんぶ叩き潰してやりたくなるほどに、何もかも一番最初のころからおっぱじめてみたくないか?」

            私とお前、二人でこれから・・・・・・!

            「テルヒコ、もっかい、もっかい最初から始めよ」

            「このどうしようもない最低最悪な世界が滅びても この世界がどうなっても 私はやるつもりよ。 私と二人だけで、この世界を変えよう」

            自分が訳の分からないことを言っていることに気づく。

            それ以上に、もう一度始める?照彦はセリナの言うことが分からなかった。

            だが、「おい今君」とテルヒコが問いただした瞬間に

            セリナは黙って聞かなかったように歩き出した。

            何度問いかけても、セリナは何も語らなかった。

            その悔しさを 忘れるな。

            もし忘れたら、もし忘れたその時は・・・・・・・

            お前は私の本当の敵になってしまう。

            お前がもし私の敵になってしまったら、わたしの大切なものは

            ぜんぶぜんぶなくなっちゃうではないか・・・・・・・

            そんなのは嫌。

            少女は心の中でそうおもった。

            そう秘めた。

            地上に降臨する際、天照彦は八幡神とともに

            今後の対策を考案した。

            「天照彦、おまえさん姫様を助けに行くためいかなる計画を立てている?」

            「そうですね、姫様はもう完全に別次元の人だ。そして俺はこのまま直接的に彼女を助けに行くことはできない。」

            「いいか、これからおまえに教えておきたいことがある。」

            八幡神は天照彦とともにある瀧のもとへ連れて行った。

            その瀧はおおきな海につながっていた。

            海の向こうには、はっきり言って恐ろしくなるほどの巨大な暗黒の海がどこまでもどこまでもひろがっていた。

            がーーーーーと音を立てると、巨大な瞳が海の向こうから光って見えた。

            「姫様はいまでも四柱の部下を使役されている」

            奥の海から巨大な海坊主が見え、声がこだました

            「これは太陽の王子ではないか・・・・・・・」

            大きいあら塩とともに現れたのは

            巨大な渦潮とともにあらわれた海の神ハヤアキツヒメ・アキツヒメ夫妻であった。

            夫妻であり兄妹である

            海の中から大きなウミヘビの姿が、ぬううううっと一本で渦の中心から出現し、水色の人魚のような、ほほに朱色の入れ墨をした

            美しい精霊が出てきた。これが妻ハヤアキツ姫であった。

            胸には貝殻をした、あからさまに海女でございといわんばかりの海のアイコンを搭載した女神であった。

            ハヤアキツヒメは実体化し、天照彦のとなりにやってきた。

            「おふたりをわたくし夫妻は裏方で永遠に守護してゆきます。天照彦くんのもう一人の守護は私たちよ」

            そう微笑む彼女の背後に、旦那のアキツヒコのぬごごごごごごごごごとい音だけの脅威がただただ感じられた。

            彼らがすべての悪魔たちの、人間たちの憎悪や悪意、嫉妬や罪穢れをのみこんで

            海の中の生物たちに食べてもらっているが、その生き物たちも最後には渦に巻き込まれてしまい、異次元に飛ばされる。

            天照彦は、そもそも人間の時は海の一族の王子だった。

            仲間はみんな海産物をもらったり、漁師のシマコとともに釣りなんてよくいっていた。

            海の女神に対してはそもそもとても一族を守ってもらっているという思いが強かった。

            海にいる仲間たちを全員連れてきたアキツヒメは、そのすべてを天照彦らの仲間にすることを約するとまで言う。

            とてつもない協力である。

            彼女たち夫妻は一つの力として鳴門海峡をまもっている守護神である。

            彼女たちが活発に動くときは、鳴門海峡も活発に浄化の動きをつかさどる。

            アキツヒコらとともに、三人の白服の身面の男性が星となりそろった。

            住吉・・・・・・・・

            住吉の三男神がそこにいた.

            いかにも屈強でハンサムな男たちが 海の神として彼らを補佐するのである。

            「わたくしどもはあなたと以前からかかわりが深い。なにかあったらいつでも住吉の神にご連絡を」

            背後の山から異様な冷気がおこる。

            大きく山が動いたかと思うと

            巨大な青いプロペラが見えた。

            プロペラを見た天照彦は「この方は・・・・・・」

            と焦ると、「あっ、この方は・・・・・・」八幡が焦ると、そのさらに奥から異様な影。

            おおきな大風が起こり、風を団扇で起こす男が下駄をはいて飛んできた。

            「わたくしはイドブキヌシと申します。閻魔様の帳簿にはわたしが」

            めちゃめちゃ厳しそうな翁がにっとわらって天照彦らに微笑んだ。

            「あの姿はわたしが仕事の時の活動力で」

            プロペラはつまり風の神である彼が変化し多くの罪人たちの罪を地獄に落とすためのエネルギーの姿だった。

            「彼女は閻魔様の後見人なんだよ。すごいだろ〜」

            はあ、管理職をされているということなのか・・・・・

            閻魔大王とはなんだと天照彦がたづねると、何やら地獄にいる大人物で

            数多くの悪魔たちすら恐れをなす超絶的に厳しい鬼とうたわれた神。

            会う人には小指一つですべてのすべてを粉砕破滅させる人々が犯した罪を鏡を見せ反省させる恐ろしい神様だ。

            そんな恐ろしい神様というのがいるんだ。

            おれが大和にいる頃には、エンマというのはきいたことがなかったな・・・・・・・・・

            その次の仕事をさせてもらっているのが、この人というのか。

            この二名が、天照彦の仲間だ。と八幡神は言った。

            もう二人いるが、それは・・・・・・

            「おじさま、そのことは今は言うべきではなくてよ」アキツヒメがそっと促す

            おっとそうだったな・・・・・・と八幡がおどろき

            地獄にいる閻魔大王とは、とくちをにごした

            「それは、あの・・・・・・・・」

            閻魔大王とは、姫様だ!

            え???????

            姫様の影がエンマ様なのだ。

            彼女は地獄の大王でもあるし、天の主でもある。

            「さっきのあの映像が関係しているのか・・・・・・・地獄で幽閉されているということは、その主催者にもなっている?」

            実はそういうところもある。

            善と悪、光と影というこの世界のパワーバランスを図っているということだ。

            そのためには彼女そのものが激しい苦痛に満ちた労力を消費されているところもあるのだ

            そんな・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺は何も知らなかった。

            でも、なにもそこまでしなくていいじゃないか!もっと他に方法が

            「それをどうにかするのがお前なんだよ。おまえは、私たちの選んだ救世主だ」

            「厳密には姫様が選んだ」

            記憶のなかに浮かぶ鎖につながれた姫大神の前に、九本の首の竜が浮かんだ。

            彼女は悪魔に寄生され、地獄の底で苦しみのたうち回りながら

            鬼としてこれから生きることになろう。


            そうして・・・・・・

            モニターには、一人の少年があった。

            君も、天の岩戸に押し込められることとなる。

            この少年は、・・・・だ

            八幡神がひそひそ彼らに話すと周囲がざわついた。

            「おい、こいつがどうしたというのだ」

            天照彦が言うと八幡がよこに大量の青銅の劒や神具を与える。

            「十種の神宝を覚えているか?」

            八幡が言うと、目の前に一瞬にして死んだ魂を生き返らせることのできる奇跡の鏡や生き玉などの

            エナジーが思い起こされた。

            そして真っ白いドレスんび身を包んだ女性に天照彦はそれを授かり、雲の上から降りている映像

            「あれは仮のものだ。あとそこに二つの神の力が導入されれば、それは12の力となりお前を守るだろう」

            12の神宝だと?きいてないぞ?

            天照彦とは、かつて神の世界で天照大神といわれた神であった。

            天照彦という名前として大和の王子になり王位を正しく次ぐことを

            ヒミコらに認められ、彼女の託宣で

            「こやつは自分の欲望や悪意で大和を乱す魂ではない。三女の魂を持っておる。地上を一つにまとめるあなたの後継者には

            応じ天照彦を使わしましょう。」

            そう草薙の劒に肯定されていたのだった。

            ヒミコたちの世界では、自分の心に野心があったり、悪意があったり、自己愛などがあるものは断じて王位を継承することを認められていなかった。

            つまり 神のみが認める霊的な正しさで運営される国家が日本だったのっである。

            大いなる姫大神の眠る草薙の劒が認めるヒミコの魂が、正しく自分の次を天照彦といった時

            大和の王が男になるのか!と騒ぎが起こった。

            「大丈夫。問題ありません。なぜな天照彦の魂は女の子なのだということだから。女の神様の魂が男の姿をして我々をお守りくださるのである」

            ヒミコが微笑むと、それならば大丈夫だろう。と周囲は安心した。

            大和は女性が中心となる国だった。男性は政治などを補佐し

            女性は霊的な事柄を執り行う。男性が王となるときは、かならずパートナーとなる巫女がいる。

            それかその王自身が女性として生きてゆくほどの心の丸い女的な人物である必要があった。

            かたちは男の荒々しい王子でも

            実は女性のように清らかな優しい魂である。

            これがあれば、質実剛健かつ、円満な政策が実行できる。自分の欲望で国をつぶすこともなく

            譲り合いの精神で動かしてゆける。

            神も憑依できる。

            こういう論理から、大和の王子天照彦の魂は、女であることを教えられていたのである。

            この女の魂、宗像大社にある宗像三女神のことである。

            イチキシマ姫などの神々が高天原を奪いに来たと誤解されたスサノヲの契約の時真名井で誕生したので

            「心の清い神のあかし」として現在でも信じられている。

            日本では厳島神社、そしてその元宮である宗像大社、そのさらなる本体である田島神社にまつられている

            これらはさかのぼるほどにエネルギーが強い。

            日下部照彦の姉 ユキの先祖はこの田島神社の周囲で海賊をしていた松浦党だった。

            ユキ自身も前世でこれらの神社に由来がある氏子をしている可能性があったのである。

            ユキとテルヒコの縁は今に始まったことではなかった。

            めのまえに、たくさんたくさんの劒がやってきた。

            「これは・・・・・・・」

            このなかからどれを選んでいい。君が姫様を助けにいなら必要だろう

            すると、体の奥底からマグマのようにぶわーっとひかりがでて周囲の神々が一様におどろいた。

            うわあああああーーーーーーーーーーーーー!天照彦が叫ぶとき

            体が青く光り、そこから一つの巨大な劒が腕になり飛び出た。

            大和で見たような、鉄の青銅剣ではない。

            白く発光する赤いプラズマがラインとなりは知っている、どの時代のものはわからない不思議な光の剣。

            「これは・・・・・・・草薙の劒なのか?今まで見たことのない不思議な剣だ……」

            天照彦が言うと

            「これは、姫様の形見だと思っとけ。」

            八幡が察した。天照彦はそれを天に掲げると、光が暗雲を割り世界は清浄で包まれた。

            これが姫の魂なのかもしれない。ならばこの剣にかけて

            「かならず、かならず救い出してみせる!」

            総員はうなづき、八幡は天照彦にこう告げた

            草薙の劒はヤマタノオロチの中から出た剣だといわれているが

            出雲でスサノヲがクシナダ姫という姫神を助けた時大蛇の尻尾から出たとされている。

            実は、その剣は大蛇から取り出したんじゃない。もともと日本にあったのを、ヤマタノオロチに奪われたんだ。

            大蛇にけがされた日本は、より悪魔が支配する国になるのは明白だ。

            「俺にどうすればいい?どうすれば、あいつらと戦えるんだ!」

            「俺が強ければ、俺がもっとうまくやってさえいれば、こんなことにはならなかったのだ!」

            「今劒は君そのものであることが分かったではないか。いや、君は姫様の心を身に宿したということが見えた。」

            姫様は地獄でも、君は天の心の姫と一つになった。君たちのいた大和に会った草薙の劒とは、大いなる天の神様の力を

            一部地上の劒に封じ込めたもの。

            それを狙って外国から蛮族の一団が海を渡って君らの国を取りに来た。

            剣が奪われたことで、草薙の劒が祈りの対象ではなく争いの地で染まる剣となったことで

            日本は悪魔の国となる。人が平然と人を殺し、その不幸を何とも思わない、それが社会の常識となる日がすぐに来る。

            それも悪魔の計画なのだ。敵将軍が悪魔に魅入られたのだ。

            みなそれに気づかずに、しまいには君の愛した国の人々は将来的にほかの国と戦争をしたり、地獄への道を広げ全員自滅することだろう

            「そんなことはさせるか!」「その君の叫びも、鼻で笑われる国となるんだぞ」

            「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?!」

            君が一番やりづらい国となる、ということだ。そういう君みたいな馬鹿正直なのは、一番

            失敗するだろう。君がいたころの大和は、もうないんだ。

            草木は茂り川は流れ、少女が歌い優しい伯母上がいたころの大和は

            近所の仲間が親切だったあの時の素晴らしい暖かい国は、もう火の海とともに死んでしまった。

            これからの世の中は人の心は悪くなり、その自覚もなくなってしまう。ほんとうにそれが悪いこととわからんくなるのだ。

            右にも左にもどうすることもできない四方八方ふさがりの

            道行く人が君の動きを封じにかかる、それも無意識にな。すべてが立場が変われば敵となる。敵の戦闘員となる。

            綾操縦されるんだよ。悪魔はどこにでも出現できる能力を持つ。

            「なんということだ、それらを知っているのは、おれたちだけなのか・・・・・・・!くっそー!」

            「だが、われわれは戦い続けるつもりだぞ」

            それほど操作される状況になるだろうということだ。無理もない、神がそうなら、人間たちもそうなるのは当然だと天照彦は思った。

            俺は悔しい、俺はつらい。俺は、それ以上に哀しい。

            どうしてそもそも国が奪われる、国をほしがる連中がいるのか天照彦の考えでは理解できなかった。そんなに他国がほしいのか

            自分の国だけで満足しないのか。それとも相手には相手の正義や信じるものがあるのか。

            「天照彦、きみの姿は大和の王子だったが、実はな」

            八幡の言葉に天照彦は最も驚愕した。なんだと・・・・・・・・・

            「だからこそ、どんな手段を駆使してでも、何があったとしても、すべてを敵に回したとしても草薙の劒を奪い返す必要があるんだよ」

            草薙の劒は剣のことではない。

            この大和そのものがもつ、本当の隠された力なのである。

            「尊子さま、このちからはいったいなんなのですか?」

            天照彦がそう問うと「言語でどうこう言えるような代物ではない。もし言えたら、それは我々や悪魔が必死こいて闘う必要もない」

            つまりまず自分たちがそれをわかっていないのだという現実である。

            何一つ得たいが知れないもの、それが草薙の劒。

            その力は、どんなことがあったとしても、人間たちの誤解や欲望程度の、ほんの数十年程度の人生に翻弄される代物であってはならないのだ。

            そう八幡は強く言い放った。人間であるものが私物として手にしてはいけないものであるということ。

            本当にそれだけの力が自分の国に搭載されていたのか・・・天照彦は恐怖した。

            それ以上に姫が自分の中に一瞬入ったことが以前あったような、あれは・・・・・いや、そのあとも姫とは会っているし

            あれはなんだったのか。あの時のことが影響しているか

            すべてを敵に回す覚悟で挑むぞ。そう八幡は言った。

            姫様とお前はまた出会う。

            二人が一つに一体化すれば、草薙の劒は再び取り返せる

            現実にはまだ、劒を取りだすことすらできていない。

            姫様と君とをつなぐのがその剣なのだ。

            だから・・・・・

            君に与えられたのは、大蛇にとらわれた姫様を救い出し、草薙の劒の力を

            再び大和に復活させることだ!

            すると日本列島そのものが、巨大な青龍となり、姫大神となったように天照彦には思えた。

            そして大和である青龍は草薙の劒となり、

            天照彦の背後をおおきくうねり守護する。

            「私たちは永遠にあなたとともに悪魔から劒を取り戻す同志になろう」

            「天照御霊神様」

            ハヤアキツヒメ夫妻とイドブキヌシ 住吉 八幡

            すべての仲間たちを協力を受け

            のちに日本人から女神としてアマテラスといわれることとなる、大和の王子天照彦は

            姫の影とともに執念の救出劇を行うことを心に誓うのだった。

             

             

            | ともくん | - | - | trackbacks(0) |
            この世を牛耳るもの(メーソン)鴉本拠地破壊計画
            0

               

              世界を牛耳る闇の支配者、それがフリーメーソン。日本においてのその仕事はカラスが負う。

              その牛耳る彼らの支配は、もはや全国を超えたすべての各地に及んでいる。

              そこでは人身御供に拷問虐待なんでもありである。

              それらの負の霊気を奥底の秘め大神に吸収させる。

              セリナはテルヒコに神社の説明をしていた。

              要約するとこうである。

              自分はかつて瀬織津姫・青龍姫大神という神で

              悪魔に封印され京都の大五芒星で召喚されたサタンとともに、自分の象徴である五芒星で持って反対に封印され、

              半永久的に監禁されている。

              秘密結社鴉は甲鳥神社を本拠地としているが、

              宇太水分神社の上社 中社 下社と夫婦神の神事をする

              真ん中に鴉の本拠地である神社がありこれが明治までのカモ神社の本拠地だった

              すなわち、鴉たちは港の神の力で古代の夫婦神を封印し、大祓祝詞の作成とともに

              根の国に天照彦の魂と瀬織津姫を

              魔王の城を上に出現させることで、封印した。

              近畿の描かれるということで、多くのファンを注目を集める逆五芒星の内側の五芒星は

              伊吹戸主→瀬織津姫(廣田)→宇太水分神社(ハヤアキツヒコ・ハヤアキツヒメ)となっている。

              つまり、青龍・姫大神は4つの姿に分断されて、中央に悪魔とともに召喚され、

              エネルギーをコントロールされ一体化、融合させられているということになる。

              大祓祝詞の神々のいちばん強い聖地であり、伊勢に始まるエネルギーは

              京都鴨神社で管理される。

              まして瀬織津姫は下鴨神社で御手洗社

              みたらし社で大便所のなかで苦しめられる。

              これらを解決するには、悪魔に融合させられ、犯され続ける姫大神に張られた正しい安倍晴明の五芒星を、

              悪魔サタンごと融合して中央に召喚して、

              そうして悪魔を叩きのめして分離させ、逆五芒星を解体するしかないのである。

              これをするには実際に神社を壊すわけにはいかないので

              地球で起こったことを日本で起こる、そのミニチュアを照彦とセリナが起こすひな形演技という神のやり方で実践することとなった。

              世界はすべて連動している。

              五大大陸は日本列島となり、それが最後は世界の中心として照彦とセリナとなる

              それをセリナは説明した。

              なぜならばセリナは日本列島の化身。青龍・姫大神の分身だからだ。

              この封印を解き放てば姫大神は出られるのである。

              八坂神社の(バアル神が変化した)偽物の牛頭天王に封印した神々を集めて、策略により

              五芒星で出られなくする。

              牛頭天王は朝鮮の神ではないルートで間違って集合された

              西洋の大悪魔バアルであり

              ルシファー

              逆五芒星のすがたそのもの。

              そのため封印を解除するのは

              大祓祝詞の本拠地である速川の手間にある

              レプリカのハヤアキツヒメ神社しかない。

              「ここでほんとうにいいの?」

              テルヒコらは、ハヤアキツ姫神社の清掃と管理をセリナに任された。

              ここに中央の封印解除の型として

              逆五芒星を置くことで、日向の卑弥呼の福知山と同型モデルの鏡が西宮、廣田神社の瀬織津姫と神戸に対応する。鳴門はハヤアキツヒメ。

              それまで供養という形で

              祇園社〜姫関連の神をすべてまつる。

              天岩戸開きが起こり、これが大近畿の型となり、陰陽師の五芒星が解き放たれ

              ようやく解放される〜わけではない。

              姫を捕らえていた、悪魔が来る

              逆五芒星を置くので、

              瀬織津姫を隠していた

              サタニストすなわち陰陽師連の悪魔が現れる。

              悪魔を瀬織津姫と共に夫の神の力で

              絆を取り戻し、

              粉砕し、打ち砕き、徹底的に叩きのめす。

              「夫神って、あれ?旦那さんいるの?」

              テルヒコが不思議そうにたづねた。

              「・・・・・黙ってお前はわしの言う通りにすればいいのじゃ!」

              セリナの言う通りに、照彦は従う。

              この土地ですべきミッションは、

              夫婦の絆を取り戻し、

              (悪魔崇拝)フリーメーソンの拝金主義を打倒すること。とセリナは言う。

              この子すごくそういうのに精通している。テルヒコはおどろく。

              ある時期に入ったら逆五芒星を

              木っ端微塵に石からびんごと打ち砕き、

              逆五芒星に描いた姫関連の(祭り変えられた名前)を許可を得てハサミで伐りもやさす。

              すべてを投げ棄て近畿大逆五芒星の

              破壊工作をしなければいけないのである。かつ、これらの札を

              作成し、サタンを撃退するシステムを創る。

              たがしかし、実はサタニズムのフリーメーソン(ユダヤ)は、

              善の女神イシス神(古代の神・瀬織津姫)が支配していたということにもなる。

              つまり、善の神も悪の神もどちらも

              シリウス星座の神にはかなわないということ。

              元出雲である出雲大神宮の神は

              大国主と三穂津姫

              出雲大社の神は大国主である

              その前進である元伊勢籠神社は

              海部氏の神社だが、ここにニギハヤヒがある

              おもしろいことに、大国主は出雲大社で

              死んでおらず、日向の都農神社で

              死んでいる。

              大国主の墓は都農神社であり

              日向一宮たる都農神社こそが

              天皇家のふるさと

              日向における最高社格の神社なのである

              出雲の神が天皇家の先祖アマテラス・ニニギを上回るのはなぜなのか?

              また、その大国主の妻は

              日向の総社妻神社のコノハナサクヤヒメだが

              このコノハナサクヤヒメはいまはニニギの妻だが

              本来は大国主の妻であり

              大国主は古代はニギハヤヒとして

              都農神社に祭られていたとしっかり証拠がある。

              ご神体の山の尾鈴山はニギハヤヒ降臨の

              磐船がある。

              だが、いつからかニギハヤヒは大国主の墓

              の伝説に隠されてしまった。また公式の墓なのである。

              妻神社のコノハナサクヤヒメは竜宮に通い住む妻大明神。コノハナサクヤヒメが竜宮城に通う?なんだかはっきりしない。その子孫が日下部一族だが

              彼らは丹波の海部氏になる

              だから、浦島太郎伝説の竜宮の乙姫が

              まさにこの方妻大明神のことなのである。

              その妻大明神の力は渡来王子の墓

              比木神社に分社され

              渡来した王子と大国主、三穂津姫 コトシロヌシ

              スサノヲとクシナダヒメをまつる

              三穂津姫は富士の三保の松原

              天女伝説の天女。

              別名タギツヒメといい、竜宮の乙姫さま

              日向で大国主がめとった妻。

              妻神社の分社だから

              竜宮の妻大明神(正体は不詳)=三穂津姫=コノハナサクヤヒメ=タギツヒメ

              ニギハヤヒの妻なので

              正体は瀬織津姫だったのである。

              比木神社の天井の竜女の抜け出る伝説は

              ここが真実。

              奄美大島や久高島(ユタ)の

              御穂田(ミホダ)はアマミキヨの子孫がつくった。

              御穂神社の天女は三穂津姫

              三穂津姫は古代神アマミキヨの延長の神なのである

              つまり、籠神社の仕組みは

              出雲大神宮とおなじ

              比木神社の三穂津姫と大国主は

              瀬織津姫とニギハヤヒ

              夫婦だったということ

              渡来王子は封印された海部氏の先祖

              日下部一族だったのである

              比木神社の真横に実家があるが

              それは籠ノ鳩地区。

              比木神社の神は籠ノ鳩に住む照彦の一族をすべて護っていたのだ。

              比木神社はテルヒコのルーツ。

              活動開始になった。

              比木神社は出雲大神宮と=の神社だから

              元伊勢籠神社と一族間で=である。

              亀岡の出雲大神宮は

              最も強い神のパワーがあった。

              カゴメ歌の最新パワーは

              竹籠の中の鳩

              天照大神の再臨により実現される

              京都は鴉の本部。

              そこにゴズ天皇の銅像と、巨大な鴉のマークがある秘密結社の本部がある。

              その中心に、ながい長い眠りから目覚めた一人の少年があった。

              年齢は明らかに照彦より幼い。

              だがしかし、その瞳は獣すら喰ったかのように冷たく、しんとしているなにかがある。

              少女のような美しい美貌の少年は、鴉本部の女性陣を惹き付けた。少年の名前を秋月といった。

              黒いダークスーツに身を包み赤いバラをポケットに差し込んだ彼は横にあるモニターを見る。

              「あれは?」

              モニターには、日下部照彦とセリナが先日交戦した映像が映し出されていた。

              部下が焦りながら、九尾の狐とともにあれは先日拉致してきた、日下部照彦という・・・・・と説明を始めた。

              そんなことはわかっているんだよ。と少女のような美貌を激しく不細工にゆがませ

              秋月という少年はゴズ神にうったえた。

              「お父様!僕はあの下等生物の内の力を得て、この世界の支配者となる予定ではなかったのですか?!」

              666という数字が、秋月の瞳に焼き付けられた。

              666の獣。秋月は、これを王者のあかしと思っていた。

              その本質は、彼の父。そう彼が一方的によびしたったゴズ天皇のことだった。

              「わが子秋月・・・・・いや、晴明よ。わたしはお前をこの場に連れてきたのはほかできない。

              草薙の劒が偽物により奪われた!」

              なっなに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              周囲の人々、鴉の連中がざわめいた。

              草薙の劒。

              その延長にある伊勢神宮のネフシュタン。

              十字架に張り付けられた、竜蛇。

              日本列島をくぎ付けし、ゴズサマとまぐわりつづけることで

              徹底的に竜蛇とゴズサマがまぐわいをはてしなくつづけることで

              世界は我々鴉が運営するものとなる。それが新世界。

              その首脳になる三羽烏。

              そして僕は、次のスメラミコト。

              やあみなさんこんばんわ。僕は秋月。なぜならば僕はあの伊勢神宮の天照大神の生まれ変わり

              饒速日命の生まれ変わり、唯一ただ一人その人なのだから!

              僕が世界を支配し、世界を裏で、すべてのものを統一してゆく。

              太陽の世になれば、僕が世界の太陽となる。そうお父様は約束してくださった。

              ゴズサマは僕の父親。サタンなんて名前でみんなは言うけど、

              それは偽の神ヤハウェが僕のお父様を貶めただけ・・・・

              少女としか言いようのない美しい人形のような冷徹な美貌に不釣り合いに、下品なゲスな表情を浮かべる秋月。

              実は秋月、日下部照彦誘拐事件の大いなる秘密を知る人物である。

              草薙の劒、その謎の力。

              ゴズ神の中にあるというそのパワーを

              なぜあの僕らとさして変わらない少女が持っているのだ?秋月には理解できなかった。それはもとより

              秋月はテルヒコという自分のダミー候補として探された被検体(鳩1羽)という力の原動力に

              力をもらうことで完全な、本当の姿となることができたはずであった。

              秋月は次の時代の鴉の看板になる存在だった。

              看板であり、実はある種のブレーンだった。

              自らの本部のためならば、街にいる人々もトイレに行っているときに、急にさらって地下に監禁することも彼らは容易に上層部は行う。

              もちろん下層部の人々ではそんなことはしない。下層部のメンバーでは正義感に燃える連中もおり、不穏な中枢に反発するものも出ていた。

              上層部と下層部や支部同士での抗争や思想の違いで、陰陽師同士の霊対決がここ最近始まり

              裏切者への対処、また完全に陰陽師の派閥が分裂し光と影にわかれるなど

              一筋縄ではいかない状況へと変わっていた。

              (これからは僕が鴉の支配者だ!お父様のもとで、僕はすべての鳥を束ねる!逆らうものは抹殺する!)

              鴉を活性化させるものとして、捕獲し、生皮をはぎ生き血を絞り、発狂させ

              女性ならば監禁し奴隷とし、ゴズ神に導きの元

              彼らから力をもらい続ける。

              すでに被害者は99人。最後の一人が照彦のはずだった。

              なぜかどういうわけだか、照彦の場合日本中ソナーで探しても圧倒的に異常な数字が出る。

              この男に、この経歴不祥な、学歴も職歴も何もかも何一つないクズに

              それよりかここ最近近所の人さえ彼のことを見ていないというほどの情報があるゴミに、

              何の価値がある?秋月は照彦の失踪が一番気に食わなかった。

              お前は、お前だけは僕に捕らえられておとなしく儀式を成功させればいいものを・・・・・・・・・・・・

              ちっと舌打ちをした秋月は、

              醜い表情をさっと美しいもとの姿に戻し、ゴズ神にたづねた

              「おとうさま、あの男、本当に何者なのですか?」

              するとゴズ神は言った。「お前の名を未来に汚す、天の悪人だ!」

              あの力を奪い返しさえすれば、僕は本当のこの世の王となれる!

              そのためならば、何人死のうが構わない!

              秋月は微笑んだ。幼いころから秋月というこの少年、まともに仕事すらしたことがない。

              基本的に養育されて育ち、自分は神童といわれながら育てられてきたのだから無理はない。

              だが、周囲のお世辞はわかっていた。それよりも、ゴズ神がよなよな地下室で、秋月はだれかとなにかをしてていることを見たことがある・・・・

              それは青龍・姫大神を地下室の特殊空間で毎夜毎夜わが欲望の依り代としていた

              ゴズ天皇の姿であった。おさない秋月に彼のしていることはわからなかった。

              その女神は驚くほどに美しく、感情に乏しかった、子供のころ虫をきれいに殺すことを趣味としていた彼が

              その女神の涙を流した顔を見た時

              何か心理的変化が生まれることを自分に覚えた・・・秋月に母親はいなかった。また父も。本当はその行為によって、地獄に落とした青龍と結合し、

              日本そのものよりエネルギーを吸収し世界の支配者になろうとしていたためであった。

              その女神はゴズ天皇様の皇后さまなのです!と焦り慌てふためく官女や陰陽師らに注意され教えられ、ふうん・・・と

              秋月は、狐につままれたような気持ちで不思議そうに地下を見た。と同時になんだか地下のことが異様に気になってしまった。

              あの女神様のことを話してはなりません!すると上の部屋から急速な速さでおりてきた

              知り合いの陰陽師の女性に、おどろきあわて、子供が見るものじゃないというような感じで

              秋月は目をふさがれたのだった。

              「助けて・・・・天照彦・・・・・・・」

              一思いに悪夢から出られるならば、わたしを殺してほしい、と思っているような瞳

              姫大神は半狂乱となった眼差しで、6歳である秋月に助けを求めていた。

              あまりに長い生活の中で、意識が薄れ目に映るすべてが自分の知る男と思う、無理矢理に思い込ませるようにトレーニングしていたのである。

              でなければ怪物とともに過ごす数万年という歳月は、あまりにもやってゆけるはず等もなかったのだ。

              ぼくは秋月、秋月というのはあだ名だ。

              ゴズサマは僕のことを晴明、という。僕には名前はニックネームのようなもので、ないようなものだ。

              日下部照彦。くさかべてるひこ・・・・・・・・・・・・・・

              テルヒコ。

              テルヒコを最も選んだのは、草薙の劒とゴズ天皇は言う。

              だがその神はゴズ天皇といるとき、どうしてなみだをながしているの・・・・・・・・・・・

              神に僕はなれるのか

              そう秋月は言い、モニターに映る少女の姿にも見覚えを感じた

              彼女とは幼いころ、なんだか遊んだことがあるような?あれ?

              秋月は、子供のころその一軒から、地下が異様に気になるようになってしまった。

              無理もなかった。母も父もいない子供にとって、母くらいの女神が

              父と慕う神とともにいる、という光景を目の当たりにしてしまったのである。それで忘れろと言われてもできるはずがない。

              砂場で遊ぶ秋月は、ある日バッタを殺し、土にたくさん産める遊びを思いつく。物事が分からない子供にありがちな光景。

              が、秋月の少年時代はそれが唯一のホビーだった。

              芋虫に、とかげに・・・最後にそうだ、トリは蛇だ!

              蛇がのたうち回る遊びをすることで、自分が英雄になれるという思いになったので、

              蛇を探そうとした。

              すると、おどろくほどに神社の境内に蛇が動かずにただただ秋月を持ってみていた。

              「・・・・・・遊ぶか?」蛇は驚くことに、人語を話した。

              え?この蛇話すの?秋月は、驚いた。「蛇さん、君話せるの?」

              「・・・・最近そのゲームしたのか?」蛇はそれから毎日秋月が砂場に来ると、話しかけるようになってくる。

              飽きたナ。そろそろ、蛇、殺そうかな・・・と強烈に思うようになると。

              気が付くと、その蛇は美しい少女となっていた。その時の少女、モニターの少女とうりふたつの瞳。

              「ははは。小僧、わしゃうまくないからやめておけ。友達になっちゃろう」

              僕の意識がわかるの?秋月は、少女と気が付いたら、いっしょにバッタの頭を土に埋めるようになる。

              「かわいそうだから、お墓にしな。」少女は説教するでなく、やさしくそういった。

              「その子、おっかしい!ばかなんじゃないの?」秋月は少女の話題に爆笑した。友達になっていた。

              みんなをまもるためにみぞおちを殴られた。いじめをかばおうとした。今時そんな子おかしいでしょ。

              そんなやつがいたら僕が先にいじめてやりたい。だってだって楽しいじゃない。

              この女の子はなぜか涙を流しながらこういうのだった。

              「その子ね、テルヒコというのじゃ」

              めのまえの芋虫が、バタバタ突き刺された枝棒に肉を吐露させ七色の血を吹き出しいたい!くるしい!とのたうちまわった。

              それは秋月の瞳に焼き付いた。うっわ・・・きもちわるい。

              さなぎから、一羽のアゲハチョウが脱皮した。

              それから十数年後・・・・・・

              そのモニターに映った二人が、バリーン!と

              鴉本部の液晶画面を突き破り、

              秋月の目の前にダイブした来たのだった。

              「!」「!」

              秋月の背後に飛ぶ真っ黒い鴉と

              照彦の背後に舞う鳩の翼。

              ゴズ神が機転を利かせ、コンマ一ミリの差で秋月に溶岩のような黒い劒を与えた。

              照彦は、秋月を見てこう言った。「女の子?!」秋月の美貌に赤面してしまいそうになる。

              「僕はそういわれるのが一番嫌いなんだ。きみ、あの時の芋虫・・・・・」

              無意識で秋月は、自分が殺した芋虫を照彦にみていた。

              ついに、ついに・・・・・・

              ・・・・・・・ついにそろってしまったか!

              ついに宿命のお相手が、そろったか!

              ついに運命の蛆虫がああっ!

              「蛆虫とは失礼な奴じゃな!」

              ついに相まみえたか。鳩!そしてカラスの両極双星の忌み子!

              ゴズ神が高笑いする。

              「よお鴉の坊主。背伸びたな!げんきだったか!」

              セリナは秋月に笑った。「君は、僕が子供のころあった子・・・!テルヒコって、そういえば、この子のこと?」

              秋月が聞くと、セリナは言った。

              「この子は照彦。うちの子じゃよ」まるで家族ですみたいな言い方。面白くない。秋月は思う。

              べつに二人のことはどうでもいい、芋虫だと思っているが それだけに僕の視界に入ってくる。

              「芋虫ではないぞ!少年!この子は常世神のように化けたりしてな!」

              そのとき、暗闇の中から太陽が昇った。ゴズ神の前に、セリナの前に、照彦の前に、秋月の前に…。

              太陽ががれきの中であらわにさせたのは、日下部照彦とセリナ。

              二人は一瞬にして一つとなる。二人で一つ、一つだけではなしえないその息に太陽が白くくっきりとその姿を映し出している。

              憎らしい白さが、あいつらの背後に輝いている。これを否定したい、否定して否定して

              否定しつくしてしまいたい衝動が、胸をこみあげてしまうのだ。

              そのとき、秋月は妙に強烈な憎しみの渦に包み込まれていた。

              鴉が建物の中をカーッと飛び出してゆく。

              秋月は標的を一つ発見した。

              それは、秋月自身の思想を冒涜するものにつながってゆくことになるとは、秋月そのものがこの時はまだ気づいていなかった。

              ぼくは、ぼくは!天照大神なんだー!お前らのような芋虫とは違うんだー!

              自分が饒速日であると語る秋月の背後で、ゴズ神は嗤う。

              「パパのようになれ、晴明。パパとともに戦え。あれはおまえの・・・・・・・・」

              「うっるさいわああ!この悪魔がああああああああ!!!!!!!!」

              セリナと実体化したく草薙の劒が、ゴズ天皇の角を

              一刀両断に破壊した。

               

              照彦らは全力で目の前の

              おおきなサタンの銅像を照彦とセリナの

              巨大な草薙の劒は破壊させた。

              と同時に、秋月の横顔にセリナの回し蹴りが飛び込み

              人生初の女の子の回し蹴りを秋月は受けた。

              「ぼ、ぼくがおんなに・・・・・・・・・・・・おやぢにもぶたれたことはないのに」

              あれを見ろ!あれがあんたのお父さんよ!

              セリナが言うと、

              目の前には牛の角をはやした生々しい姿の無数の触手を滴らせる

              けだものの姿があった。

              けだものは、人の腕を手にしていた・・・・・・・・・・・・

              「お、おとうさま・・・・・」

              「これがあんたのお父さんの正体よ!」

              地下には、陰陽師として適する肉体に改造された人々の肉体が培養されていた。

              サタンは、人の肉を食らう化け物であった。

              「な、ぼくは全能の神に仕えているんだ!それが悪魔ならば、僕は悪魔の子だ!オマエらのような芋虫にはそれがわからないんだ!」

              僕は、天照大神だぞ?

              セリナがこの時、怒りのあまり自分の影を大犬にしてサタンに飛ばした。

              サタンと大犬は激突し、蒼い炎で燃え上がっと犬は逆五芒星で燃え上がった。

              大犬とは、セリナの影である。

              大犬座はシリウスという。

              シリウスというのは、太陽よりも上にあるかがやく後光の星。

              古代はシリウスのほうが太陽よりも格上の存在としてともにまつられていたのである。

              だがこれらの信仰は格式高いものとして闇の勢力に隠され、秘密裏に封印されまつられるようになる。

              世界各地でも古代シリウス信仰が消え、大衆には太陽信仰が与えられるようになっていった形跡が散見されるのである。

              日本でも姫大神が隠され、偽のアマテラスが出た図式と同じだ。

              サタンのやり方は卑劣で、日本の女神を乗っ取り、監禁して寄生している。

              五芒星の神シリウスの女神の力を利用しているため、陰陽師という存在が邪馬台国の末裔よりできるシステムとなったのである。

              秦星シリウスはDOGスターだが、逆転させるとGODスター。

              狼が大神(瀬織津姫・セイリオス)になる

              「秋月、お前は太陽と月を一つにすることのできる全能の神の息子だ。

              その女神を連れ戻せば、オマエは本物のアマテラス大神になれる。」

              オマエがやればすべては私の思い通りだ。すべてを封じる五芒星の化身、安倍晴明のうまれかわり、秋月

              秋月を見つめたサタンが心の中でそうつぶやいた。

              激しくぶつかる両者だったが、

              テルヒコの体がサタンに呼応し、真っ黒く変化した。

              そこにいたのはサタンとは対極的な丑の顔を持つ戦士だった。

              「ほほう・・・やっとお出ましか、私の偽物。」

              「にせもんはおまえだ」

              テルヒコに憑依した丑の神は、牛頭天皇だった。

              西洋のサタン、バフォメットとは対極的に、似たルートでありながら

              朝鮮からやってきたもうひとつの純粋な牛頭天皇

              つまり、純粋なスサノヲノミコトの魂がテルヒコを使った。

              「ここまで紛らわしいことをやられてしまっては、日本人の誰しもがわからん。おまえ、神様たちに不敬だろうが」

              スサノヲは仮の姿である牛神となり

              全力でサタンと闘いを始めた。

              そう。スサノヲを高天原の乱暴者としたのは、サタンの仕業だった。

              乱暴者というのはサタンのほうであり、スサノヲ自身は全く悪ではないアマテラスの味方である。

              全国の多くの八坂神社や祇園社、おおくがこのバール神をまつっている。

              瀬織津姫はバール神に封じ込められてしまった。

              五芒星の蘇民将来は、彼女を封印するためのものである。

              地下で融合し、永久に閉じ込めている。

              スサノヲはこれらを救うために照彦に協力したのだった。

              「おまえはスサノヲでも何でもない!」

              強く草薙の劒を牛頭天皇の斧に変化させた

              やって来る陰陽師らが使役する式神をすべて滅ぼし

              バール神の体を一刀両断した。

              スサノヲの攻撃はカラス本部を破壊した。

              だが、その本部はあくまで仮のもの。

              「ここは本部ではない!」バール神、秋月は笑い空からヘリコプターを手配した。

              破壊された施設の中で、巨大な羊のマークのヘリがやってきて、サタンらを乗せて飛び立った。

              「テルヒコ、いきなりすまんな。わたしは本物の牛頭天皇だ。もうにどと奴らの仕組みは成就せんようにこちらも協力してゆく」

              「ありがとうございます。セリナ、大丈夫?」

              「ふわああああん!」

              セリナは初めて照彦の前で、落ち込んで泣き出した。いったい何があったのだ?照彦は意味が分からなかった。

              「いまは慰めてやれ。」スサノヲはテルヒコを何も言わずに諭した。

              「それが男ってもんだ。」

              そう言い残しスサノヲは消えた。草薙の劒、あれは牛頭天皇の斧にもなる。

              テルヒコに憑依する神霊に合わせて変わるのか。照彦は驚いた。

              「悪魔の武器にもなるのだぞ、それ」セリナは言った。

              上空に飛び去るヘリと合わせ、鴉本部は炎に燃えた。

              最初から爆発させるように仕組んであったのである。

              京都の鴉本部は破壊された。だがしかし、彼らの消息は本当にこれでわからなくなってしまった。

              秋月・・・・・・・・・・・・・・あいつはなんなんだ。自分がアマテラスといっていた。

              そう。

              本部の八咫烏神宮は、地下ではない。なんと"天空にあった"のだった。

              厳密には帝都の地下だが、もう一つその力の発信源は違う。

              天空・・・・・・・・・・・・・・・・・・月。

              無人の月面にあるカプセルの中に、ある御神体が地球を見つめて光輝いた。

              そう、月にサタンたちの本拠地は、霊的に存在していたのである。

              何も見えない月面が、次元をスライドさせると多くの地獄の悪魔たちがお祭り騒ぎで

              宴会を行っていた。

              地獄に落ちた人々に、地上の人々が睡眠中に、その魂を集めて祭りをしていた。

              それはまるで、セリナらが知っているある光景にあまりにも似ていたのだった。

              時代は邪馬台国のころ、西暦初頭にさかのぼる。

               

              | ともくん | - | - | trackbacks(0) |
              この世を牛耳るもの(メーソン)鴉本拠地破壊計画
              0

                 

                世界を牛耳る闇の支配者、それがフリーメーソン。日本においてのその仕事はカラスが負う。

                その牛耳る彼らの支配は、もはや全国を超えたすべての各地に及んでいる。

                そこでは人身御供に拷問虐待なんでもありである。

                それらの負の霊気を奥底の秘め大神に吸収させる。

                セリナはテルヒコに神社の説明をしていた。

                要約するとこうである。

                自分はかつて瀬織津姫・青龍姫大神という神で

                悪魔に封印され京都の大五芒星で召喚されたサタンとともに、自分の象徴である五芒星で持って反対に封印され、

                半永久的に監禁されている。

                秘密結社鴉は甲鳥神社を本拠地としているが、

                宇太水分神社の上社 中社 下社と夫婦神の神事をする

                真ん中に鴉の本拠地である神社がありこれが明治までのカモ神社の本拠地だった

                すなわち、鴉たちは港の神の力で古代の夫婦神を封印し、大祓祝詞の作成とともに

                根の国に天照彦の魂と瀬織津姫を

                魔王の城を上に出現させることで、封印した。

                近畿の描かれるということで、多くのファンを注目を集める逆五芒星の内側の五芒星は

                伊吹戸主→瀬織津姫(廣田)→宇太水分神社(ハヤアキツヒコ・ハヤアキツヒメ)となっている。

                つまり、青龍・姫大神は4つの姿に分断されて、中央に悪魔とともに召喚され、

                エネルギーをコントロールされ一体化、融合させられているということになる。

                大祓祝詞の神々のいちばん強い聖地であり、伊勢に始まるエネルギーは

                京都鴨神社で管理される。

                まして瀬織津姫は下鴨神社で御手洗社

                みたらし社で大便所のなかで苦しめられる。

                これらを解決するには、悪魔に融合させられ、犯され続ける姫大神に張られた正しい安倍晴明の五芒星を、

                悪魔サタンごと融合して中央に召喚して、

                そうして悪魔を叩きのめして分離させ、逆五芒星を解体するしかないのである。

                これをするには実際に神社を壊すわけにはいかないので

                地球で起こったことを日本で起こる、そのミニチュアを照彦とセリナが起こすひな形演技という神のやり方で実践することとなった。

                世界はすべて連動している。

                五大大陸は日本列島となり、それが最後は世界の中心として照彦とセリナとなる

                それをセリナは説明した。

                なぜならばセリナは日本列島の化身。青龍・姫大神の分身だからだ。

                この封印を解き放てば姫大神は出られるのである。

                八坂神社の(バアル神が変化した)偽物の牛頭天王に封印した神々を集めて、策略により

                五芒星で出られなくする。

                牛頭天王は朝鮮の神ではないルートで間違って集合された

                西洋の大悪魔バアルであり

                ルシファー

                逆五芒星のすがたそのもの。

                そのため封印を解除するのは

                大祓祝詞の本拠地である速川の手間にある

                レプリカのハヤアキツヒメ神社しかない。

                「ここでほんとうにいいの?」

                テルヒコらは、ハヤアキツ姫神社の清掃と管理をセリナに任された。

                ここに中央の封印解除の型として

                逆五芒星を置くことで、日向の卑弥呼の福知山と同型モデルの鏡が西宮、廣田神社の瀬織津姫と神戸に対応する。鳴門はハヤアキツヒメ。

                それまで供養という形で

                祇園社〜姫関連の神をすべてまつる。

                天岩戸開きが起こり、これが大近畿の型となり、陰陽師の五芒星が解き放たれ

                ようやく解放される〜わけではない。

                姫を捕らえていた、悪魔が来る

                逆五芒星を置くので、

                瀬織津姫を隠していた

                サタニストすなわち陰陽師連の悪魔が現れる。

                悪魔を瀬織津姫と共に夫の神の力で

                絆を取り戻し、

                粉砕し、打ち砕き、徹底的に叩きのめす。

                「夫神って、あれ?旦那さんいるの?」

                テルヒコが不思議そうにたづねた。

                「・・・・・黙ってお前はわしの言う通りにすればいいのじゃ!」

                セリナの言う通りに、照彦は従う。

                この土地ですべきミッションは、

                夫婦の絆を取り戻し、

                (悪魔崇拝)フリーメーソンの拝金主義を打倒すること。とセリナは言う。

                この子すごくそういうのに精通している。テルヒコはおどろく。

                ある時期に入ったら逆五芒星を

                木っ端微塵に石からびんごと打ち砕き、

                逆五芒星に描いた姫関連の(祭り変えられた名前)を許可を得てハサミで伐りもやさす。

                すべてを投げ棄て近畿大逆五芒星の

                破壊工作をしなければいけないのである。かつ、これらの札を

                作成し、サタンを撃退するシステムを創る。

                たがしかし、実はサタニズムのフリーメーソン(ユダヤ)は、

                善の女神イシス神(古代の神・瀬織津姫)が支配していたということにもなる。

                つまり、善の神も悪の神もどちらも

                シリウス星座の神にはかなわないということ。

                元出雲である出雲大神宮の神は

                大国主と三穂津姫

                出雲大社の神は大国主である

                その前進である元伊勢籠神社は

                海部氏の神社だが、ここにニギハヤヒがある

                おもしろいことに、大国主は出雲大社で

                死んでおらず、日向の都農神社で

                死んでいる。

                大国主の墓は都農神社であり

                日向一宮たる都農神社こそが

                天皇家のふるさと

                日向における最高社格の神社なのである

                出雲の神が天皇家の先祖アマテラス・ニニギを上回るのはなぜなのか?

                また、その大国主の妻は

                日向の総社妻神社のコノハナサクヤヒメだが

                このコノハナサクヤヒメはいまはニニギの妻だが

                本来は大国主の妻であり

                大国主は古代はニギハヤヒとして

                都農神社に祭られていたとしっかり証拠がある。

                ご神体の山の尾鈴山はニギハヤヒ降臨の

                磐船がある。

                だが、いつからかニギハヤヒは大国主の墓

                の伝説に隠されてしまった。また公式の墓なのである。

                妻神社のコノハナサクヤヒメは竜宮に通い住む妻大明神。コノハナサクヤヒメが竜宮城に通う?なんだかはっきりしない。その子孫が日下部一族だが

                彼らは丹波の海部氏になる

                だから、浦島太郎伝説の竜宮の乙姫が

                まさにこの方妻大明神のことなのである。

                その妻大明神の力は渡来王子の墓

                比木神社に分社され

                渡来した王子と大国主、三穂津姫 コトシロヌシ

                スサノヲとクシナダヒメをまつる

                三穂津姫は富士の三保の松原

                天女伝説の天女。

                別名タギツヒメといい、竜宮の乙姫さま

                日向で大国主がめとった妻。

                妻神社の分社だから

                竜宮の妻大明神(正体は不詳)=三穂津姫=コノハナサクヤヒメ=タギツヒメ

                ニギハヤヒの妻なので

                正体は瀬織津姫だったのである。

                比木神社の天井の竜女の抜け出る伝説は

                ここが真実。

                奄美大島や久高島(ユタ)の

                御穂田(ミホダ)はアマミキヨの子孫がつくった。

                御穂神社の天女は三穂津姫

                三穂津姫は古代神アマミキヨの延長の神なのである

                つまり、籠神社の仕組みは

                出雲大神宮とおなじ

                比木神社の三穂津姫と大国主は

                瀬織津姫とニギハヤヒ

                夫婦だったということ

                渡来王子は封印された海部氏の先祖

                日下部一族だったのである

                比木神社の真横に実家があるが

                それは籠ノ鳩地区。

                比木神社の神は籠ノ鳩に住む照彦の一族をすべて護っていたのだ。

                比木神社はテルヒコのルーツ。

                活動開始になった。

                比木神社は出雲大神宮と=の神社だから

                元伊勢籠神社と一族間で=である。

                亀岡の出雲大神宮は

                最も強い神のパワーがあった。

                カゴメ歌の最新パワーは

                竹籠の中の鳩

                天照大神の再臨により実現される

                京都は鴉の本部。

                そこにゴズ天皇の銅像と、巨大な鴉のマークがある秘密結社の本部がある。

                その中心に、ながい長い眠りから目覚めた一人の少年があった。

                年齢は明らかに照彦より幼い。

                だがしかし、その瞳は獣すら喰ったかのように冷たく、しんとしているなにかがある。

                少女のような美しい美貌の少年は、鴉本部の女性陣を惹き付けた。少年の名前を秋月といった。

                黒いダークスーツに身を包み赤いバラをポケットに差し込んだ彼は横にあるモニターを見る。

                「あれは?」

                モニターには、日下部照彦とセリナが先日交戦した映像が映し出されていた。

                部下が焦りながら、九尾の狐とともにあれは先日拉致してきた、日下部照彦という・・・・・と説明を始めた。

                そんなことはわかっているんだよ。と少女のような美貌を激しく不細工にゆがませ

                秋月という少年はゴズ神にうったえた。

                「お父様!僕はあの下等生物の内の力を得て、この世界の支配者となる予定ではなかったのですか?!」

                666という数字が、秋月の瞳に焼き付けられた。

                666の獣。秋月は、これを王者のあかしと思っていた。

                その本質は、彼の父。そう彼が一方的によびしたったゴズ天皇のことだった。

                「わが子秋月・・・・・いや、晴明よ。わたしはお前をこの場に連れてきたのはほかできない。

                草薙の劒が偽物により奪われた!」

                なっなに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                周囲の人々、鴉の連中がざわめいた。

                草薙の劒。

                その延長にある伊勢神宮のネフシュタン。

                十字架に張り付けられた、竜蛇。

                日本列島をくぎ付けし、ゴズサマとまぐわりつづけることで

                徹底的に竜蛇とゴズサマがまぐわいをはてしなくつづけることで

                世界は我々鴉が運営するものとなる。それが新世界。

                その首脳になる三羽烏。

                そして僕は、次のスメラミコト。

                やあみなさんこんばんわ。僕は秋月。なぜならば僕はあの伊勢神宮の天照大神の生まれ変わり

                饒速日命の生まれ変わり、唯一ただ一人その人なのだから!

                僕が世界を支配し、世界を裏で、すべてのものを統一してゆく。

                太陽の世になれば、僕が世界の太陽となる。そうお父様は約束してくださった。

                ゴズサマは僕の父親。サタンなんて名前でみんなは言うけど、

                それは偽の神ヤハウェが僕のお父様を貶めただけ・・・・

                少女としか言いようのない美しい人形のような冷徹な美貌に不釣り合いに、下品なゲスな表情を浮かべる秋月。

                実は秋月、日下部照彦誘拐事件の大いなる秘密を知る人物である。

                草薙の劒、その謎の力。

                ゴズ神の中にあるというそのパワーを

                なぜあの僕らとさして変わらない少女が持っているのだ?秋月には理解できなかった。それはもとより

                秋月はテルヒコという自分のダミー候補として探された被検体(鳩1羽)という力の原動力に

                力をもらうことで完全な、本当の姿となることができたはずであった。

                秋月は次の時代の鴉の看板になる存在だった。

                看板であり、実はある種のブレーンだった。

                自らの本部のためならば、街にいる人々もトイレに行っているときに、急にさらって地下に監禁することも彼らは容易に上層部は行う。

                もちろん下層部の人々ではそんなことはしない。下層部のメンバーでは正義感に燃える連中もおり、不穏な中枢に反発するものも出ていた。

                上層部と下層部や支部同士での抗争や思想の違いで、陰陽師同士の霊対決がここ最近始まり

                裏切者への対処、また完全に陰陽師の派閥が分裂し光と影にわかれるなど

                一筋縄ではいかない状況へと変わっていた。

                (これからは僕が鴉の支配者だ!お父様のもとで、僕はすべての鳥を束ねる!逆らうものは抹殺する!)

                鴉を活性化させるものとして、捕獲し、生皮をはぎ生き血を絞り、発狂させ

                女性ならば監禁し奴隷とし、ゴズ神に導きの元

                彼らから力をもらい続ける。

                すでに被害者は99人。最後の一人が照彦のはずだった。

                なぜかどういうわけだか、照彦の場合日本中ソナーで探しても圧倒的に異常な数字が出る。

                この男に、この経歴不祥な、学歴も職歴も何もかも何一つないクズに

                それよりかここ最近近所の人さえ彼のことを見ていないというほどの情報があるゴミに、

                何の価値がある?秋月は照彦の失踪が一番気に食わなかった。

                お前は、お前だけは僕に捕らえられておとなしく儀式を成功させればいいものを・・・・・・・・・・・・

                ちっと舌打ちをした秋月は、

                醜い表情をさっと美しいもとの姿に戻し、ゴズ神にたづねた

                「おとうさま、あの男、本当に何者なのですか?」

                するとゴズ神は言った。「お前の名を未来に汚す、天の悪人だ!」

                あの力を奪い返しさえすれば、僕は本当のこの世の王となれる!

                そのためならば、何人死のうが構わない!

                秋月は微笑んだ。幼いころから秋月というこの少年、まともに仕事すらしたことがない。

                基本的に養育されて育ち、自分は神童といわれながら育てられてきたのだから無理はない。

                だが、周囲のお世辞はわかっていた。それよりも、ゴズ神がよなよな地下室で、秋月はだれかとなにかをしてていることを見たことがある・・・・

                それは青龍・姫大神を地下室の特殊空間で毎夜毎夜わが欲望の依り代としていた

                ゴズ天皇の姿であった。おさない秋月に彼のしていることはわからなかった。

                その女神は驚くほどに美しく、感情に乏しかった、子供のころ虫をきれいに殺すことを趣味としていた彼が

                その女神の涙を流した顔を見た時

                何か心理的変化が生まれることを自分に覚えた・・・秋月に母親はいなかった。また父も。本当はその行為によって、地獄に落とした青龍と結合し、

                日本そのものよりエネルギーを吸収し世界の支配者になろうとしていたためであった。

                その女神はゴズ天皇様の皇后さまなのです!と焦り慌てふためく官女や陰陽師らに注意され教えられ、ふうん・・・と

                秋月は、狐につままれたような気持ちで不思議そうに地下を見た。と同時になんだか地下のことが異様に気になってしまった。

                あの女神様のことを話してはなりません!すると上の部屋から急速な速さでおりてきた

                知り合いの陰陽師の女性に、おどろきあわて、子供が見るものじゃないというような感じで

                秋月は目をふさがれたのだった。

                「助けて・・・・天照彦・・・・・・・」

                一思いに悪夢から出られるならば、わたしを殺してほしい、と思っているような瞳

                姫大神は半狂乱となった眼差しで、6歳である秋月に助けを求めていた。

                あまりに長い生活の中で、意識が薄れ目に映るすべてが自分の知る男と思う、無理矢理に思い込ませるようにトレーニングしていたのである。

                でなければ怪物とともに過ごす数万年という歳月は、あまりにもやってゆけるはず等もなかったのだ。

                ぼくは秋月、秋月というのはあだ名だ。

                ゴズサマは僕のことを晴明、という。僕には名前はニックネームのようなもので、ないようなものだ。

                日下部照彦。くさかべてるひこ・・・・・・・・・・・・・・

                テルヒコ。

                テルヒコを最も選んだのは、草薙の劒とゴズ天皇は言う。

                だがその神はゴズ天皇といるとき、どうしてなみだをながしているの・・・・・・・・・・・

                神に僕はなれるのか

                そう秋月は言い、モニターに映る少女の姿にも見覚えを感じた

                彼女とは幼いころ、なんだか遊んだことがあるような?あれ?

                秋月は、子供のころその一軒から、地下が異様に気になるようになってしまった。

                無理もなかった。母も父もいない子供にとって、母くらいの女神が

                父と慕う神とともにいる、という光景を目の当たりにしてしまったのである。それで忘れろと言われてもできるはずがない。

                砂場で遊ぶ秋月は、ある日バッタを殺し、土にたくさん産める遊びを思いつく。物事が分からない子供にありがちな光景。

                が、秋月の少年時代はそれが唯一のホビーだった。

                芋虫に、とかげに・・・最後にそうだ、トリは蛇だ!

                蛇がのたうち回る遊びをすることで、自分が英雄になれるという思いになったので、

                蛇を探そうとした。

                すると、おどろくほどに神社の境内に蛇が動かずにただただ秋月を持ってみていた。

                「・・・・・・遊ぶか?」蛇は驚くことに、人語を話した。

                え?この蛇話すの?秋月は、驚いた。「蛇さん、君話せるの?」

                「・・・・最近そのゲームしたのか?」蛇はそれから毎日秋月が砂場に来ると、話しかけるようになってくる。

                飽きたナ。そろそろ、蛇、殺そうかな・・・と強烈に思うようになると。

                気が付くと、その蛇は美しい少女となっていた。その時の少女、モニターの少女とうりふたつの瞳。

                「ははは。小僧、わしゃうまくないからやめておけ。友達になっちゃろう」

                僕の意識がわかるの?秋月は、少女と気が付いたら、いっしょにバッタの頭を土に埋めるようになる。

                「かわいそうだから、お墓にしな。」少女は説教するでなく、やさしくそういった。

                「その子、おっかしい!ばかなんじゃないの?」秋月は少女の話題に爆笑した。友達になっていた。

                みんなをまもるためにみぞおちを殴られた。いじめをかばおうとした。今時そんな子おかしいでしょ。

                そんなやつがいたら僕が先にいじめてやりたい。だってだって楽しいじゃない。

                この女の子はなぜか涙を流しながらこういうのだった。

                「その子ね、テルヒコというのじゃ」

                めのまえの芋虫が、バタバタ突き刺された枝棒に肉を吐露させ七色の血を吹き出しいたい!くるしい!とのたうちまわった。

                それは秋月の瞳に焼き付いた。うっわ・・・きもちわるい。

                さなぎから、一羽のアゲハチョウが脱皮した。

                それから十数年後・・・・・・

                そのモニターに映った二人が、バリーン!と

                鴉本部の液晶画面を突き破り、

                秋月の目の前にダイブした来たのだった。

                「!」「!」

                秋月の背後に飛ぶ真っ黒い鴉と

                照彦の背後に舞う鳩の翼。

                ゴズ神が機転を利かせ、コンマ一ミリの差で秋月に溶岩のような黒い劒を与えた。

                照彦は、秋月を見てこう言った。「女の子?!」秋月の美貌に赤面してしまいそうになる。

                「僕はそういわれるのが一番嫌いなんだ。きみ、あの時の芋虫・・・・・」

                無意識で秋月は、自分が殺した芋虫を照彦にみていた。

                ついに、ついに・・・・・・

                ・・・・・・・ついにそろってしまったか!

                ついに宿命のお相手が、そろったか!

                ついに運命の蛆虫がああっ!

                「蛆虫とは失礼な奴じゃな!」

                ついに相まみえたか。鳩!そしてカラスの両極双星の忌み子!

                ゴズ神が高笑いする。

                「よお鴉の坊主。背伸びたな!げんきだったか!」

                セリナは秋月に笑った。「君は、僕が子供のころあった子・・・!テルヒコって、そういえば、この子のこと?」

                秋月が聞くと、セリナは言った。

                「この子は照彦。うちの子じゃよ」まるで家族ですみたいな言い方。面白くない。秋月は思う。

                べつに二人のことはどうでもいい、芋虫だと思っているが それだけに僕の視界に入ってくる。

                「芋虫ではないぞ!少年!この子は常世神のように化けたりしてな!」

                そのとき、暗闇の中から太陽が昇った。ゴズ神の前に、セリナの前に、照彦の前に、秋月の前に…。

                太陽ががれきの中であらわにさせたのは、日下部照彦とセリナ。

                二人は一瞬にして一つとなる。二人で一つ、一つだけではなしえないその息に太陽が白くくっきりとその姿を映し出している。

                憎らしい白さが、あいつらの背後に輝いている。これを否定したい、否定して否定して

                否定しつくしてしまいたい衝動が、胸をこみあげてしまうのだ。

                そのとき、秋月は妙に強烈な憎しみの渦に包み込まれていた。

                鴉が建物の中をカーッと飛び出してゆく。

                秋月は標的を一つ発見した。

                それは、秋月自身の思想を冒涜するものにつながってゆくことになるとは、秋月そのものがこの時はまだ気づいていなかった。

                ぼくは、ぼくは!天照大神なんだー!お前らのような芋虫とは違うんだー!

                自分が饒速日であると語る秋月の背後で、ゴズ神は嗤う。

                「パパのようになれ、晴明。パパとともに戦え。あれはおまえの・・・・・・・・」

                「うっるさいわああ!この悪魔がああああああああ!!!!!!!!」

                セリナと実体化したく草薙の劒が、ゴズ天皇の角を

                一刀両断に破壊した。

                 

                照彦らは全力で目の前の

                おおきなサタンの銅像を照彦とセリナの

                巨大な草薙の劒は破壊させた。

                と同時に、秋月の横顔にセリナの回し蹴りが飛び込み

                人生初の女の子の回し蹴りを秋月は受けた。

                「ぼ、ぼくがおんなに・・・・・・・・・・・・おやぢにもぶたれたことはないのに」

                あれを見ろ!あれがあんたのお父さんよ!

                セリナが言うと、

                目の前には牛の角をはやした生々しい姿の無数の触手を滴らせる

                けだものの姿があった。

                けだものは、人の腕を手にしていた・・・・・・・・・・・・

                「お、おとうさま・・・・・」

                「これがあんたのお父さんの正体よ!」

                地下には、陰陽師として適する肉体に改造された人々の肉体が培養されていた。

                サタンは、人の肉を食らう化け物であった。

                「な、ぼくは全能の神に仕えているんだ!それが悪魔ならば、僕は悪魔の子だ!オマエらのような芋虫にはそれがわからないんだ!」

                僕は、天照大神だぞ?

                セリナがこの時、怒りのあまり自分の影を大犬にしてサタンに飛ばした。

                サタンと大犬は激突し、蒼い炎で燃え上がっと犬は逆五芒星で燃え上がった。

                大犬とは、セリナの影である。

                大犬座はシリウスという。

                シリウスというのは、太陽よりも上にあるかがやく後光の星。

                古代はシリウスのほうが太陽よりも格上の存在としてともにまつられていたのである。

                だがこれらの信仰は格式高いものとして闇の勢力に隠され、秘密裏に封印されまつられるようになる。

                世界各地でも古代シリウス信仰が消え、大衆には太陽信仰が与えられるようになっていった形跡が散見されるのである。

                日本でも姫大神が隠され、偽のアマテラスが出た図式と同じだ。

                サタンのやり方は卑劣で、日本の女神を乗っ取り、監禁して寄生している。

                五芒星の神シリウスの女神の力を利用しているため、陰陽師という存在が邪馬台国の末裔よりできるシステムとなったのである。

                秦星シリウスはDOGスターだが、逆転させるとGODスター。

                狼が大神(瀬織津姫・セイリオス)になる

                「秋月、お前は太陽と月を一つにすることのできる全能の神の息子だ。

                その女神を連れ戻せば、オマエは本物のアマテラス大神になれる。」

                オマエがやればすべては私の思い通りだ。すべてを封じる五芒星の化身、安倍晴明のうまれかわり、秋月

                秋月を見つめたサタンが心の中でそうつぶやいた。

                激しくぶつかる両者だったが、

                テルヒコの体がサタンに呼応し、真っ黒く変化した。

                そこにいたのはサタンとは対極的な丑の顔を持つ戦士だった。

                「ほほう・・・やっとお出ましか、私の偽物。」

                「にせもんはおまえだ」

                テルヒコに憑依した丑の神は、牛頭天皇だった。

                西洋のサタン、バフォメットとは対極的に、似たルートでありながら

                朝鮮からやってきたもうひとつの純粋な牛頭天皇

                つまり、純粋なスサノヲノミコトの魂がテルヒコを使った。

                「ここまで紛らわしいことをやられてしまっては、日本人の誰しもがわからん。おまえ、神様たちに不敬だろうが」

                スサノヲは仮の姿である牛神となり

                全力でサタンと闘いを始めた。

                そう。スサノヲを高天原の乱暴者としたのは、サタンの仕業だった。

                乱暴者というのはサタンのほうであり、スサノヲ自身は全く悪ではないアマテラスの味方である。

                全国の多くの八坂神社や祇園社、おおくがこのバール神をまつっている。

                瀬織津姫はバール神に封じ込められてしまった。

                五芒星の蘇民将来は、彼女を封印するためのものである。

                地下で融合し、永久に閉じ込めている。

                スサノヲはこれらを救うために照彦に協力したのだった。

                「おまえはスサノヲでも何でもない!」

                強く草薙の劒を牛頭天皇の斧に変化させた

                やって来る陰陽師らが使役する式神をすべて滅ぼし

                バール神の体を一刀両断した。

                スサノヲの攻撃はカラス本部を破壊した。

                だが、その本部はあくまで仮のもの。

                「ここは本部ではない!」バール神、秋月は笑い空からヘリコプターを手配した。

                破壊された施設の中で、巨大な羊のマークのヘリがやってきて、サタンらを乗せて飛び立った。

                「テルヒコ、いきなりすまんな。わたしは本物の牛頭天皇だ。もうにどと奴らの仕組みは成就せんようにこちらも協力してゆく」

                「ありがとうございます。セリナ、大丈夫?」

                「ふわああああん!」

                セリナは初めて照彦の前で、落ち込んで泣き出した。いったい何があったのだ?照彦は意味が分からなかった。

                「いまは慰めてやれ。」スサノヲはテルヒコを何も言わずに諭した。

                「それが男ってもんだ。」

                そう言い残しスサノヲは消えた。草薙の劒、あれは牛頭天皇の斧にもなる。

                テルヒコに憑依する神霊に合わせて変わるのか。照彦は驚いた。

                「悪魔の武器にもなるのだぞ、それ」セリナは言った。

                上空に飛び去るヘリと合わせ、鴉本部は炎に燃えた。

                最初から爆発させるように仕組んであったのである。

                京都の鴉本部は破壊された。だがしかし、彼らの消息は本当にこれでわからなくなってしまった。

                秋月・・・・・・・・・・・・・・あいつはなんなんだ。自分がアマテラスといっていた。

                そう。

                本部の八咫烏神宮は、地下ではない。なんと"天空にあった"のだった。

                厳密には帝都の地下だが、もう一つその力の発信源は違う。

                天空・・・・・・・・・・・・・・・・・・月。

                無人の月面にあるカプセルの中に、ある御神体が地球を見つめて光輝いた。

                そう、月にサタンたちの本拠地は、霊的に存在していたのである。

                何も見えない月面が、次元をスライドさせると多くの地獄の悪魔たちがお祭り騒ぎで

                宴会を行っていた。

                地獄に落ちた人々に、地上の人々が睡眠中に、その魂を集めて祭りをしていた。

                それはまるで、セリナらが知っているある光景にあまりにも似ていたのだった。

                時代は邪馬台国のころ、西暦初頭にさかのぼる。

                 

                | ともくん | - | - | trackbacks(0) |
                KUSAKA SAVIOUR (母は強し)絶体処女ちぃ子
                0

                  北の人間奴隷区〜輝けその魂〜

                   

                   

                  超巨大なミサイルトレーラー”v-2”スカッドミサイルを搭載した

                  北朝鮮王国のマシンたちがパレードとともに

                  はしりぬける。北のキム一族は、テレビで見ることと同様に

                  核武装を果たして、全世界を武力と恐怖で支配しようと計画していた。

                  我々日本人が知らない裏では人体実験に兵器製造、人間を洗脳するための

                  ありとあらゆる裏の権力による多くの情報操作が行われている。

                  まず戦争、第二次大戦に負けた人間たちをアメリカ政府が買い取り

                  徹底的にアメリカのような文化にあこがれを抱かせ、文化や娯楽を与え骨抜きに

                  し大和魂や思いやりのまじめな人々を育てる心の文化を奪う。

                  そしてそののちに人々を欲望で引き付け、国体や政治などに無関心にする

                  もうひとつ、北朝鮮を中心としたアジア太国を創造しようという大計画。

                  日本人たちを朝鮮メディアやブームにより今のうちに骨抜きにし

                  恋愛や美男美女で多くの主婦層や女子供を釣り

                  その利益と見返りで、朝鮮の精神的属国とする。

                  その背後に北朝鮮がいる。

                  日本の天皇のある発言が有名である。

                  「我々皇室は韓国とゆかりが深く、仏教をもってきていただいたから・・・云々」

                  北朝鮮の王族と、日本の天皇家は親戚で、もとは同じ血統だった。

                  つまり、今でも裏では彼らは裏で行き来しているのであった。

                  北朝鮮というとんでもない支配者国家に拉致された日本人の横山めぐみさん(仮称)も

                  横山家が皇室の血を持つということで拉致されており

                  北朝鮮の、天皇北朝王国を創造しようというものだったのである。

                  彼らは日本人がやせ細り、北朝鮮王家の奴隷となって働かされてしまうであろう現実を

                  なにひとつなんともおもってはいない。

                  女神アマテラスの生まれ変わりをかたるあるコメンテーター中臺カオルが

                  自分の著書で、「北朝鮮と日本は兄弟よ。今度来たがやってきてくれたら日本をささげてちょうだい」

                  とにこやかに話していた。

                  そしてその彼女が言う前世、女の天照大神というものは偽物である。

                  最初中臺は、彼女の師匠からアマテラスに仕える巫女といわれていた。

                  が、彼女はいきなりそれを覆し、自分をアマテラスというようになった。

                  ここにすべての日本建国の真相があった。

                  とりわけ彼女は中島一族であった。

                  どうして彼女がこれだけ北朝鮮・中国を天皇家とかかわらせたがり、関連付けたがるか

                  それは本当の彼女の前世が女神などではなく

                  当時はヒミコ、日の巫女という存在は、個人名ではなく役職だった。

                  だが日巫女を名乗れるものはただ一人。本当に表に出ないのが本当のヒミコだった。

                  その日巫女になろうとして、外来の勢力とスパイをしてしまった野心に燃え上がる巫女がいた。

                  それが彼女の紛れもない前世である。

                  卑弥呼につかえたもう一人の日の巫女、役1000人以上にもわたった巫女軍団の中でも大きい

                  存在の巫女。占いや呪術に優れた偽物の日の巫女。

                  彼女が240年以降の時代、邪馬台国の女王ヒミコとして、本物のヒミコを中国からの勢力に売り飛ばして

                  なり変わってしまったのである。これが悲劇の始まりだった。

                  もう一度日本は、そんな世界になろうとしているのである。

                  中臺女史の言動や活動は、生まれ変わっても変わっていない。偽物の天照大神の行動を如実に表しているといえる。

                  唐突に時は昭和にさかのぼる。

                  ちぃこは松浦川を一生けんめいはしった。

                  そしたら得体の知らない時空に飛び込んだ。

                  「?ここはどこ?」

                  おどろくとそこには、おおくの世界を絵に描かれた

                  円盤のような部屋が存在した。

                  「こ、ここはどこなんや?」ちいこは自分の置かれた状況に驚く。

                  「一切の乱れを正し、初めの大宇宙空間に戻す大神

                  菊理姫(くくりひめ)の分魂であり巫女や。おまえに与えた使命は時間をかけてこの世界でゆっくり学ぶとよい」

                  謎の声が、異空間にこだまする。

                  この主は誰なんだろう?とちい子ほおもう

                  ちいこはそもそもここ最近、自分が金縛りによく合うことを思いだした。

                  いったい自分はどうしてしまったというのだろう?自分には不思議な能力が覚醒したのだろうか?

                  わ、わたしスーパーウーマンにでもなってスプーンでも曲げたり空を飛んだりしちゃうんやろうか?

                  とちぃこはおどろいた。するとめのまえに空間がねじれ

                  大量の歴史の映像がデータのように見える。

                  「お前に与えられた仕事は、千里という人間として将来生まれてくる子供をどんなことをしてでも守り抜くこと。」

                  そうしてひとつ

                  草薙の劒を生み出すこと。

                  は?わたし女だけどなんで剣を生み出すの?

                  「ごめんなさい・・・あんたおかしっちゃなかと?そもそもわたしは小学生です!くくなんとかではありません!

                  算数はできます!余計なお世話です」

                  千里は反抗した。「人は誰しも何らかの神様の系統の力を与えられているの。名前はなくとも、神様の子供なの」

                  そのこえはちぃこをなだめるように教えてくるが、ちぃこはそれがなまじ気味が悪かった。

                  その時一つの異変が起こった。

                  するとその場所のすべての歴史が、千里の体の奥から現れた赤い糸、白い糸、青い糸、金の糸、紫の糸

                  という色とりどりの裁縫セットをひっくり返したような

                  糸が大量に、スパイダーマンのように見え

                  その世界そのものを縛り、高速で世界をカシャカシャとパラレルに再構成しだした・・・・・・・・・・

                  こ、これはどういうこと?私蜘蛛女になっちゃった?

                  「いきなりごめんなさい。千里よ。おまえに与えられた仕事は 世界を再び管理し、作り直すことです。

                  すべての出来事はすでに決まっている。誰にも変えることはできないのよ。

                  あなたがする使命も変えられない。あなたの意志を超えたところに真実があるの。

                  あなたはすでに分かっているわ。

                  これをやらなければもうどうにもならない時間になったのです。時節が来た、ということです。

                  天照大神はもう一度岩戸を開こうとしているのです。忘れましたか?我々の評議会の中で

                  あなたはもっともあの子のことを母として愛していた」

                  厳密に言うならば、神としてのあなたということではなく

                  あなたの奥にいる・・・・

                  ちい子がいた場所は、アカシャと呼ばれる世界のすべてが記録された時空を超越された世界だった。

                  俗にそれはアカシックレコードとも呼ばれ、すべての始まりと終わりが完全に記録されている。

                  一つプロットが見えると、それは

                  石川県の白山だった。

                  モンブランや!

                  ちぃこはそう叫ぶ。

                  「ここにお嬢様が地獄に落とされた結解がある。

                  あなたはこの場所のふたとして利用されている女神の子孫なのです。悪魔たちの計画は、九九厘(くくり 九九%)ほとんど言って成功している。」

                  ますます状況を飲み込めない千里だったが、なぜか自分が状況に適応していることを知る。

                  いや、すごく安心する。どうしてだろう。自分が自分ではないような。

                  千里が目にした歴史の板の前には、大人になった千里がいた。

                  菊理姫は、ありとあらゆる演技や出会い、結果や世界そのものを結び、綾取りのように作り出す管理者の神である。

                  千里がのち大人になり照彦を生みだすころにおとづれた日下部家の真横のもう今は誰も誰も寄り付かない

                  神主もいない廃寺の氏神だった。しかし当然ながらそんなことを彼女は今後も知ることはなく成長し子を産むことになる。

                  これから先も、この言葉を振り返ることは、千里はなかったのである。

                  ちよにやちよに、よくそだて、ちぃこや・・・・・

                  その声は暖かくこだまし、ちい子を見守った。

                  千里は子供のころから、自分がたまに一人世界から取り残され、

                  不思議な夢のような世界に招かれる体験をよくよくするようになっていた。

                  だが、照彦が生まれるようになってからはそんなこともなくなり

                  普通の主婦として生活するようになっていた。

                  ある日手を見ると金粉が手から噴き出すようになった。

                  ちい子は照彦が帰還することを「鴉」という秘密組織からすべて聞き出していた。

                  息子がなぜ彼らにつけ狙われるか

                  それは、彼そのものがこの日本の命運を握る重大な秘密を知っているからとのことであった。

                  かれの内側にある一種の潜在的な力は、鴉の連中が管理している

                  永遠に世に出すまいと覚悟していた神社の神霊が横流しした力であるということ。

                  霊や神など信じたことがなかった千里だったが、幼いころに体験したあれらの出来事は、嘘ではないこともわかっている。

                  そうなると、なまじ馬鹿にすることもできないし、現実的に照彦は18歳の時からたびたび

                  疾走しているし、家族を避けるようになっている。

                  夢を照彦も見るようになってきている。

                  そんないやだ、もうあんな体験は終わりにしたいという千里と

                  それ以上に私の恐れる道に入っていく照彦。

                  二人の間に距離が生まれるのは明らかだった。

                  だがそれ以上に照彦は千里を追いかけていた。

                  千里も照彦を追いかけて走った。

                  それらが一つになることはなく

                  照彦はセリナとであった。

                  そしてセリナと八幡は千里と姿を変え出会っていた。

                  「なんだかわからないけど、わたしはふつうにもどりたーい!」

                  ちぃこはおおきなこえでそうわななくと、奥から出てきた白い糸が異次元へとび

                  セリナとであったころ、九尾の狐と交戦している照彦をつかんで大きくバウンドさせた。

                  「かあさん!?」照彦は姿を見る出なく覇気でなぜか感づいた。

                  糸に飛び乗って大きく跳躍した照彦は、太陽と重なり地面に剣をたたきつけた。

                  「いまぼく・・・・」

                  「なんだ、今の技は」

                  綾なす縁起は造化の力

                  「ひっひっひ!おもしろくなってきましたなあ!!!!日下部家の一人息子さん!」九尾の狐が笑う

                  「セリナは渡さない!」

                  歴史は繰り返すのではなく、新しくより戻される。

                  そして再び輝く魂。それが千里とテルヒコとセリナの横顔となって映し出されていた。

                  彼らは無自覚ながら、同じ時空にいた。

                  このとき、すべての歴史が神の意志により修正されようとしていた。

                  千里はのちの時代、30歳前後のころ、鴉の組織に内部加入する。

                  そこで八本足の鴉のおおきなシンボルが、ショッカーのごとく掲げられていた。

                  そこには大きな声が、天からスピーカーで流れてゴズサマといわれる神が陰陽師や従業員らに掛け声をかけ点呼を取る。

                  「きょうも偉大なる我らの一族に」

                  何やら血統や格式を重んじる人々のようだった。

                  日本を守る一族を自負する彼らは、日本のすべての神社やすべての霊能者たちを育て上げるプロ集団だという

                  それだけではなく政治経済芸能といったありとあらゆるジャンルに精通する裏の世界のビッグボスなのだと

                  鴉で知り合った仲間からは聞いた。日本のどの勢力も彼らの逆らうことはできない。

                  表面的には知られることはなく一切戸籍も何も本部の連中は消されている。

                  まさしく闇で日本を支配する人々。「我々は大いなる鴉の末裔なり!」

                  その傍流である真名井神社の一角では、天火明の札をにぎった神官の姿があった。

                  筒塩志摩子(つつしおしまこ)という老人は、その神社の立て札を見て、こうつぶやいた。

                  「xxxx年。鎮まる神の神はかり。御子のみあれの時ぞ近づく」

                  この筒塩志摩子、シマコの生まれ変わりだった。

                  シマコはあれから邪馬台国の一軒で、逃げに逃げ延び、イワレヒコらに従った。

                  そうしてモノノベと言う一団と婚姻関係を結び

                  自ら天照彦の遺志を受け継いだ約束を守り、天照国照彦火明命饒速日命(あまてるくにてるひこほあかりにぎはやひのみこと)

                  というながい長い名前を名乗った。だが神社にまつったのはけして自分を神としておがませまつったのではなかった。

                  「王子、俺が取り戻して見せます。天照彦・・・・・・・・・・」

                  シマコが祭ったのは磔にあい生皮をはがされ死んだ、イヨやヒミコを奪われた大親友天照彦のほうだった。

                  ふたたび、ふたたび、ふたたび王子は帰ってくる。そう約束したんだ、そうでないと俺は許せない。

                  そうでなければ本当にすべてをあの人は捨てたということになる。

                  そのときまで、俺が天照の2代目として彼を守っていこう。

                  「すべてがわかる、その日まで、その時まで。その時までどんなことがあっても、俺は耐えてみせる。おれは守り続けてみせる。

                  イヨ様たちとまたいっしょにあえるかな・・・・・・?」

                  「も、あえねーだろーなー。すべて死んだのだから、大和も、ヤマトの民も、女たちもねえ♪うほほほ」

                  うしろに黒い影を見る。黒い影は牛のような山羊のような姿となり、さも卑猥にうれしそうに笑うのだった。

                  「イヨ様が死んでも天照彦様が死んでも、俺を殺したらすべてが終わるんだぜ?」

                  シマコもこの日を境にこの国と戦っていこうと決意したのだった。

                  自分が饒速日という人物となり、

                  饒速日という人物は、かつての天照彦は自分が存在している限り自分が守護してそのほかの誰にも指一本名乗らせなければいい。

                  それが最後の忠義というものだ、自分にできる最後の抵抗だ。

                  自分が仲間たちとともに日本のナンバー2となり、

                  実質的な裏のトップとなって彼の志を果たそうじゃないか。

                  シマコと天照彦は遠くに離れていても心の底では互いに分かり合っていた。

                  天国で天照彦はこの姿を見て言葉が出せなかった。

                  シマコとそれに縁のある同族の神官らで、真っ黒い旗がかかげられた

                  「俺たちは鴉だ。世を忍び歴史を受け継ぐ、また、すべてが終わりになるときまで、かくして隠して隠し続ける、悪役だ!」

                  シマコは天照彦に命令されたことを思い出し涙が流れそうな気持になりながらも

                  男の約束を、自分が悪役になっても、演じきっても守ろうと思ったのだった。

                  だが、シマコのやりかたは正道にのっとったヤマトの正しい祀り方だったのに対し、

                  その部下らはことごとく悪魔とその部下にやられてしまった。裏切りがあったのである。

                  心を殺した決意や誓いは、それ以外の誰にも分らなかった。

                  時代を経るにしたがって、シマコの大から遠く離れた京都の鴉の本部は、神のいる地ではなく

                  日本の中で最も古代の神、とりわけ青龍・姫大神を

                  いかに苦しませるか、いかに拷問していかに弄ぶか、いかにいたぶるかを追求したシステムを年を重ねるほどに

                  進化していった。まず神話に載せない。経典に載せても地獄の大便所の掃除係として末端の存在として辱めた。

                  そしてあろうことか、鴉本部である甲鳥神社の地下に、その本源はあった・・・・・・・・・!

                  そんなこともすべての人が完全に忘れ去ってしまった1000年後、千里はまさにその神社付近の甲鳥神社にいた。

                  「照彦が帰ってくるなら、相手が何でも関係ないわ」

                  そこにはウェダという男の神職がいた

                  「我々は伊勢神宮で神官を行う傍ら、もうひとつ日本の裏の慈善事業というのを行っている。」

                  それは世のため人のためになる事業ということだったので、千里は安心してついていったが、何か

                  不穏な気がして彼らにいくつかの質問をするが、彼らは多くを語らない。

                  「あなたの息子さんの身柄は我々が一時期お預かりしています。彼に一つ二つ聞きたいことがありまして」

                  鴉の連中はなんだか胡散臭い。

                  彼らが陰陽師のお頭を名乗っている頭目も、ほんとうに本物なのかわからない。

                  影武者がいくつもいて、実体はどこにあるのかつかめない。

                  上層部のものという存在がどこにあるのか知れないのである。

                  また代表者である人も、驚くほど普通で怪しさがないところもあるし

                  自分ごときがそれ以上にかかわってはいけない問題

                  そう千里は実感した。

                  もらった映像には、9本の尻尾があるみたこともない生物と、息子照彦たちが戦いを繰り広げている映像が映った。

                  「これが息子さんの現在の様子です」

                  息子は、ついに私の懸念していたような状況になった・・・・・・・・・・・・・・・!

                  ちいこ、すまん!許してほしい

                  あの時の少女が自分に誤ってくるような感じがした。

                  振り返ると、鴉の本部で祀っている牛の銅像が、やけに気味悪く微笑んでいるように見えた。

                  あれは、なんですか?とたづねると

                  「あれは我々が信仰する神様で、牛頭天王でございます。」

                  とウェダは微笑んだ。

                  牛頭天王。これは「別名スサノヲノミコトと呼ばれています。日本に渡来した、祇園精舎の神です」

                  そういう説明を受け、千里がうなづくと象の奥に、苦悶の表情の青い竜蛇少女の顔が見えた…・・・・・・・・・・・・・・・・

                  見えた、気がした。

                  すると少女時代以来の体験がちぃこを襲った

                  ちいこちいこちいこちいこちいこちいこちいこちいこ

                  そんな声がして、神社の中でポルターガイスト現象が起こった。

                  きゃあああああああああああああああああああああ!

                  千里は叫び、何かが千里に乗り移った。

                  そのとき、「助けてちぃこ!」そう叫ぶ少女のあの懐かしい顔が映る

                  「あなた!淀姫さん?」「わしは・・・・・・・おまえの息子照彦は、もう少しでお前に会いに来る!だからその銅像を、壊してくれ!」

                  どうして?そんなことしたらだめじゃない!と千里は止めようとしたが、そのつかの間、別の少女に差も似たような濁った

                  まるで監禁事件の犯人が使う音声のような声が聞こえてきた。

                  「はっはっは!♪残念でしたぁあ〜〜〜〜〜〜〜!おまえが大切に育ててきた息子のことは、もうすべてこちらのものです」

                  「照彦のことを知っているの?照彦を返して!」

                  「や、やめれ!すまんちいこ!いまのはわたしではない!紛らわしくてすまん!

                  誤解するな!この空間にいると偽装してくる奴らが邪魔してくるんじゃ!すまん、わたしは

                  お前を守ってやっているから、お願いだからお前とテルヒコがであうまでは、その場所でこっちの頼みを実行してくれんか!わたしは

                  そいつにやられて・・・・・」

                  「バーカ!おまえは私にすべて付け狙われているんだよ!」

                  「ばか!お前は黙っとれこのうんこ!ごめんなさい!千里!わたしはお前を守っている!そいつが儂の姿を偽って

                  わしを封印したんじゃ!ダブってめんどくさいじゃろうが、こちらを信じろ!」

                  「ははは!なに信じてるの?さいしょからわたしは」

                  「ちい子こっちが本物の声じゃー!」

                  二つの音声がつばぜり合い、ちいこを否定する声と、ちい子を肯定する、昔淀姫神社で出会った声が聞こえ乱れた。

                  だがその女の子がわざわざここにきて、私にそんな変なことを言うことはないし、困っているみたい。

                  照彦を守っているならば、情報を聞き出そう。

                  「意味が分からないわ!あなたは何者なの?」

                  「その神社の地下に儂は眠っておる!その神社のものが知っとる!助けてくれ!」

                  陰陽師の一人が「どうなされた?千里殿。だれかいるのですか」

                  と質問をしてきた。

                  「いや、あの、つかぬことをうかがいますが、本部であるこの甲鳥神社の地下には何かありませんか?」

                  ・・・・・一様に陰陽師たちの顔がくもった。

                  なに?この男たち、私たちに何かを隠しているの?

                  この人たちが慈善事業をやる友愛団体なの?

                  千里は一気に疑わしくなった。

                  「いやべつに伝承を研究しているから。」

                  千里が聞くと、安心したように神社の陰陽師は言った。

                  「いや、この神社の牛頭天皇が、はるか昔この地下にいる青龍をバラバラに切り裂き退治してやったのですよ。まああくまで伝承ですがね」

                  「よ、よこの舟木神社もおお!」少女の声が悲痛に聞こえる

                  「わらにんぎょうが!突き刺さって毎晩いたいの!」

                  わらにんぎょおおおおおおおお????何があったの?この神社?

                  「お前たちの息子は永遠に戻らないよ!バーカ!」とそのもう一つの声は大きく叫び、嬉しそうに馬鹿にして消えた。

                  「すまんちい子、あいつは儂ではなくって、私のいる土地を乗っ取ったんじゃ。あとで儂の説明するところに行ってくれ!」

                  その声を聴いて、指令されたとおりに舟木神社に行くと

                  奥の大木には、明らかにそれがご神体であるのに、裏側には大量の藁人形がくぎでされているのがみえた。

                  「いたいいたいよお!早く抜いて!」そうお願いされるので、千里は早く釘を抜いた。

                  淀川にきて!と依頼されれば淀川に行った。そこに行く途中で、そういえば自分がこの近くの石津紡績で糸をつむぐ仕事をしていたことを思い出す。

                  「昔からワシらは一緒じゃ」少女は千里に説明した。

                  あの藁人形、牛の刻参りは橋姫といって、瀬織津姫がはじめた行事とされるが、

                  瀬織津姫を封印するために行われた儀式が始まりだったのである。金づちでくぎを打たれながら、

                  苦しんで神木に封印され、舟木神社で鬼になってしまうように鬼化の呪いをかけ夜な夜な多くの人々に

                  くぎを打たせていたのである。これを1000年以上やっていたのであった。

                  「わしとお前は友達のようなもんじゃ。すまん、あのへんな声は、あの神社の神に近で封じられていて、その者が妨害してくるんじゃよ。

                  あの神社はスサノヲではなく、スサノヲの名を借りた悪魔を神官らが知らんうちに騙されて、隠してまつらされていたんじゃ。

                  紛らわしくって似ているんじゃ。」

                  「スサノオって神話の神様?あそこの神様は何なの?」

                  「聖書でサタン・・・バールといわれる神じゃ。陰陽師の先祖が大陸から連れてきちょったあ!」

                  千里は愕然とした。自分がいっていたあの神社は、サタンの神社だったのか・・・・・・・・・・・・・・・・

                  「わしがあそこに連れて行ったのも、これも意味があることじゃ。内側から封印を解くためには

                  それをいちいち説明していたら、誰も怖がっていかないから。」

                  「だましたわけではない。照彦を守るためにも、わしが封じられたことを教えたかったのじゃよ」

                  その少女は教えてきた。

                  大阪の桜谷神社にいって!また依頼される。

                  その神社は、大祓の神の地だった。

                  「ここに私が封印されているの!照彦の力を爆発させるには

                  ちいこ、お前の力がいるんじゃ!」

                  千里は子供のころ自分が連れていかれた謎の世界のことを一瞬思いだした。

                  そのとき、千里の体から白い絹糸が飛び出し、それが世界という時空間を割り、

                  一枚のカードを出現させた。「わ、わたし、どうなってるの?」自分の再び目覚めた力に千里はおどろいた。また恐怖した。

                  だが恐怖している暇さえ与えないほど、与えられたカードは大きく迫ってくる。

                  それは聖書の悪魔バフォメットの逆五芒星のカードだった。

                  「これが一つ目の切り札じゃ!これでわしが復活できる!共倒れせんように、使ってやる!」

                  「どういうこと?」

                  「もうひとつだせ!」

                  もっとやってみると、桜谷の地で琵琶湖まで伸びた絹糸は9つのカードを出現させた

                  「星神アマツミカボシ」

                  「住吉三神 ハヤアキツヒメ・アキツヒコ  イドブキヌシ 白山菊理姫 八幡大仙人 肝川八大竜神 セリナ」

                  セ、セリナチャン?????!

                  神が次々と変化し、その本当の姿に変わってゆくとセリナは言う。

                  すべての神が日下部家とテルヒコ、そして千里をこれから守護してゆく。そう少女は言うのだった。

                  あの子は、なんでこのカードに?

                  なに!?
                  ・・・・・・・・

                  最後に現れたセリナのカードは

                  淀姫

                  そして

                  瀬織津姫  という名前になった

                  なまえが・・・もどった!少女は大喜びしたかのような声で叫んでいいはなった。

                  「ちぃこ!・・・・・・・・・・千里、さん」

                  「わたしは・・・・・・・・・・・・セリナなの。あなたのことを子供のころから見守っていた淀姫というのは私のこと。」

                  淀姫と淀川、ああ!そういうつながりか!あそこの大阪にあった淀姫の神社も、そうか・・・・・・・・・・・・・・・・

                  すべてが点と線がつながった気持だった。各地で姿を変えながら、彼女はずっと私たちのことを見ていた。

                  私たちが知らなかっただけで、ずっとほんとうはほんとうは、私を、照彦を

                  セリナチャン、あなたはいったい何者なの??・・・・・・・・・・?

                  「私は人間ではないの。今まで黙ってごめんなさい。ちぃこ、これから私とともに、照彦を守ってほしいの!」

                  千里は何かを解するように、うなづいた。

                  すると横には、ちぃこが切ったカードの神々が瞬時に召喚されていた。

                  「姫様の身柄をよろしく頼みます。あのお方はあなたに多くのことを伝えてきたのです」

                  ハヤアキツヒメが千里に説明し、千里たちは空を見た

                  琵琶湖から青龍が出現する映像と、青龍が何者かと戦っている姿が見えた。

                  さっきまでの大悪魔が琵琶湖の頂上に

                  大声をあげて見えた。

                  「はははははは!わたしの計画は九九厘大成功していたのだがな!まさか菊理姫のお嬢様にこうもうまく防がれるとは!

                  いいだろう!おまえんとこのそだちのいいおぼっちゃま、この私の栄養分となっていただこう」

                  なるほど!九九パーセント、九十九厘とはこのことだったのか!それは、そういうことか・・・・・

                  この蓋のことか!母親にふさがれた神の蓋。封印と隠ぺい、隠された蓋。

                  「自分の子供を奪われたこと、あなたにはある?」

                  「私は感情というものがない。だからあなた方とは会話が成立しないよ」

                  「この神にたてつくとは、あなたがたは恐れを知らないようだな!」

                  おそれ・・・・ですって?

                  ははは!そうね、確かにあなたはこの世の神だものね。

                  「あなたに感情というものが芽生える日まで、わたしは照彦とともにあなたに向き合ってゆくわ」

                  それと・・・・・・・・・あんた、うちの子をどれだけ馬鹿にしているの?

                  あのこは普通にテントで長い間サバイバルしていける子よ。

                  ホームレスより過酷な現実を、いじめも自殺未遂も残飯食べて張って生きることも

                  何でもできる私の育てた、いや神様が育てた、そういうすごい子なの。戦争が起こって

                  核爆弾が飛んできても、ナイフでさされても何とか奇跡の生還を遂げるわ!

                  あんたがこの世の神を気取るなら、その神を引きずりおろす冒涜モノは、うちの子よ!あんたのようなたいしたことのない玉が何億いたって、

                  うちの子を殺すことはできないわ。

                  そう断言します。

                  あんたが神ならわたしとうちの息子は悪魔になる!

                  あの子は何度死んでもまた再び戻ってくる!

                  あの子は不滅なのよ。そしてあの子が社会的に失うものはないもないわ。

                  あの子をだましたって、最後の最後でそれでも必ず執念深くあなたに立ち向かうでしょう。

                  あの子はこの世の中からしたら確かに無価値な存在かもしれないけれど

                  (だからいいんですよ)そう八幡が言う。

                  「この世の中から見たらゴミだからよいのです。ゴミのようなこんな非道な世の中でゴミと思われる。

                  ゴミであればあるほどいい。クズであればあるほどに磨かれている。クズの中から宝石が出ることだってありますよ。

                  それは、いわば神だということです!お宅の息子さんは、たった一人我々が責任もっておくり込んだこの世の光ですよ。

                  すべて知っているのです。もうはるか古代の昔から・・・・・・・・・・・・・・・・」

                  「すべてあんたの計画は、お見通しだ!どうぞうちの恐れを知らない冒涜息子をかわいがってあげて!」

                  八幡が千里の発言に妙な気迫を覚えた。

                  「こいつらあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

                  サタンは自由に身動きが取れないことに気づく。

                  体のすべてに絹糸ががんじがらめに絡みついているのである。

                  「わたしはセリナチャンの・・・・・セリナちゃんが神様だったころの代役だったのよ。

                  あなたを異次元に送り飛ばすこともできる!」

                  千里が念じると、十一面観音のようにありとあらゆる絹糸が縦横無尽にサタンをからめとり、

                  地球を何周分もぶんぶんと振り回した。実体のない悪魔であっても、千里の力でビル群には正しく質量をもって衝突し

                  ハンマー投げさながらのように、それこそばい菌マンがアンパンマンにアンパンチされるようにな爽快さで投げ飛ばされ

                  甲鳥神社の本殿に正確な位置情報を検索され送還されてしまった。

                  すべてはオートメーション。天体すら運航できる菊理姫大神の実力であった。

                  菊理姫と瀬織津姫は、聖母マリアとマグダラのマリアの力を持っている。

                  二人が救世主の母であり、恋人という両方の側面を保有する同一の女神だったのである。

                  ちぃこの生まれ年は犬歳。犬の星はシリウス。シリウスはセイリオスともいい、瀬織津姫の語源である。

                  姫が黒い犬を影として使う理由である。

                  そのときセリナと千里は一つに重なり、魂の中である声が聞こえた。

                  「悪魔に対抗する唯一の手段はこれしかないわ。照彦を迎え入れるシステムを用意しましょう。」

                  これは、今後人類の未来を変える事件になってゆくかもしれない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                  これが、ようやく本編で登場することとなる

                  新時代革命システム・クサカセイバーである。

                  天使と悪魔の全面戦争がここに始まった。

                  照彦は夢で地元の八坂神社にいた。

                  そこには、なぜか黒い犬がいた。黒い犬が、照彦を激しくにらんで憎らしげにしていた。

                  すると、そのあと子供のころ乗ってきた龍とともに見た映像、黄金の仏像が見える。

                  仏像は、テルヒコの額に記号を送り込む。

                  照彦は発狂した。

                  それは、龍蛇の口に櫛が刺さってとどめを刺しているようなイメージ。

                  これで倒せと言わんばかりの記号である。

                  (クシナダの転輪)これは最強の護符神である。

                  黄金の大仏は言った。

                  クシナダ・・・・・・・・・・・・・・・・・・クシナダ姫?

                  そしてまた八坂神社に戻ると犬がいる。

                  この犬、なんだ?クシナダ姫といい、僕の子供のころの夢とつながっているのか?

                  あっ・・・・・・・・・・・これって。

                  狼様・・・・・・・・・・・・・・・・いや、大神様?

                  あ、狼様・・・・・テルヒコの少年時代の声がした。

                  「テルヒコ!テルヒコ!・・・私のことを迎えに来て!」

                  そういう声がした気がした。

                  その人を追いかけて走って行くも、だれとも出会えない。

                  いったいどうしたのだ。

                  クシナダの転輪とは、クシナダヒメがもとのすがたに変じた姿。大蛇の奥に刺さった櫛のような何か。

                  それこそが、草薙の劒のことだった。

                  照彦は自分に与えられた力の正体が

                  どれほどのものであるか理解していなかった。

                  どれだけ激しく戦い抜いても、真実はそこにはないような気がして苦しんだ。

                  そこには、白いドレスの女性がいた。そこには、女性に張り付いた無数のウジ虫

                  それだけではない。黒い何かの塊があった。

                  よくみてみると、女性をむさぼっている多数の触手をうごめかせる角の生えた影。

                  ・・・!

                  「君の母は、永遠の地獄に落ちたよ!もうだれにも助けることはできない!君にもできんぞ!」

                  鬼のような顔をした怪物が、テルヒコの目の前で、ドレスの女性をとりついて

                  にやついている。

                  目の前には、剣があった。「これであいつを倒して」

                  照彦は剣で目の前にある悪魔に立ち向かおうかとおもった。

                  だがしかし、悪魔の姿を見ると、女の人と下半身でつながっていて、継ぎ目がなくなっていた。

                  これは悪夢だ。照彦は夢の中でおもった。

                  悪夢が覚めるならば、この悪魔を倒せば抜け出せるのではないか。

                  目の前にある劒で、悪魔を突き刺した。

                  ぎゃー!悪魔が消え去ったかと思うと、目の前には

                  血を流して苦しむセリナがいた。

                  はっ!照彦は自分が見た景色が何なのか理解できず、おどろいた。

                  「子供の時の約束を思い出して!」そういう声が、女性から聞こえた。

                  照彦はなぜか、無意識に真っ赤に輝く劒を草薙の劒へ変え、

                  青い青龍と化したセリナと闘いを始めていた。

                  (おまえがいつまでたってもきづかないから!)

                  闘いは激しく数時間に続いた。

                  闘う中で、彼女ともみ合いとなり、気が付けば彼女と抱き合うかたちとなっていた。

                  「テルヒコ!大好き!」なぜか照彦はセリナに愛されていた。

                  おまえがいなければワシは何もできない!お願いだから私を奴から奪い取って!

                  照彦はどうしたらいいかわからず、セリナの愛情と震える彼女を抱きしめた。

                  セリナは黒い犬となり、逃げ去った。

                  黒い犬の額には、逆五芒星が輝いた。

                  これをみたとき照彦はわかった。

                  照彦はセリナとの出会いから、彼女の犬の姿のことを聞いたら

                  「あれはわしの影なのじゃ。そのままだと敵にばれるときに、影を飛ばしてそのあとで来てから情報を教えてる」といわれた。

                  なぜセリナが相手の連中から逃げるのかわからなかったが、多くの事情があるらしい。

                  シリウスとは、フリーメーソンをはじめとする、鴉の連中があがめる神であった。

                  それは大犬であり、DOGは逆転させるとGOD

                  瀬織津姫はシリウスであり、セイリオス(天狼座)とされた。

                  大犬はこの神の使い。ということはセリナもそうなのか?

                  セリナは、誰かにああやって閉じ込められているのか…?

                  目を覚ますとそこにはテルヒコをことを見つめるセリナがあった。

                  初めて照彦はセリナを自分から抱きしめ、ふたりはそのまま眠りに落ちた。

                  彼女のもの言いたげな表情、たまに夢にすら入り込んでくる時があるこの子。

                  「さっきのことだれにもいわないで」そうセリナに言われている気がして、照彦は悪寒を走らせた。

                  彼女の中になにかがある。

                  彼女は僕でさえ知れない苦しみを経験している。

                  それを照彦は感じていた。

                  悪魔は神になりたがる。とにもかくにも、サタンはセリナの本体、姫大神に憑依し

                  地獄の大王となった。悪の三羽鳥をそろえ

                  地上の支配者として、裏から世界そのものをすべてにおいて支配しようと計画していた。

                  サタンは極限まで神の偽装をするのだ。

                  神の声の模写から姿の模写、何でもまねる。死者の声まねからデータ収集

                  すべてを得意とするのだ。

                  世界そのもののすべてを支配するのはサタンである。

                  闇の勢力が世界を支配するため、世界に希望はないのである。

                  悪の三位一体。悪の三幹部

                  サタン・九尾のキツネ・ヤマタノオロチ

                  悪意に嘘に暴力

                  悪魔と戦えるのは天照大神のみしかいない。

                  それが救世主なのである。

                  実には日本の神道というのは聖書をベースに作成されたのである。

                  秦の始皇帝の子孫である秦氏は

                  サタンに魂を売り飛ばし全世界を支配しようと思い

                  日本に部下の徐福とともにやってきた。

                  物部という集団は牛を拝んだ。バール神、サタンを拝み倒しそれを牛頭神といった。

                  牛神の部下は、世界を支配する野望を抱きそのためだけにすべてをおこそうとおもったのである。

                  「牛頭神様!私たちにも権威を与えて、世界の権力者にしてください!」

                  そう懇願するĪT会社の社長がやってきた。

                  そのしたに多くの会社の重役から政治家、芸術家に思想家、おおくの人々が

                  あこがれるように大きな牛神のシンボルに集まり牛を拝み倒していた。

                  「ハハハ!お前たちはこの牛頭大神に命を渡してくれるならば、世界中のどんな成功も権力も授けよう!望みをかけ!」

                  「この少年は?」モニターには照彦が映る

                  「この少年は我々の行動を著しく邪魔しているおろかなものだ」

                  「ははは!牛頭様にたてつこうなどとは、無力な愚か者にもほどがありますなあ!」

                  その周囲に多くの怪しげな格好をした怪人たちが

                  それらは地上での三位一体の部下として、世界中の

                  勝ち組 として高層ビルで今日もワインを飲んでいる。

                  多くの幹部らが、地上の成功者として嗤った少年は確かに地上で言うところの負け犬、負け組であった。

                  「だがどうしてこんな男に牛頭神様は目を付けなさるのです?!」

                  「それはな・・・・・」

                  それらに対抗するように三位一体もいるのだ

                  それは日本列島であるセリナそのもの

                  主神 姫大神 そして

                  導きの親八幡神

                  救世主天照大神

                  この男、天照大神とはいったい誰なのか……………

                  神秘のベールに包まれたその超存在

                  時空粉砕に空間出現 なんでもありのその神の一人子

                  アマテラス

                  彼らが三柱そろっての真の三位一体の救世神が誕生する。

                  悪の神と善の神

                  二つの存在が今最後の戦いを始めようとしていた。

                  ヒメとアマテラス・八幡神

                  三つの神の力は本来ひとつである。

                  この力を三位一体、トリニティという。

                  三つの意思は一つであり、またそれぞれ夫婦や親子として完全に別存在として連動する。

                  神々のフォーメーションとして完璧に動いて行けるこのチームは

                  唯一絶体神ヤハウェの分身として、聖書の神と同じ存在として日本で鮮やかによみがえる。

                  そしてそれが完成した時岩戸開きがなされ

                  日本人全員が天照大神の子孫また分身として

                  サタンの支配を解放されるのである。

                  世界全体が日本人のエネルギーと神霊力を驚き

                  確かに日本には神がいることを実感するであろう。

                  三位一体真のトリニティ

                  それらが始まる瞬間 世界が180度すべての常識がひっくり返る

                  180度回転するアクション

                  その奇跡こそが天の岩戸開きなのだ!

                  | ともくん | - | - | trackbacks(0) |
                  その名はクサカセイバー
                  0

                     

                    そう、思い出していた。草薙の剣って確か八剱というんだよね。織田信長は八剱神社をまもっているとあった。

                    僕が生まれる前、うちの母は不妊で子供を授からなかった。

                    尾張国は守山に住んでいた父と母は、名古屋で子作りにせっせと励む。

                    しかし、子供はできず母は嘆いた。

                    子供ができればいいと思って、いろいろな神社にお願いに行ったという。

                    だがそもそも父と母が子作りにせっせとせいを出していたところは、

                    かつて1000年間尾張の守山に八剱神社があった跡地だったという。

                    八剱神社跡地。そうかかれた石碑があった公園で、母さんは父と喧嘩して夜遅くまでいたり、

                    跡地の前にあるアパートで暮らしていたんだっけ。

                    八剱というのは草薙の剣の別名 尾張国はヤマタノオロチのような八つの首の龍に神が乗ってきた伝説があるという。

                    この世に神がいるなら、この草薙の剣の霊威に関係する僕の運命というのは

                    もしかしたらもしかすると、生まれる前から決まっていたとか、そういうことなのかな・・・

                    とにかくよくはわからないが、八剱神社の真横で子作りに励んだ結果、その成果が

                    クサカセイバーにかかわらされる僕ということ?と八剱神社には何度も言ったことがあったので、八剱=草薙の剣=クサカセイバー?

                    勝手にそんなことをこじつけようと脳内で考えていた。

                    セリナは大まかな事情と自分のことをすべて思い出していた。

                    だがしかし照彦にはどこから説明すればよいのかわからなかった。

                    「あ、あのさあ、ほんとうにヒ、姫様でいいんだよね?あの、君の本当の名前は?」

                    「姫でいい。なにをじろじろみておる。そんなに儂の容姿がかわってるか。それともやらしい目で見とるのか?こんスケベが」

                    「いや、そういうことじゃないよ!ぼくは自分が何者なのか、なんだかよく思い出せなくって」

                    「自分がだれかを知るために、人間は旅をするものじゃよ」

                    「そういう哲学じみたことはいいんだけど、あのひ、姫は何か知らない?」

                    「儂が姫だということだけを知っていればよい。これからそれは少しづつ思い出せるよ」

                    となんだかすさまじく偉そうに、お前は神かっていうくらいに、その人はいうのであった。

                    というかこの角は何なんだ。人間のそれではない。

                    変わった病気なのか?それとも不思議な惑星にでも飛ばされた…

                    照彦はさっきまで、自分の母親が妙に美しい女性になり、バイクで事故にあったこと

                    それから立て続けに不思議な夢を見るようになって、オリンピックのとき爆発が起こったことなどを思い出した

                    そのあとでいきなり視界が暗くなって…

                    夢の下りは思い出せる。だけれども、それ以外の記憶が一つもないのである。断片的な記憶だけ。

                    あ、そういえば僕は母さんがいたんだ、それだけは覚えている。

                    「そ、そうだ!僕は母さんがいたんだ!母さんに会いたかったんだ!本当は母さんに会いたいとか、母さんのことが気になって」

                    そういったのち、急にセリナは涙を流して照彦をぎゅっと抱きしめていた

                    照彦はセリナの行動が理解できず

                    真っ赤になり失神しそうになった 「なっ、なんだこの展開はー!離せ!」

                    「儂でよければおまえのもうひとりのお母さんになってあげる。一人は寂しいよ?」

                    「ちょっとまて!あなたはそもそも僕と同じくらい、いや明らかに年下だろう?それで母はないだろう!

                    ていうか、あんたは僕のかあさんではないし、これから僕は母さんを探さなくっちゃ!

                    はははっ、とうとう僕は幻覚を見ているんだ…そうだよな、そうでなければこんな女の子と・・・頭でもおかしくなった…」

                    そういうと、セリナは急にむきになり照彦にこういった。

                    「・・・お母さんじゃだめなの?

                    なら今日から儂が"もう一人お母さん"の役!いうなれば何かあった時すぐに召喚できる保護者じゃ!

                    艱難辛苦を指導することのできる指導権を持った師匠じゃ!」

                    だまってついてこい!と引っ張ってくるセリナに迷惑そうにしながら、変わった女と出会ってしまった。

                    どうしてこんなことをこの女は言うのだろう そうおもいながらも

                    自分でも無自覚の暖かさを覚えているのをこの時照彦は気づきもしなかった。

                    「小出しに教えてあげてもいいけど おまえがついてこなければ教えてあげませ〜ん♪」

                    といたづらっこのように話してくるセリナに、先が思いやられた。

                    この女と行動しているうちに変な場所に連れていかれるんではないかしら…という不安と、言葉で表せない安心感と

                    この人と自分はあったことがあるという意識。その落差に戸惑った。

                    セリナとテルヒコは話し合った結果、数日この場所で過ごすこととなった。

                    「この場所は私の目指しているところと遠い。数日この土地で過ごして行動しよう。」

                    「お前のお母さんのことは、実はわしゃしっているのじゃ。だから私についてくればお前のお母さんに会えるよ」

                    「ほんと?でもお母さんのこと君は知っているはずだよね?」

                    「うん、しっている。でも、すべてをはなしたらおまえは絶対に信じることはないじゃろう。だから一回千里に会ってからじゃ」

                    「千里って、僕のかあさんの名前!」

                    少しづつテルヒコは思い出していた。

                    しかし数日過ごすにも食料や寝床はどうしよう。

                    どうやっていけばいいんだろう…と探していると、近辺にスーパーとかがないか、お金はどうしようという考えになる

                    「姫、お金はある?」

                    「あるわけないでしょ!!!どうしてこっちに出させる!お前があるじゃろ?財布もっとらんか?」

                    すごく格言のような覇気で言うなあこの人は。

                    財布を見てみると確かにお金はあった。だが所持金は1000円だけ。極貧男。

                    頼りなさすぎる。

                    これじゃ、何も買えない・・・僕は家もわからない、自分のこともあまりよく思い出せない

                    「おまえはわたしの部下として永遠に一緒に暮らすために目覚めたのよ」

                    と冗談としか思えないようなことをいうセリナをみて、自分が置かれた状況を余計理解できなかった。

                    この不思議な角を持った女と?これからどうやって生きていけばいい。

                    あ、身近な建物があるじゃない!ここならなにかある・・・

                    近づいていくと、そこは民家だった。

                    民家には人はいない。いや、よく見ると、おびえた様な様子の男の子がいた。

                    「どうしたの?ぼうや?お姉ちゃんに話してごらん」

                    そうセリナが丁寧な言葉づかいで言うと少年は「みんな、みんな急にいなくなっちゃったんだ。パパもママも、変な夢を見るようになって」

                    照彦はその言葉に聞きおぼえがあった。自分が同じような状況になったのではないか

                    照彦は少年を抱き寄せ、「だいじょうぶだいじょうぶ。僕たちもここにきたばかりなんだ。お姉ちゃんの角は・・・新種のアイテムだから

                    ほら、天狗の頭につけているあれのような何か・・だから大丈夫。」

                    意味不明な解説をしたら、少年はすんなりと納得した。

                    すると民家の裏から声がした。「プログラムは正確な場所に配置しました。例の男が女を連れてきました」

                    少年の足を照彦がみると、足が電磁波で消えかかっているように見えた。「これは?」

                    一瞬で少年の足は元に戻った。目をごしごしとテルヒコはさわるが問題ないかと妙に自分で納得した。

                    その少年の手伝いもあって、セリナとテルヒコは民家に住まわせてもらうようになる。

                    すると翌朝、なぜか少年も消えていた。テルヒコはセリナを呼んだ。するとセリナはだれかとしゃべっていた。

                    セリナは「問題ない。のちのちすべておしえていく。いまだにあやつはすべて思い出せないから」

                    そういわれた。だが、セリナは何かを知っているようだった。

                    すると民家が爆発し狐の仮面をかぶった人間が大量の鴉の集団を映画「ヒッチコック」のように引き連れ

                    テルヒコらの前にやってきた

                    鴉の群れは民家のまわりをとりかこみ、ガラスを破壊し、すべての隙間から侵入し

                    家のなかはめちゃくちゃになった。狐の仮面をかぶった人物は即座に狐そのものに変身した

                    「闇に葬ることはできなかったようだなあ!まだ、すべてのことをあの女が引き起こしてはいない。おい小僧!」

                    「狐が、しゃべった……………!すごい、動物がしゃべる!」

                    「ひゃひゃひゃひゃひゃ!」

                    目の前に狐が現れると、セリナがはなった青い光が変じ、真っ黒い犬の姿となった。

                    犬とキツネが激しく激突した。

                    大犬はキツネと取っ組み合いを繰り広げ

                    大げんかを繰り広げた。鴉が集団でテルヒコを襲った。

                    テルヒコはおどろいて、家にあった大きな花瓶を武器のように持って外に出た。

                    武器が花瓶というセンスに自分で少し興ざめした。

                    ぎゃ〜〜〜〜!とじたばたもがくとセリナがテルヒコにこう叫んだ

                    「・・・・・・・切り札を使うしかなさそうね。」

                    「やつらはお前が邪魔なの!いいかテルヒコ!わたしのいうとおりにしなさい!

                    「心の中で、強く剣をイメージしろ!とにかくやれ!」

                    「日下の剣と念じろ」

                    日下の剣?!なんだそれ?

                    「いいからやってみろ!」

                    テルヒコは日下の剣・・・どう言うイメージで念じればよいのかわからないが

                    とにかく言葉をパニックになりながら一心不乱に念じつづけるとセリナの力がテルヒコにとりついて鉄の剣があらわれた

                    太陽が縮小され太陽がテルヒコになるような幻覚が襲う。

                    太陽の炎がテルヒコを包み自分が太陽そのものである、宇宙の大きな画が太陽系がテルヒコにビジョンで迫ってきた

                    「うわっ!マジで出た!これが・・・」

                    おどろくほど自分がイメージしたとおりに剣がひゅんひゅんテルヒコの腕で踊った。

                    自分の体の速度も人生で考えたこともないほど速く動けるようになっている。

                    どうしたことだろう?反射神経が異常に高くなっているのか?跳ぶ鳥を落とせる勢いだ。

                    その言葉は言葉だけではなく現実のものとなった。

                    「日下部の剣は草を薙ぎ払う太陽の剣!」

                    「おまえは太陽そのものなの!自分を太陽だと思え!テルヒコ!!」

                    「わけわかんないよ!自分はどうすればいいの?」

                    「おもいだして!あなたは太陽なのよ!」

                    え?

                    照彦がセリナにそう叫ばれた瞬間、数年前の夢のことを思い出していた

                    「うをおおおおおお!」

                    「べらべらとしゃべらせておけばあ!こむすめえええ!」

                    狐のしっぽが9本に分かれ、唾液を飛び散らせセリナの犬をかみ殺しテルヒコにむかってくる。

                    「私の影が・・・・・・・・テルヒコ?」

                    テルヒコの周囲を取り囲む鴉の黒い壁が真っ二つに分かれ、

                    鴉の壁を切り開くように照彦が赤い光とともに飛び出してきた

                    閉じ込められてきた大きな扉を強制的にこじ開けるかの如く一閃とともに黒い鴉の扉は開き、中から青年が飛び出した。

                    光とともに太陽を受け飛び出してくるテルヒコの姿が何者かと重なった。

                    狐はかつてみた神代の時代地獄の底へ落した誰かをテルヒコに見た気がした。

                    もしかしたら、そんなことはありえないのだが、"いつか自分はこの男に取り殺されるかもしれない"という

                    馬鹿にしていた存在への理解のできない恐怖に見舞われている自分が理解できなかった。

                    きっとそんなことも自分の気にしすぎだろう。そう言い聞かせ、毅然と打ち消した。

                    「おまえ、あ・・・死にぞこないのガキぃぃぃぃぃいいいいいい!」

                     飛び散る唾液と捨て身の青少年がぶつかるとき、狐とテルヒコは激しくぶつかった。

                    「社会のゴミ!虫けら!お前は地獄にすら落ちれないんだよ!ずっと我々の道具になってもらう!」

                    「なんのことだかしらんが」

                    「ぼくは!」

                    「おまえのことが」

                    「好きになれそうにない!ってことは」

                    「わかった・・・・・・・・・!」

                    「私はお前が好きだがなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!その発言にも愛を感じるぞ!」

                    「愛ってどういうことだあ!憎しみじゃないのか?!僕はお前たちが嫌いだ!」

                    「そんなことこっちのほうがはるか先ー!」

                    「単なる獣!」

                    「獣ではない!ふがっ!」

                    「獣だろ!ほうら、油揚げでもやろうか!」

                    「からかいやがって童貞が!」

                    「ぼくは童貞じゃないいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!・・・・いや?あれ?」

                    「スキあり!」

                    「テルヒコ!危ない!」セリナが妙なタイミングでわってはいる

                    憎くて憎くて仕方がないセリナを恨めしいと思うような表情にその狐の顔は見えた

                    テルヒコは精一杯に、剣をもって、剣道の時習った剣さばきで

                    たたきつぶそうとする。しかしテルヒコは剣道の試合に練習をさぼっていたために

                    ほとんどコツがつかめない。大丈夫、あの時の警棒のようにすればいい・・・と自分に言い聞かせる。

                    だが、それは根性でやり過ごせるはずと言い聞かせ

                    とことん全力で向かっていったが、どんなにがんばっても足が追い付かない。一切に狐をとらえることができない。

                    「武器はここにもあそこにも」

                    狐が入り、テルヒコに自分をこれまであざ笑ってきた人々の幻覚を見せた。

                    「うわあああああ!」

                    くず、ごみ、むしけら・・・・・・多くに笑い声が照彦の脳裏をよぎり、発狂しかける。

                    うるさいうるさいうるさいうるさい!

                    おれはーーーーーーーーーーーーーー!ゴミなんかじゃない!

                    「あんたは太陽よ!」セリナが精いっぱいの声で叫んだ

                    「いやゴミだ!お前に価値はない!」とキツネが打ち消す

                    「お前が死ねー!」剣ではなく、回し蹴りが炸裂する。「はい、どろん」狐は消える。

                    ばあ!狐が眼前に出現する。「ほんっと悪夢だなあ!」テルヒコは罵倒する。罵倒に負けぬ狐。

                    「こんっのっくそ狐!」「ごみ、はいごみ!ゴミ!」「ああ!ゴミだぜ!」「自覚している?」

                    「ゴミにはごみの戦い方があるんだあああああ!」民家の中のごみがすべて狐に飛び込んでくる。

                    「ゴミを馬鹿にするなああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

                    テルヒコの剣が狐の腹部をついていた。「甘いなあお坊ちゃん」

                    狐が照彦そのものに憑依し、さらに幻覚が強烈になる。

                    狐の目に見えたのは、テルヒコではない、大きな龍であった。「もしや、これは・・・」

                    「僕は僕だ!」するとキツネの体内が爆裂四散しテルヒコが飛び出した。狐は一瞬で修復された。

                    自己回復?テルヒコは驚いた。「わたしは殺せないよん♪」

                    「でだしはよかったがどんくさいなあ!花瓶を持ってくるというセンスもなんか・・・どんくさい」

                    冷静にセリナに酷評されるテルヒコ

                    狐の姿がにやついた表情の陰陽師に化け、札を額に張られる。体全身に札を高速で張られてしまう

                    すると札の文字がくっきりと浮かび上がりテルヒコの体に毒が回ったようになり、その場に倒れてしまった。

                    「おもしろいおもしろい!なんだよ〜!おいおい最初の威勢はどうした!おまえは私の姿をとらえることもできない。

                    これまで人生で、何回気持ち悪いって言われましたか?」

                    「何度言われたか?ゴミが」

                    「どうでもいいけれど、僕は、お前みたいな連中が一番嫌いだ。力のない人々から全部全部吸い取って、自分たちの思うようにしようとしている。」

                    全部全部全部、その顔が、その顔がそこに存在するだけで

                    僕は僕は、簡単に自殺すらできない。

                    お前たちを道連れにしてからでなければ、僕はあきらめることさえできない。

                    この気分は何だろう。体が熱くなってきた・・・・・・・・

                    周囲の鴉たちは姿を変え、大量の陰陽師の影となり

                    セリナとテルヒコの周囲を取り囲む。彼らの周囲を黒い塊が覆ってしまった。

                    団子のようになった二人は、鴉たちのなかで密着した。そのときセリナは照彦を抱きしめ彼の体の中にとけいってしまった。

                    「?ひ、姫っ!どうしたんだ?」するとテルヒコの内側にセリナが精神となり現れた。

                    「わたしのすべてをおまえにあげる」セリナがテルヒコの体中に触れると二つの存在は白い一つの光になった。

                    二人は一つになり、テルヒコの脳裏に九本の首を持つ大きな龍が見えた。「わたしをつかえ」

                    セリナはそう叫ぶとセリナの体に血管が走り激しく叫び始めた

                    「きゃああああああ!」セリナの精神は光につつまれたかとおもうと

                    おおきな剣となりテルヒコの腕からおおきな剣が具現化した。

                    「わたしたちはこれで一つよ」

                    テルヒコは今まで味わったことのない安らぎと、探していた自分には足りない何かに包まれているような気がした。

                    体全体が驚くほど軽く、精神がハイ。今まででだれよりも何よりも俊敏に動けるという実感があった。

                    そして体は真っ赤に光が照らされ、人間と思えないような安定した浮遊感と、謎の後光に包まれた。

                    「いままの人生ですべての怨念、想念、すべてかけろ!」

                    わー!とテルヒコは叫んで

                    「おっおっおっ・・・・・」

                    ???謎の言葉を照彦がつぶやいた。

                    「!!」

                    「全部お前のせいだーーーーーーーー!俺の金輪際はおまえらのせいでこうなったんだー!」

                    「うぅおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおあああああおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!」

                    全部全部、消えてしまえばいい。こいつらが許せない。こいつらを消して、自分も消えたい。もうたくさんだ・・・・・・!

                    テルヒコは自分で姫が出してくれた剣を周囲の影にたたきつけると影は人形となり燃え盛り散り散りに木っ端みじんに全滅した。

                    「そうじゃ!テルヒコ!その時の念力が一番よかったぞ!結局はそういう意識の強いのが一番効く!」

                    全力の念力でぶつかったため、全力の自棄の怨念がこれ以上にないほど、効いたのである。

                    「にくめにくめにくめえ!そして悪魔になれえ!」狐が叫ぶ。

                    「憎しみの反対は愛!」

                    「愛が激しいからこそ憎む!が、僕はその前に・・・・・」

                    「お前は人ではない!」

                    そう狐が言う「ぐはあっ!だから、きにくわないんだよ。俺たちからしたら悪魔なんだよお前は」

                    「・・・・・・・・・・同情するよ。」

                    「半分そうかも。ならすきにしていいよ?」

                    「え?」

                    「もう、おわりにしたいんだ」

                    「テルヒコ!」

                    テルヒコが戦意を消した瞬間、急激な変化(こと)が起こった。

                    何百羽といたはずの鴉を一瞬にして炎で燃やしてしまった。

                    テルヒコの長年にわたって地獄の苦しみが、強力な念力となり

                    それが武器となるほどの強さとなっていたのだ。

                    だが、その激しい戦意が焼失した瞬間にすべてのエネルギーがぶり返し相手に戻ってしまった。

                    もうぜんぶぜんぶ、おわりにしたいよ

                    テルヒコのその一言一言が、敵を苦しめていったのだ。

                    戦う意思を消した時、戦いの念が相手にそのままかえってしまったのである。

                    ぐがああああ!火花を散らした戦いもそのままに、テルヒコが戦意喪失したことで予想外の展開を見せる。

                    激しく争っていた何かがぷっつりと糸を切り、兇の意思は暴発し狐たちを襲った。

                    (もう、いいよ)

                    それ以上のことは、照彦がそうはなった瞬間狐の体が爆発したことである。体は一瞬で復元されたが、それ以上に事象が起こった。

                    狐が修復すればするほど体がはじけるのである。もういいよというたび修復しはじけ、

                    だ、だいじょうぶ?というたび修復しはじけ、お、おいというたび修復しはじけ、激しく発狂しそうになる。

                    「わったっしっわ!」きぐるいのようになり、のたうちまわる。それ以上に環境が変わっていった。

                    そして狐の背後の山々が、テルヒコの一閃で消滅した。消滅した後で雲雲そのものが数キロにわたりすべて、定規で計算したように

                    きれいに切り取られた。「な、なんだあの武器は?きいてないぞ!」と焦るのもつかの間

                    そして再び全力で手を振りかざすと、振りかざした先の空間が一瞬ノイズのようにぶれて、残像となった。

                    「く、くうかんがわれたあ?!」眼の前の現実の可視化する映像「現実」そのものがハサミで切り取られるように

                    切断された。その直後に、その余波を地面が受け狐たちは地の底、マントルまで一気に落っこちてしまった

                    「なんじゃそりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」照彦たちは残された大地に残ることができた。

                    キツネやカラスの残骸は全員地の底に落っこち地面は元どうりにふさがった。

                    「草薙の剣」

                    すべてのことが終わったと同時に、世界は元の姿に戻った。

                    なんだかよくわからないが、僕はとんでもないことに首を突っ込んでいるのかもしれない…

                    ひ、姫・・・・!

                    「君、とんでもない能力を持っている!あれはなんなんだ?どうして僕はあんなことを」

                    元に戻ったセリナはばたっと倒れた。「て、テルヒコ…ちょっとお前にいろいろ話しておかないといけないことがある。まずは寝たい」

                    たいへんなことになってしまった。テルヒコはそのあと、数年前に見た夢、18歳の時夢でお爺さんと出会ったあの時の闘いを思い出した。

                    「草薙の劒よ」

                    安心したセリナはガラスが破壊された民家の部屋で、ポットからお茶をついでこういった。

                    「あんた草薙の剣って知ってるでしょ?神話であるあれ。」

                    「おまえは草薙の剣に関わりがある。だからここに呼ばれたのじゃ。」

                    日本書紀で登場する草薙の剣

                    スサノヲノミコトがヤマタノオロチの尻尾から取り出したとされる英雄神のみが持つことを許された神の剣

                    草薙の剣に導かれた人々は

                    精神が弱い人は人格を豹変させ、その人生を破滅させる。手にした王族はすべてのちに滅びる。

                    悪の王たちがなんとしても自分たちのものにしたいと九のあたまをもつ神竜の中に隠し続けていた、そういう神の世界の宝なのよ。

                    おまえはむかしこれを守る約束をある人としたのよ。それをまだ思い出せないだけ。

                    とセリナは言う。草薙の劒というのは概念だ。

                    草薙の剣とは、特定の武器のことではなく、巨大すぎる神そのものの絶対力のことなのだとセリナは続ける。

                    「あの力そのものは、人が持っては絶対にいけない許されざる力。それをあなたは手にしかけた」

                    「ほんとはね、半分あなた死ぬかもって思ったの。でも、死ななかった。それもなぜだか勘づいていた。」

                    どっちなんだよとおもいながらテルヒコは聞き続けた。

                    「この力はあまりにも危険よ。これを手にするということは、すべてを滅ぼすこと。だから今回のことは誰にも言うな」

                    「どうして?その力を君はなぜ持っているの?」

                    「あの力は一つ間違えば宇宙空間の全部を消し去るわ。望めば列島を出現させることもできる。

                    世界を好きなように変えることができる。あなたがさっき使いこなしたのは、奇跡としか思えなかった。

                    でも、あなたを見た時感じた。こころにそれ以上の優しさを持っている。だからこそあの力は使えたんだわ。

                    力をもってすべてを自分のものにしたいと思っているものには到底使いこなせないもの。あの力はあなたに関心を抱いているような気がする。

                    あれはあなたのことをもっと知りたいと思っている。それが私にはわかる」

                    どういうことかテルヒコは理解できなかった。だが、皮膚感覚がその言葉を覚えていた。それだけは感じた。

                    なぜ覚えているのかわからなかった。

                    「わたしも草薙の剣と関係しているの。まだ多くは言えないけれど、とにかくわかりやすく言うとその力を持つことが許されるのは剣が選ぶの。」

                    「選ばれなかったら?」
                    ・・・・・

                    「そのときは精神が異常になって自分の心の作り出した地獄に落ちるか、消えてしまう」

                    「消えるって存在が?」

                    「そう」

                    「あの力のすべてが出されたらどうなるの?」

                    「わたしもわからない。わからないちからなのよ。」

                    「あの狐は僕が人間じゃないと言ってたけど」

                    「た、ただものじゃないという意味。あいつらはうそをよくつくから、振り回されるな」セリナは激しく訂正した。

                    あの力を欲して、悪魔たちはまた自分たちを追っかけてくるだろう。セリナはそう確信していた。

                    セリナはすべてを知っていると直感したテルヒコは言った。

                    セリナが冷静になっているとき、口調が別人のようになっていることをテルヒコは気づかなかった。

                    「わたしにできることがあれば力を貸すわ。その代わり・・・」

                    「あんたはわたしの部下にきょうからなりなさい」

                    テルヒコは真剣な表情のセリナに反抗する気はなくなっていた。

                    な・・・・・・・・

                    「なる・・・よ。それがいまいちばん筋道が通ったことのような気がする。」

                    「なんだかよくわからないが、僕はこれから多くの禍々しいものを生み出す存在と、たたか」

                    「闘うのではない。それは違うぞテルヒコ。」セリナは答えた。最後にお前がしたこと、それが本当の武器だ。

                    改心させる・・・相手を倒すことはお前にはできない。なぜなら奴らは不死身。それを可能とするのはそれ以上の存在、神にしかできない。

                    この世界には、正神界と邪神界があって、それらが果てしない争いを繰り広げており、地球全体も全く例外ではないことを話した。

                    悪を悪として倒すことはだれにもできる、でもそれだけではこの世界は周らない

                    悪役がいて、良い役がいる。私たちにはわからないスケールの世界だが

                    それらの配役。それらが果てしない戦いを続けることで世界は成長し秩序が保たれる。だから倒すのではなく、それ以外の方法で渡り合ってゆく。

                    時にはさっきまでのようにぶつかり合いながらもね・・・・・・・・・・不思議でしょう。

                    奴らは倒しても、基本的に再生する能力がある。だからこそ、悪魔としての機能を弱体化させ、最終的には改心をさせる必要がある。

                    とセリナは語る。セリナはまたいつもの話し方に戻っていた。その時テルヒコはその変化に気づいた。

                    その瞳の奥に、セリナではないもう一人の何かがいた気がした。彼女は誰なんだ?引き込まれてしまいそうだ。

                    「どうして?あいつは生き物ではないの?」

                    「生き物ではなく神じゃ。しかし神といっても悪魔を率いる親玉。九尾の狐といわれておる。わたしたちのかたき。絶対的に

                    認めてはならぬ者どもよ。因縁浅からぬものども。今後その正体はわかってくる。きいつけろよ。みいられぬようにせよ。

                    お前のことをどこまでも付け狙ってくるぞ、注意しろ!」

                    僕は戦う。もう逃げないよ。

                    自分自身と、そして、世界に。運命に。

                    それをしなければいけないならば、してみせる。

                    「闘うと決めたな。」

                    「それまで儂の体を・・・。まあいい。

                    ながく力を使うとと女の子の肉体ではもたん。あとで腰を押せ。

                    あ、あと・・・千里が儂をセリナちゃんっていっても、お前は姫様で通せ。」

                    「セリナっていうの?・・・セリナちゃんか・・・・・・・・・・いい名前じゃない」

                    「これからよろしく、セリナちゃん」

                    「なんだかむかつくのう・・・」

                    「いいじゃない♪・・・・・・セリナちゃん」

                    「気持ち悪いわ!姫じゃろ〜?」セリナに締め上げられ「は、・・・・・・はいすみません、ちょっと調子に乗ってしまいました」

                    テルヒコは冷や汗をかいたと同時に勇気がわいてきた。セリナの表情はほころんでいるようにみえた。

                    セリナとテルヒコはこの場所にはもういられないことを自覚したのち

                    旅立ちの準備を始めた。それと同時に、テルヒコはセリナが知る自分の手掛かりと

                    自分の母親の居場所についても気になり始めていた。

                    それは草薙の剣がもつふしぎなちから・・・

                    自分が持たされた力が、どれほど恐怖すべきものなのか、この時は理解できていなかったのである。

                    この世の中を一瞬にして消し去ることもできる

                    そういうパンドラの箱のなかの謎

                    いったいなんだろう?、この力の本質は

                    | ともくん | - | - | trackbacks(0) |
                    小説※クサカセイバー2部を掲載中! セリナとテルヒコ
                    0

                       

                      天照国照彦火明饒速日命(あまてるくにてるひこほあかりにぎはやひのみこと)

                      と書かれた札を祀る神殿に平安時代の格好をした陰陽師たちが地下室に閉じこもって謎の儀式を行っていた。

                      牛の銅像に向かって礼拝し 先の神札を火で燃やした。

                      「選ばれた者だけが生き残る、そういう世界・・・地変の時や近し」

                      陰陽師たちの集会に、ダークスーツを着た人々がやってくる。

                      「晴明様、わが一族のシェルターへの避難はどうにか準備が整いました」

                      鴉を従えるひとりの一人の謎の美しい少年が、憎らしげな顔で自分の目の前にいる青年を見つめていった。

                      「地上にはびこる蛆虫めら・・・もうすべてはのこらん、この男の処分は頼んだよ」

                      横には照彦が眠っていた。

                      するとその美少年は腕に急激な痛みを覚えころがり始める。

                      体の中から出てきた牛の化け物のような怪物が

                      テルヒコの上でその少年に対し魂の声でこう叫んだ

                      「いったいどこにおるというのだ!この男のどこを探しても、入念に調査させても見当たらぬということはいかなる失態!」

                      「もうしわけございませぬ。私たちが探していた男は、もう能力を完全に失っているのか、人違いであったと・・・・」

                      「ええいならばその男は殺してしまえ!わが一族に関係ない物など、神の名を穢すそこにいるだけでゴミ以下の存在だ。

                      ましてこのものが死のうと、社会的に悲しむものなどおらぬ」

                      周囲の陰陽師たちがもがきくるしむ少年にこうこぞって訪ねた

                      「どうなさったのですか?ゴズさまのご神託はおりなされたか!」

                      ハハハハハハッハ!と少年は高笑いしこうつぶやく

                      「あと10年先は僕たちのすきなようにできるね。おいぼれの政治家たちや皇室の人々も僕たちの存在なくしては何もできない。

                      危険視していたこのおとこから力をもらうのも見当違いだったようだ。あとは安心して僕たちの天下さ」

                      「なんというお力!天照大神様はわれらが鴉の末裔より出でり!」

                      「さすがはわれらが皇祖のお生まれ変わりを名乗られる方だ!」

                      「これまで君の存在はわれら一族の邪魔だったんだよ 消えてもらうよ?あの女と一緒に世間的には失踪したことになってもらう」

                      そうつぶやく奥から見ている存在はキツネの仮面をかぶっていた。

                      多くの陰陽師たちが過ぎ去る中で、その狐仮面だけは姿が風とともに消えていったのである。

                      そう、この狐仮面、この世のものではない。ほかの誰も気が付いていない存在だった。

                      「逃げ切れたかと思っちゃって…馬鹿なやつ。あの世の密偵というのもいるんだよねん♪」

                      照彦はどこかへ陰陽師たちに札を張られて連れていかれた。

                      やくざの穴に埋められるシーンのような、まるでそんなシーンのように。

                      はるか時空を超越したどこかの宇宙で

                      ある時ひとりの女神があった。

                      人ならざる世界の住人のように見えるそれは

                      古代人々に「神」とよばれおそれられた。

                      本来神とは正しく、かつ恐ろしい存在であった。

                      しかしその存在と愛の裏返しである厳しさ、

                      その裏に隠された無限大のやさしさとすべての罪を許す親心は

                      おおくの悪魔たちからは到底悟りきることができず反感を買う

                      丹後半島に浦島がいったとされる冠島が存在している。

                      そこは古代の海族の住んでいた島とされ

                      竜宮城ともいわれる。

                      そこには異空間につながる扉があると言われている

                      この扉は全国各地にあり日本のみならず世界各地に連動している

                      その浦島の名は嶋子と呼ばれ、古代邪馬台国を統治していたアマテラス(海を照らす、天を照らす)とよばれた

                      男性の王子の後世の別名だった。

                      彼が丹後と尾張王国の王族であったことから

                      竜宮空間というのは彼らの氏族の知っている伝説だったのである。

                      竜宮一族は南から海を渡ってやってきた。

                      そのとき経由したのが出雲地方〜日向地方

                      尾張丹波である

                      一族の分散したものは東北に残った。

                      安曇一族、海部氏などといわれ

                      竜宮に行った人々と彼らは呼ばれ

                      その一族の娘は超常的な神がかりを行い

                      精神的には女性が支配し、政治的には男性はそれを補佐するという

                      一大システムをもつ国家であった。

                      そしてそこには草薙の劒があった。

                      それは奪われた。

                      九本の首をもつ神竜の中に隠されたのだ・・・!

                      日輪の国ヤマトを知る人々からはタイカ(大家)という国であったその平和な国は

                      のちに邪馬台国と海外大和朝廷サイドから揶揄されるようになった。その名の通り邪魔な大国家(たいか、大いなる家)だったのである。

                      大化の改新はこれらの事実を抹消したことからついた名前でもある

                      そしてアマテラスという王子の子孫はのちにつ陰陽師を排出する一大勢力となる。

                      アマテラスが存在した日本という国は悪魔に乗っ取られ、外来の勢力の国として変わってしまったのである。

                      子孫たちは大勢が殺され、その子孫は大勢が権力者や支配者に寝がえりその末裔がそれまでいた自分たちの祖先を

                      歴史から抹殺し封印しなければいけなくなった。日本そのものの国土は、巨大な龍神だった。

                      陰陽師たちが運営する拠点である祇園の八坂神社は、そのエネルギー

                      つまり日本を運営する青龍の力を地下で封印するため建造されたものだった

                      青龍の上に社殿を立て、悪魔たちの住処に改造しようとしたのである。

                      青龍は悪魔に侵食され長い間それが続いた

                      とうとう真実の神は悪魔たちに陥れられ

                      その分身は夫婦の神として引き裂かれ日本の西南と東北に幽閉され、

                      その本体は、地獄に落とされ京都の大逆五芒星の結解に封印され

                      陰陽師一派の手引きにより丑の刻参りが行われ、悪魔たちの罠により姫神は地獄の鬼として封印されてしまう。

                      この世の古き神はその存在さえ忘れられて、抹消されてしまう。

                      封じられた神は節分の時豆を投げられる"鬼"といわれるようになる

                      日本人の意識の中に悪魔としてのイメージを植え付けるように陰陽師たちが悪魔と結託してとりつき、宣伝したのである。

                      鬼といわれるだけではなくその本体は徹底的な洗礼を受け、

                      何万匹とウジ虫のいる穢れた世界に落とされ、肉を食い破られ続けた。

                      多くの禍や悪魔たちに体を穢され侵され、べったりとその美しい体に悪の霊たちがとりついた。

                      自分の体を檻として、生きた屍として何百年も臭い空間の中で悪魔たちを閉じ込めなければいけない苦痛。

                      神であってもひとたまりもない。

                      呪札に閉じ込められ、長い長い時間を半永久的に過ごさなければいけないこととなる。

                      絶望の中で誰も助けが来ない中、1000年の時が過ぎようとしていた。

                      しだいに女神からは悪魔の干渉で鬼のごとき角が生え、9本首の大蛇に心と体を乗っ取られていた

                      変貌し浸食されてしまう意識の中で

                      そのとき、こんなことを神(彼女)は考えていた・・・

                      ある春風の吹く日、わたしの胸の中で彼は寝ていた。

                      とても心地よいにおいのする男であった。

                      初々しい横顔からは到底想像もつかないような精悍な表情で

                      わたしをみつめて、わたしのためにすべてのものを愛し守ってくれると

                      いってくれた天照大神や。

                      もはや私の愛した地球も悪魔のもの、地獄のものとなってしまいました。

                      私のもとへ還ってくれるものかと今や遅しとわたしは首を長くして待っている

                      というのに地上世界でうつつを抜かして居る、そう思うと憎らしく感じられる。

                      亡脚の彼方に忘れ去られた儂の色香をどうして拭い去ることができよう

                      橘の色づき腐って果実が熟すまで私は鬼となってそなたが還ってくることを待とうか

                      それともそれを恨みながら

                      そんな夢をみるようになっていました。

                      いま、わたしは醜いアヒルの子となった彼を見つめながら

                      地獄の巣窟で1000年の時を、時間に換算するとさらに何兆年とはるか古代の時空が形成される昔から

                      待ち望んでいた…

                      みんなわたしが仕掛けた物語だと知る由もない。

                      すべてわたしがしたことであり

                      ひとつも私の意識がかかっていないことはない。

                      いま私の姿を私の愛したあの男に見せたら、どう思うだろうか。

                      このような化け物がお前のことを想い続けていたと言って出てきても

                      恐れられてしまうだけなのではないか

                      それでもいいから会いに行きたい。

                      一度でいいから直接的に彼の顔が見たい。

                      いま目の前の黒き四角い箱にこの世でこれから起こるすべてのことが埋め込まれている。

                      この玉手箱を開ければどんな世界にだって・・・

                      パンドラの箱。「はやく、はやくあの子に会いたいなあ!」

                      目の前に黒い箱を持ったその女は、箱のふたを開け

                      光にあふれた花畑に溶け込んでいった。

                      そこには草木が茂り人形のように横たわった一人の男の子がいる

                      男の子は眠っている。女はその男子に近づいて自分の膝に顔をのせた

                      「このまま時間が永遠に停止してしまえばよいのに」

                      そう少女がつぶやくと、周囲の植物は動きを止め

                      世界はすべてのものの動作を消してしまった。

                      空の雲も止まり、川の動きも静止し、太陽も

                      蝶さえも空間に停止したままだ

                      少女はポケットから小さな鏡を出す。

                      その鏡を見つめていると、映し出された少女の顔に亀裂が入る

                      つまり鏡が自然に割れた。

                      鏡が割れた先にその断片が8人女性の顔となった。

                      その中に、ユキと千里がいた。

                      もうひとり、少女にそっくりな人間の姿があった。その姿はだんだん幼児となり、母体の子宮の中にいる胎児になる。

                      胎児のなかに少女は飛び込んだ。

                      自分の姿がある特定の地方にネット検索されるような働きが起こり、その山の情報が少女の意識にダウンロードされ、人格が一つになった。

                      少女の記憶にかつての自分が体験した楽しい思い出が呼び起こされた

                      (セリナ・・・・・もうひとりのわたし)

                      目の前に20代の若さに若返って別人のようになってしまった美女の母がいることを

                      照彦が受け止めることができなかった。そのすがたは、以前見たような気がする女性だった。

                      この女性の腕に抱かされていたような、一瞬だけ腕のぬくもりやドレスの姿が思い出される。あれ?いまおれ。

                      真っ黒い髪に、神々しいまでの美女のすがたになった母。なんだか複雑である。母はもうおばちゃんというイメージで接してきたから

                      なんだかむずがゆいものがある。気を使うというか、美人になっても女性として見てはいないが、だからよけい変にかしこまる。

                      いったい自分の母はどうしてしまったのか、バイクを走らせながら考えていた

                      すると千里は、それまでみていた夢の男が

                      見覚えがあることを想いながら テルヒコに聞いた。

                      「もしかして、これも夢なのかしら?夢ならテルヒコと若返ってデートしたいという

                      私の願望かもしれないからまあいいじゃないの♪なんちゃって

                      若くて美人になれたんだしいうことないわ」

                      「なにいってんのあんた・・・まあ、そうね・・・ほんとに変な夢ってあるよねえ これを受け入れられているってのもなんだかなあ」

                      そんなアホみたいな冗談を言っている余裕が自分たちにはまだあったんだなと

                      テルヒコは思った。しかし本当にこれが夢で済まされるならいいが

                      夢とは現実に思えないほど目の前の光景が美しいからであった。

                      さっきまでのおじさんの声が遠くなり、背中に乗せていた母親の顔が妙に懐かしく感じられる。

                      この人は、本当に俺のかあさんか?それとも、別の誰かなんじゃないのか?

                      そういう気がしつつも、照彦は母親の顔を覗き込む。もう一人のほかの女が乗り移っているような瞳の色が垣間見えた。

                      すると、何者かに憑りつかれた様になり、千里は豹変した

                      「シリウスっていう星、知ってる?」

                      へ?か、かあさん?

                      「しってるんでしょう? 私の名前を…おもいだして!」

                      バイクを走らせる照彦は、その瞳に吸い込まれそうになり、バイクはその瞬間転倒し大事故にあってしまう。

                      ・・・・・・・空中に投げだあされたテルヒコは一つのことを思い出す

                      そうだ、ぼくは・・・・・・・

                      おれは

                      おれは、思い出さなければならない人がいる!

                      そうすると空中でストップモーションとなり、おじさんの言葉が一閃よぎる

                      「テルヒコ。さっき見せた地獄だがなあ、千人だったろ。本当の地獄のレプリカなんだが

                      本物はこの地球に何人のものがいた場所だと思う?クイズだ」

                      「おじさん!さっきいた人数じゃないの?」

                      「人類の半分だよ。」

                      え?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                       

                       

                      すると照彦は、目の前に鉄の劒があることに気づく。

                      なんだここは?そこは、霧島神宮の本山

                      高千穂の峰。あっ、ここは立花神社の由来地だ!鹿児島と宮崎の県境。

                      なんで僕はこの山のてっぺんにいるの?

                      目の前には、天の逆鉾がある!

                      天のサカホコとは、天孫ニニギが高天原から降臨した時、草薙の劒を携えてやってきた

                      そののち国家平定を終了させ、二度とこの鉾が振るわれることの内容、天に向かって正反対に突き刺したのであった。

                      「180度正反対に逆転させる時が来たようよ!天のテルヒコ!」

                      そういう女性の声が、天から聞こえる?僕に何をしろというのだ?!

                      あなたは、今祀っている神社の神を恐れるか、恐れぬか?

                      おまえは、わたしがいうならば、天が言うならば、いま世界のすべての悪を、闇を、罪を、お前自身が体験してきた一切の憎しみを

                      この日本をおおう、すべての神の世界から創り上げてきた矛盾を、切り裂き

                      切り開くことができるか?

                      その女神はいつになく僕に標高何千メーターの寒い、めちゃ寒いこの場でそう訴えてくる。僕は戸惑った。

                      「おまえはそれまで土台にしてきたもののすべてをおそれず、否定する勇気はあるか?」

                      おそれるな?!だって?

                      そうだ。

                      おそれず照彦

                      「お前はこの場所で、新時代の救世主になれ!」

                      その声は、初めて女神の声で僕を試し、そう宣言した。

                      「それか、剣を持つこともできずに、死にさらせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

                      天から雲を割り、電撃が周囲に落っこちる。ひぃいっ!

                      僕はあまりの恐ろしさに、しゅういがこわくて足をすくめる、たっか!このばしょたっか!

                      なんちゅう高さやねん。と関西人でないのに関西弁になる。それほどたっか!いねん笑

                      テルヒコ、私の言うことを聞け。

                      そのサカホコ、アメノムラクモという。

                      またの名を、草薙の劒じゃ!

                      日本を救うその劒は、神が認めたただ一人のものしか持つことは許されておらぬでなあ・・・・・・・・!

                      どうじゃ照彦殿。

                      おまえ、きりかえしてみい。

                      お前の人生に。

                      いいやあもとより!

                      この世そのものに!

                      神ですら愛や善を裏切る真のない弱肉強食の世の中を

                      照彦!おまえはこの劒を握り、ぶったぎることができるかのう?

                      それともおまえにゃむりか?

                      おまえにゃできんかのう?てるひこ。

                      まあそうか。お前程度のたかが下等生物の人間には、

                      死のうとも誰も困らぬ、その程度の地獄に落ちておる人間には、誰も悲しむものも、喜ぶものもおるまい!

                      なら死ねばいいのじゃ!そのほうが神もけっこうじゃ。

                      「おまえのかえりをまっているものなど、どこにもおらぬでのう!」

                      そう残酷な言葉を突き付けられた先に、照彦は、神の言葉ということを忘れ、我を忘れてしまった。

                      「あははははははは!もつか、もてぬか?わしの命令を試すか?わしの命とあらば、おそれず持てるか?照彦!」

                      「・・・・・・・・」

                      「おい、てるひこ!」

                      「さっさと持て!死にぞこない!」

                      ぅぅうおおおおおおおおおおおおお!

                      「おれは、おれはこの世界を変えてやる!」

                      僕は変えてやる。この糞みたいな、蛆虫以下の最高最大の低次元の

                      ゴミにも勝る醜さをデコレーションしたそんな下利便以下の最大最悪この世界を!

                      こんなに自己中心的な人たちばかりの、誇りたくない恥ずかしいこの国をぉおっ!

                      ぼくは、ぼくは、ぼくは・・・・・

                      「怖いのか!ゴミ!」

                      ・・・・・・・・正直言って、怖い。僕が神様の剣を持ったら、僕が地獄に落ちて罰が当たってしまうのじゃないかしら・・・

                      僕はただの人間だ。神様の命令でも、ほんとうについていっていいのか

                      「はっはっは!そうじゃよ!おまえにしてはかしこい!

                      おまえの命がその程度じゃから、試しているのかもしれぬなあ?さあ、どうじゃろ?

                      神の意思を継承する選ばれたものはその劒を持つことを認められているが

                      その劒を持ったものは、基本的に神の怒りに触れ、雷撃を受け地獄に落ちる!

                      神の意思に沿わないものか、それとも神が認めたものか・・・・」

                      さあ!試せ照彦!その劒を握れるか!

                      照彦は、逃げた。

                      だが、あの時コンビニでストレートをかまし損ねた後悔を思い出した時、女神は言った。

                      「おっにげ・・・!」

                      女神の当ては外れた。

                      草薙の劒、サカホコは、剣道の竹刀を放棄し握れなかった照彦の手によって、試合中相手を打ち負かすことすらできなかった

                      虫も殺せないびびりの照彦の手によって握られている。

                      この状況、天国と出るか地獄と出るか。

                      「お前、これから先地獄に落ちるぞ。」女神は言った

                      照彦は地獄に突き落とされる気持ちとなった。が、この時照彦は一気に笑顔になった。

                      「そうですよね、ぼくだから。・・・わかりました!ならば、おとしてください!いきます!」

                      心の中で、僕にできる最大のことがあれば、みんなの役に立つ方法で、僕を流してください・・・・

                      そう祈って、自分が死んだ後のことをかんがえながら、照彦は安らかな気持ちで握った。

                      だが、だんだんすべてに裏切られた時、自分が信じている神に裏切られたときに、照彦の中で腹が立ち始めた。

                      なんだ。もう何もないじゃないか。僕の人生。僕の未来。そうか、最初からすべて

                      いや、なんだ、この劒、動くぞ・・・・・・・・

                      「落ちるならば、徹底的に落ちろ、テルヒコおおおおおおおおおおおおお!それともお前は逃げるのか!また自分から!また世界から!母からあ!」

                      母という言葉が出た時、その声は一瞬弱気になって潤んだかに聞こえた。

                      照彦の何かが爆発した

                      もう我慢できない、すべて捨ててしまえーーーーー!

                      「おれだって、おれだって!よし、ならばなってやる!すべて切り裂いて!すべて乗り越えてやる!

                      神様!俺は恐れないぜ!俺は何一つあなたがそう言うならば、僕はあなたの言う通り、その、どういうものかわかんないけれど、

                      きゅうせいしゅっていうのに、なってみせる!なんかしらんがそれになってみせる!

                      それが僕の未来なら、それになれずに死のうが生きようが知らん!地獄に落ちるなら落ちる!もう落ちてるようなもんだ!

                      死んでも誰も悲しまん!ドーせ、しょせんたかが僕はゴミだ!

                      おれがすべてを飛び越えて、神の子になってやるーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」

                      「うつくしいぞぉおおお!逆転させろ!この冒涜モノがああああああ!!!!!!!!!!!!」

                      ニニギ様、アマテラス様。本当にごめんなさい。あなたたちのことを愛しています。照彦はそういえば数日前初めて

                      自分が祭っていた立花神社の神の名前を知る。アマテラス、ニニギの天孫族。ゴミみたいな僕とは対極的な天国のお偉いさん。

                      なにしろ天孫。その延長が皇室だ。すごい。どこの神様でも心があれば同じじゃないか。

                      竜蛇の女神が、ぼくにはなしかけているのか。命令しているのか。

                      だがなんだって僕がこんな大逆罪みたいなことをせねばならんのだ。天孫の神様の大切な剣だぞ。

                      それを僕ごときが持っていいのか・・・「そのほくろの意味を忘れたか」

                      ん?そういえばぼくの胸には、北斗七星のほくろが・・・・・・・・・・

                      高千穂の峰を起点に、各神社が結べば、北斗七星に出来上がるとテレビでやってた。

                      まさか・・・・・・・これとかんけいが、あるわけ・・・・・・・・

                      「やはりクズはクズか」

                      ふざけんなああああくっそーーーーーー!なんならおれだってやってやるぅよおおおおおおおおおお!

                      やればいいんだろう!やれば!

                      照彦は、ええいと草薙の劒、サカホコを引っこ抜き、天高く太陽に向かって掲げ出でた!

                      サカホコは人力で抜けた。

                      固定してあるはずなのに、照彦の腕力で抜けたのである。

                      人の力では無理なはずだった。

                      すると天から、巨大な光が出てきたかと思うと、大きな稲妻が照彦に直撃した!

                      しぬーーーーーーーーーーーーーーーー!

                      照彦に稲妻が落とされた!

                      ・・・・いきている!ん?おれ、認められたってこと?だいじょうぶって、神に?どういうこと?

                      すると一瞬めのまえに、白い髪の毛の、九本の首を持つ竜を背負う絶世の美少女が現れた

                      「欲しやわが玉・・・・・・・・・・・・・・・・・」 少女は照彦に、口づけをした。

                      テルヒコ!わしとまぐわわれええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

                      人生で初めてのキスだった。

                      まぐわい、神の世界で神同士が婚約し世界を創造する行為である

                      一瞬にしてその状態は完了した。光の少女がテルヒコのへそに天より降臨した時

                      照彦は"それのすべて"と一つとなった。

                      「わたしはこの世のいかなる神よりも、真正唯一の独神なり!」

                      と、照彦が言った。・・・?!ちょ、ぼくなんでいまこんなことを・・・

                      「ちゃうわ!わしじゃ!」照彦に憑依した声は、照彦の意志であることを否定しつよく意志表明した。

                      照彦の魂に神が合一したので、奥から照彦に照彦そのものを通してそうしゃべらせたのである。

                      そういわれたら、その意志は照彦とは違うことに気づく。?!

                      その劒は瞬時にふと小さくなり、刃渡り15センチの食事用のナイフとなった。

                      「おまえのこころのなかの剣は、その程度ということか。」

                      その声はそうつぶやいた。するとめのまえに、女神アマテラスの映像が映った。

                      「こいつに、立ち向かえ!」。女神は姿を変え、真っ黒い角の生えた暗黒の怪物となった。

                      「えっ、この人神様なんじゃ・・・・・・・・・・・」ちがう!

                      「この世に・・・・・・・・・・・・・・・」

                      「この世に神は、いなかったんじゃよ、テルヒコ!」

                      えー!う、うそおおおおおおおおっ!照彦は驚いて、自分の信じてきた価値観が高千穂の峰で粉砕爆発してしまう瞬間に出くわした

                      「そ、そんな、うそだ・・・ぼ、ぼくはこれまで・・・・・・・・・」

                      「そんなこころだから、オマエはこれまで暗闇を歩んできたのではないか?」

                      悪魔となった神の姿は、照彦に襲い掛かった。

                      「テルヒコ!切り返せ!おまえのこころで、おまえの愛で!」

                      照彦は驚き反射神経で悪魔を切りつけてしまった。

                      ナイフは確かに女神アマテラスに突き刺さった。

                      あ、なんて罰当たりな!やってしまったよーーーーーーーー!照彦は驚愕する。

                      信心深い彼としては、それはどんなことがあっても、間違ってもあってはならない光景だった。

                      自分は終わった・・・そう確信した。「ぎゃああああ!」のたうち回る怪物は、血しぶきをあげてのたうち回った。

                      ・・・すると目の前にあった照彦の食事用ナイフは、「これは・・・・」

                      照彦の腕に装着された、真っ白い光に包まれた光の劒となっていた。

                      「この世に神は、いなかった。」二人の背後で、虚構の女神の投影は、キノコ雲とともに爆裂した・・・・・

                      女神の後ろに、照彦があった。

                      そして、彼が持つ剣は、それこそ真の神であった。彼を導き続けた、本当の秘められ続けてきた真実の神であった。

                      そう、それは歴史上初の、世界に真の女神が現れた瞬間だった。

                      「日下部照彦。にぎれ!わたしが劒じゃ」照彦の剣は青龍となり、天に向かって天駆けた。

                      それは、てるひこの魂の中で語った。こぞう!なかなかの度胸気に入ったぞ!

                      それくらいの愛があれば、ワシの道具としてはふさわしい!

                      ・・・愛?!これが、愛なのか?

                      「すべてを捨て、すべて与えられた爆発力、それが愛じゃ!」

                      少年、覚えとけ!そう青龍が叫ぶと、照彦に激突した。

                      「変えてみせい!この世界!」

                      フンッ!初めて照彦は、その光の少女とともに一心同体となり

                      草薙の劒を眼前の太陽の光線ともに一直線に構えた。

                      「いま変える!」 すべての世界を―!

                      そこにはかつてまでの少年の顔はない。とてもすがすがしい、晴天にひや汗をたらして何かをやり切った

                      "人生初何かをやり遂げた顔"があった。

                      日下部千里、そしてその息子照彦、謎の竜蛇少女

                      彼らを導いた先に光を放つその剣

                      すべてを180度(いわと)変えてしまう可能性、そして概念。

                      クサカセイバー(草薙の救世主)が誕生した。

                      「テルヒコ!そうじゃ!それでよかったのじゃ!」

                      わたしは立花神社であんたを見ていたのよ。そしてこの延長の逆ホコにつれてきた。

                      逆さになった世の中を変えるには、ニニギから力を受け継いで、本当の姿にならなければいけない。

                      そう、もうお前は地獄に落ちておる。わしも落ちておる。

                      この世界を天国に変えるのは・・・・・・・・・・・決まっておるではないか。

                      むかしからむかしから、ほんとうはそうだったではないか。

                      あなた・・・・・・

                      今でも変わらないそのよこがおで、わらってよ。もっとわたしだけをみてよ

                      少女の声はむなしく虚空に響いた。

                      「テルヒコ、よろしくな。わしはお前の中の劒じゃ。」

                      劒は打って変わって、それからというもの姿を見せなくなった。

                      その正体が判明するのはその後である。

                      「もう僕は死んだも同然だ!地獄に落とされようが、しるものかー!」

                      照彦は自分の価値観と自我、生命、羞恥心、恐れ、なにもかもを捨てた。

                      そして建前の信仰を捨てさせられ、新しい真実と一体化した。

                      唯一絶対神天照大神が遣わしたニニギの降臨地、それが天の逆ホコである。

                      神の正体を知らない照彦は、そこで漠然と知る唯一神アマテラスという女神の存在に

                      向き合い、ニニギの剣に向き合い、皇国史観から見れば罰当たりそのものな行為として

                      剣を謎の神の声に握らされた。

                      そのことにより、謎の少女と一体化し、それがテルヒコを"何者か"へと変えた。

                      その力を見つめたヘリが、高千穂の峰上空を飛び回りながらこう言った。

                      「NIGIHAYAHI・・・新たな、真のアマテラスがついに出たか」鴉のマークを付けた真っ黒いヘリが照彦らを見て

                      飛び去った後、空には新しい太陽がのぼった。

                      彼らはいったい。

                      そして唯一絶対神である天照大神、その裏にいる本当の唯一絶対神。

                      いまだかつて出ない存在、唯一神の座を引きずりおろされ、地獄の底に落とされた本当の神、

                      照彦と合一し、神の歴史そのものに立ち向かうように命令した神の声の正体とは・・・

                      「照彦・・・・はやくきて」地下室で、蛆がたかった黒い塊とともに、女神はつぶやいた。

                      すべては彼女の謀り。

                      「これから世界のお掃除じゃ!」そう少女は照彦に言った。世界のお掃除・・・・それが大祓。

                      その姫神は、唯一絶対神であるのに、いなかったかのようにされた。

                      それは人間世界だけではない。神の世界でもであった。

                      照彦はこの神とつながりがあった。そのきっかけが千里である。

                      神として認められない神に、どうして世界を変えるきっかけが作れよう。

                      照彦はどういうわけか、"それに"付き合わされたのである。

                      そのためには、すべての常識を地獄に落とされたる神の手で、百八十度逆転させなければいけなかった。

                      普通の人間でさえ、指令でも従うことはできない。

                      とりわけ信心深いテルヒコの場合、よりそんなことは腰が抜けた。

                      だが、無茶なお願いでももう彼の命は神のもの。どう使うかも神のもの。

                      ただ唯一、信仰のみがテルヒコをナビゲートしたのだった。

                      千里はそのころ、玄関で倒れてしまう自分眼前に気が付き目が覚めた。

                      さっきまでのことを思い出し、急いで二階の照彦の部屋にはいる。

                      そこには誰もいなかった。ただ、そこには走り書きで

                      「人生は一睡限りの夢 グッバイ地獄」

                      といたうことばだけがかいてあった。

                      この日から照彦は、社会的に死に、この世界から失踪してしまうこととなる。

                      警察が日下部家に訪れるようになり、照彦は死者として扱われた。

                      だがしかし、千里は照彦が死んだとはどうしても思えなかっえたのだ。

                      もしや自殺……いいえ、間違いない、照彦は死んでいない、別の世界に行ったのよ…

                      絶対にそう、照は彦は、照彦は死んでいないわ!

                      そう誰かに肯定してほしかった。

                      自分の息子が死んだなどと、そういう現実を受け止めたくない、いや

                      死んだにしても、遺体すら見つかっていないのである。だから死んだとは断定できないではないか。

                      もし生き残ってていたとしたら…そうだ、さっきまでの夢

                      あれはなんなんだ?!照彦は、この世ではない別の世界にいったと言うのか?

                      もしそうだとしたら、私が連れて帰らなければ・・・千里は我を忘れて照彦のことを追うようになる。

                      そのとき、家の前にそのまんま日立があらわれた。

                      彼はいつにない神妙な顔で、千里へ行った。

                      「お宅の息子さんは、まだ生きています」

                      それは猿田彦の言葉であった。彼は照彦の現在の行動管理とマネージメントをしていると言い残し去った。

                      彼の父親の役は一時期私が務めます。彼の所在は・・・・・・・・・・

                      鈿女の仮面を外した少女はあの世で笑った。

                      「もう化けの世はすみたわ」

                      世界がひび割れ

                      すべて粉砕され、宇宙の次元空間が新しくなろうとしていた。

                      その数か月後、東北と四国で大地震が起こる。それから立て続けに世界をば天変地異が襲った。

                      世界中で戦争が激化し、天地の審判が起こるように、世界は大混乱に陥ったのである。

                      日本各地のすべてのビル群やコンビナートなどで爆発が起こった。

                      世界各地を襲った大津波はすべてのものを破壊しつくし

                      人々はほとんど生き残っていなかった。まるでそれは照彦の背負った人類の悪意が全人類にそのままぶり返したかのような事象でもあった。

                      60億人以上の人類が大津波で死んだと思われた

                      だが、そののち人々は死んだはずであるのに奇跡の生還を遂げたのであった。

                      みんな普通にベットで目覚め、それまでの津波などなかったかのように

                      ふつうに日常を営みだしたのである。みな奇跡的な自分の状況に驚き

                      「あの災害から30億人が奇跡の生還!謎の自然現象」と世界各地はざわめいた

                      さっきまでのことはなんだったのか だれにもわからなかった。先の大戦や大津波、その被害はどうしたのだろうか?

                      新聞やニュースはこのことばかりでもちきりとなり 物理学者はもとより科学者たちは騒然

                      神の奇跡で人々は助かったとか 別世界に連れてこられた、集団催眠説、闇の組織の陰暴論、 オカルトめいた説などなど

                      人々は自分が置かれた状況を全く理解できなかったのである

                      その中のほぼほとんどの人々が、不思議な異空間につれていかれ

                      そこでか鬼のような人物に出会い、鏡を見せられた

                      そこで自分のしてきたこと、これからすること すべてのことを説明された

                      そして一気に人々の中で「こみの世ではない別の世界が存在した」

                      と証言しだす人々が爆発的に増え、否定するものはほとんど出ない

                      そういう驚くべき状況となってしまったのであるを。

                      この日を境に「人類の革新の記念日」として、もういちどその世界に実験的に代表者を立て

                      橋渡しをしようというプランが出る。そのために全人類の一人かあちらの世界へ向かう引き換えに

                      あの世へ大規模に人々を連れてきてそこで移住nさせ、そこを新天地とするエデンの園を開発してゆく大計画

                      これがのちの「はしひめ」という事件である。

                      その候補者に名乗りを上げたのが、一人の人間の少女だった。

                      彼女の名前を(速川瀬梨那)セリナといった。

                      セリナは全神経を針でつないで、研究所の中で眠りにつくことに決まった。

                      精神のみの存在となり、異次元へ飛ぶ。

                      横には千里の顔があった。

                      千里はセリナを見たとき、幼少のころみた

                      ん黒髪の少女にそっくりなセリナを

                      どこか他人と思えなかったからである。

                      千里は著名な物理学者たちと交流し研究チームを結成セリナのため個人的なパートナーとして

                      協を力していた。裏にはフリーメーソン系列の組織が強く関与していた。

                      メーソンから多額のm援助をもらい計画は進行した。セリナを計画に起用する手伝いをしたのは千里である。

                      それはひそやかな千里のプランのためでもあった。

                      「セリナちゃん。大変かもしれないけど、頑張ってね!」

                      「おばさま、わたしずっと前から言いたかったんですけど」

                      「わたし、こんなこといったら

                      変に思われるかも知れないんだけど

                      かなり昔  ずっとずっと昔」

                      「どうしたの?セリナ」

                      「いや、やっぱりいいです。ごめんなさい」

                      「気を付けてね。あなたの心が産み出した不安やネガティブに精神をおかされないようにね、わたしはナビゲーションをします。」

                      「あっ、やっぱりおばさま、おばさまにだけは…」

                      話がすんだと誤解したxスタッフが間違ってセリナの意識を遮断した。

                      「?!セリナちゃん」

                      千里は驚き会話をしようtとしたが、

                      セリナは深い眠りについた。

                      と同時に画面にはセリナの精神が映し出された。

                      あなたの息子を見たことがある

                      その一言をついに言えなかった

                      セリナは「あの世」へ人類で生きたまま正式な

                      第一号として旅立った。

                      旅立った6日後

                      システムを運営していた研究員たが全員どこかへ消滅した

                      一部始終を知っている千里だけが

                      研究所から逃げ出し、実験の成功と

                      被験者の死亡、続投者を受け入れるための基盤を

                      あの世で行う確約を(鴉)という組織に伝えた。鴉というこの組織、メーソンは日本の別の支部である陰陽道のトップが

                      運営する組織であり照彦の生存をな知っていると千里へ手紙で知らせてきたのである。

                      千里は照彦と出会うために、鴉にすべての研究の情報nを横流ししてしまっていた。

                      しかし、最後のセリナの所在と、一番大切なデータなどについてはすべて秘密にして。

                      表面上は鴉たちに全面協力する形で行動したのだ。

                      セリナを送り届けた千里はなにかをわかったような含み笑いをし自宅に還った

                      そう、セリナは死んだわけではなかった。

                      廃墟と化した施設でセリナはあの世に精神を

                      飛ばす開拓者第一号に秘密裏に選ばれていた。

                      あの世にテルヒコはいるかもしれない。

                      死んだテルヒコに会えるなら

                      わたしもセリナちゃんの後を追おう。ごめんね・・・

                      千里は自分が若い女の子を被験者にしてこんなことをしたという

                      罰を受ける覚悟はできていた。だがそれはセリナの意志でもあった。

                      どうしてこの子はこれまでにこの計画にこだわるのだろうか。

                      セリナのことは自宅のモニターで連絡を取ることにして

                      セリナと千里の開拓作業は始まっていった。

                      毎日あちらでなにをしているか、連絡をもらう。あちらの人々、あちらの世界

                      セリナがみてきたものと

                      自分がしてほしいもの

                      常に連携が行われるのである。

                      セリナは真っ白い光に包まれた世界の先に

                      とある光景を見た。

                      そこは真っ白い宮殿に隼人族を象徴するかのような真っ赤な文様が浮かぶ

                      古代の建物を現代の知識でリファインし立て直したような建築物のある世界だった。

                      そこにいたのは見知らぬ、いやどこかでみおぼえていたような女性たちの集落だった。

                      「ここは・・・・いったいどこなの?わたしは変な世界に来ちゃったようね」

                      世界を散策していると、千里との通信が急に荒くなってしまう

                      「おば様!千里さん!ごめんなさい、ちょっと通信のシンクロをさげますね!」

                      「無理しないで!セリナちゃんの無事を優先させなさい!なにかあったら与えたツールで自分の姿を消しなさい」

                      オプションツールがある。いわゆる漫画で出てくる透明マントのようなものである。

                      魔法学校で学生が多用しているアレとそっくりなもの。精神世界では実現してしまうシステムである。

                      つかったことはないけど、まあ野蛮人たちの集落でもなさそうだからこの先はそれほどのことはない・・・

                      そうおもっていると、

                      横に出てきた10代くらいの巫女みたいな女性の一人が叫んだ。

                      「あっ!このお方は姫様ではないか。なぜこのような恰好をしているのだ」

                      と不思議そうにしている「姫さま?!わたしが、人違いよ!だってわたしは」

                      「いいや、・・・・きみは、厳密にいうともう一人の君については、姫様というお方だよ。君がそれを知らないだけだ。」

                      そういうひげもじゃの屈強な男性がやってくる。「すまん、君には話すことがあまりにも多すぎて、こちらに招いたのは半分こちらの意思なんだ」

                      そういうあと横の女性たちを見渡したのち

                      「あっこの人は何というか、その時代が違うと言うか…」

                      とてつもない戸惑いの中、人々は王宮殿にセリナを招待する

                      モニターにかじりついた千里は我を忘れてしまった。なぜならば多くの女たちばかりの世界の中に

                      まぎれていくセリナの頭部に…

                      あの頃の少女のような姿「こ、これがセリナちゃんなの…」

                      あの世に存在する古代日本の進化した大帝国に

                      セリナはどうやら飛んできてしまっていたのだ。

                      「ここはタイカ。セリナ、いきなり困惑させてしまったかもしれないけど、この世界はすでにすべてのことが起こった後の時空

                      だから未来も過去もなく、大体のことが起こっている。だから未来の電子機器なんかも、ストップモーションで古代の危機と融合してる」

                      昔なのか今なのかちゃんぽんみたいな鍋みたいに

                      おもちゃ箱をひっくり返したような何でもありのごっちゃとなったこの世界

                      どういう仕組みとなっているんだろう。

                      これが俗にいうあの世の正体なんだ。と納得した。

                      実はセリナ、はしひめの被験者に立候補した理由は自分があの世というものにまだかつていった体験をしていないためであった。

                      自分自身が行きたいというのもあったが、それだけではなく、子供のころから自分の姿がどこかの時代の姫であり

                      ある男性を探し続けている夢を何度も何度も見ていたからである。

                      その理由が知りたかった。

                      セリナはほかでもなく、ここの人々の手引きでこちら側の世界に呼ばれていたのであった。

                      そこにいる国王はヒメミコ その妹のイヨ

                      といった。

                      彼女らはセリナの帰還を待ち構えていたのであった。

                      「なんか歴史の教科書で聞いたような名前ね…」

                      するともう一人ハットをかぶった老人が、奥から現れた。

                      「おおお!待ちましたぞ

                      姫様!首を長くしてお待ちしておりましたぞ! 大祓は次の段階へ迫っております」

                      「あなたは・・・・?」

                      「ややっ、じいやをおわすれか!・・・あっ、この方は姫様ではなかった、あまりにお美しく似ておりますゆえ申し訳ない!」

                      するとセリナは突然なにものか、自分とは違う別の自分が奥底から強制的に自分という女らしい人格を壊して

                      あふれ出ていこうとするのを感じてしまった。

                      そう、この感じよ。むかしからこの変な感じ、気持ちの悪い自分が自分でないかんじ、

                      それに悩まされて・・・・・・・ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!

                      セリナは叫んでしまった。

                      と、同時にセリナのからだから青く巨大な龍が出現し

                      「人の体は窮屈でならんかったわああ!ヒミコや 逢いたかったぞ!」

                      周囲に兵がたくさん集まり、女王たちはセリナの周囲に集まった。

                      「姫様!このお鏡をご覧ください!あなた様は再びそのお嬢様の肉体を持って」

                      鏡には自分の姿がことなって映っていた。セリナの姿には額を突き破って角が生えていた

                      「こ、これは・・・」

                      「わが一族が背負った1000年時用にも続く苦しみを、姫様の本体に背負わせてしまって誠に申し訳ありませぬ」

                      女王が言う。

                      「思い出されましたか!地上に生まれ落ちたのでございます!もう一度この世界で人間の女ではなくわれらが大神として・・・」

                      「やじゃ」セリナ、もといセリナを通して目覚めたと思しきその青い龍神はつぶやいた

                      「へ?」

                      「だってぇ、儂はここにいただけじゃつまら〜ん!」

                      「セリナちゃん!大丈夫?!どうしたの!通信して!」

                      「セリナ?ああ、この娘の現世、いや儂の名前だったか。すまん、ちぃ子。覚えておるか。儂じゃ。」

                      「ん?どうしたの?セリナちゃん、いま、あなたはなんていったの?」

                      「テルヒコは今、元気か?」セリナは通信機に向かってつぶやいた。

                      「テルヒコはそっちにとんでいるのではないの?」

                      と千里は驚いて聞き直した。

                      「テルヒコはまだ完全には死んどらん。あの男はもう一度連れ戻す。あとでちぃ子に逢いに行かなければならん。」

                      「姫様、あの者にこれを預けていただけませぬか」

                      いかつい男が透明の剣をセリナに渡す。剣はセリナの中に溶けていった。

                      周囲が驚く。「姫様!」草薙の剣を身に閉じ込めた?

                      「これが草薙の剣を宿すものの正体なの」

                      命を取り戻し、地上に帰還したセリナは、別人と化していた。

                      目が覚めるとセリナはまるですべてを理解したかのように自分の体を見つめた。

                      と同時に、それまでの自分の人格も一切変貌してしまっていた。

                      それまでは流ちょうな語調でしゃべる品行方正の物静かな少女であったのに

                      急に現代に不釣り合いの昔の時代のおてんばなお姫様のようなしゃべり方となっていた。

                      何者かが憑依したというのではなく、まるでセリナがそれまで青龍だったのに

                      自我がそれを否定し認めていなかったかのような劇的な豹変であった。

                      「あー脳が・・・・」

                      「ズボンがよいなあ・・・この恰好は動きづらい。お嬢ちゃんの時は窮屈でならんかったから・・・」

                      「セリナちゃん!いまどこにいるの?!」という声が近くの音響からきこえてくる

                      「・・・ああ、おばさま!さっきはごめんなさい。ちょっとすごいいろいろなことがあって。おば様のもとへいまからむかいいます」

                      「問題なかった?!セリナちゃんごめんなさい わたしセリナちゃんがそこに向かうことで息子と会えると思って…」

                      「さっきのふいに言ってしまった言葉、忘れてください」

                      「え?セリナちゃん?さっきいったこと・・・」

                      「おいおい事情は説明します。 とにかく厄介なことになってきたようだから、わたしはおば様のお宅にむかいますね」

                      「わかったわ。」

                      千里は通信を切った。セリナはだまって施設を出た。まるですがすがしく新しい新生児にでもなったかのように

                      空気を新鮮に吸い込む。

                      体に差し込まれた針やプラグを抜いて、よろめきながら歩いていく

                      そとは一切誰もいない。

                      人気はなかった。「?」外を歩くと、誰も見当たらない。

                      目の前には誰もいない。人そのものの姿が、外の世界にはだれ一人見当たらなかったのである・・・

                      するとセリナには、また目に見えないものが見えるようになっていた。

                      セリナは横を見ると、横には気の優しそうなほっそりした青年が一人倒れていた。

                      こやつはテルヒコ?

                      テルヒコではないか? 不意に口をついてそう言ってしまった。

                      「テルヒコ?だれが?それが・・・僕の名前なのか?」

                      そう照彦は返す、が照彦はながい眠りの中で記憶を失い自分のことを思い出すことができなかった。

                      セリナはテルヒコに「・・・おい、飯を食おう」

                      「ちょっと、ぼくは君の名前を聞いてないよ?ここはどこなんだ?君の、名前は?」

                      「・・・・・・・・・・・・・・姫様よ、今日からわたしを姫様とおよびなさい。お前は私の家来なのです。いきなりでわけがわからんだろうが

                      これからはわたしについてきてほしい。」

                      すっごい変わった女の子だなあ…と内心照彦は思いながら、自分の置かれた状況が理解できないまま、

                      この人は危険ではないかもしれない。

                      妙な安心感をセリナに覚えるのだった。と、同時に照彦はセリナに人とは違った身体的特徴があることに気づく。

                      セリナには、急激な身体変化が起こり頭皮を突き破って謎の角が生えていた。

                      鬼・・・・?龍女か? これ、つくりものなんじゃないのか?

                      「ごめん、一つ聞いていい?き・・・君、その角は・・・本物なのか?」

                      一瞬でセリナはすべてを思い出し、反射的にこうつぶやく。

                      「きなさい。私のことはおいおい話す」

                      「ちょ、ちょっとまってよ、なんてなまえだっけ、そのき、きみ・・・・」

                      「めんどくさいおとこじゃのう お"姫"じゃ!姫様と呼びなさい。鬼だとでも思った?それならあんたは桃太郎ね」

                      「桃太郎?テルなんとかというのが名前じゃないの?・・って、名前はそうだ、僕は照彦だった!日下部照彦!・・・・それいがいはなんだっけ?」

                      「いいから言うこと聞きなさい」

                      「・・・家来だか何だか知らないけど、君はなんなの?」

                      「はなせばながいことになるから

                      簡単にするにはよく説明ができん。あとでいろいろ説明してあげるからついてくるのじゃ」

                      「・・・わかったよ。僕のことを知っているんですね?・・・これからどうすんの?」

                      「あなたが一番大切なものを探しに行くの。まあ、そういうことだから深いことは考えず、この姫についてきなさい!はっはっはっ!」

                      「よかったのう・・・またふたたびおまえと逢えた。」

                      「君は僕のことを知っている・・・」

                      この人は姫様というのか。と照彦が思った瞬間 姫さま?勝手に歩き出すセリナ。

                      お、おい・・・きみ・・・・・・・・・ひ、姫!お〜〜〜〜い!人の話聞こえてます?姫様!

                      テルヒコはセリナを追いかけ、桃太郎と鬼の物語の主従逆転したかのようなパートナーシップが

                      この日初めてできあがったのではなく「復活した」ということになるのだということを

                      テルヒコのほうでは全くこの時はわかっていなかったのだ。

                       

                      | ともくん | - | - | trackbacks(0) |